マルチチャネル(MCF)レポートで使用されるチャネルについて説明します。
マルチチャネル(MCF)レポートでは、各チャネルがトラフィックの参照元となります。MCF チャネル グループは既定のラベルセットで、レポートで表示するチャネルまたはチャネル グループに各ラベルが適用されます。
この記事の内容:MCF チャネルの定義
MCF チャネル グループでは以下のチャネルラベルが定義されており、これらはレポートの既定ラベルとして使用されます。チャネルの定義では大文字と小文字を区別しません。
チャネル | 説明 |
---|---|
Display | メディアが「"display"」または「"cpm"」の接点。広告配信ネットワークが「"Content"」に設定されている Google 広告の接点も含まれます |
Paid Search | Google 広告の検索ネットワークまたはその他の検索エンジン由来で、メディアが「cpc"」または「ppc"」のトラフィック |
Other Advertising | 「"cpc",」、「"ppc"」、「"cpm"」、「"cpv"」、「"cpa"」、「"cpp"」、「"affiliate"」のメディアのタグが設定されているセッション(有料検索は除外) |
Organic Search | 任意の検索エンジンでの無料検索からのトラフィック(メディアが「organic」の場合) |
Social Network | 約 400 のソーシャル ネットワークのうちいずれかからのトラフィック(広告としてタグが設定されていない場合) |
Referral | ソーシャル ネットワーク以外のウェブサイトからのトラフィック |
「email」メディアのタグが設定されているセッション | |
Direct | ウェブサイトの URL をブラウザに入力したか、ブックマークからサイトにアクセスしたユーザーによるセッション(参照元が「(direct)」、およびメディアが「(not set)」または「(none)」の場合) |
(unavailable) または (other) | どのチャネルの定義にも一致しないセッション |
デフォルト チャネル グループでは、キャンペーン マネージャー 360、ディスプレイ&ビデオ 360、検索広告 360 のディメンションを使用できません。ただし、自分で作成したカスタム チャネル グループでは、これらのディメンションを使用できます。
データの表示方法の選択
「アシスト コンバージョン」レポートと「コンバージョン経路」レポートでは、MCF チャネル グループ(上記の表のラベル)、独自のカスタム チャネル グループ、参照元、参照元 / メディア、その他のオプションに基づいてデータを表示できます。この表示は、レポートの表の上にあるプライマリ ディメンションで切り替えます。
- [MCF チャネル グループ] では、上記の表に示すラベルに基づいてチャネルを整理できます。
- [チャネル グループ] を選択すると、独自のラベルをチャネル グループとして定義できます。
- [参照元]、[参照元 / メディア]、[メディア]、または [その他] プルダウン リストの項目を選択すると、参照元、メディア、キーワード(該当する場合)、キャンペーン(該当する場合)に基づいてチャネルを表示できます。たとえば、example.com からの参照はレポートに次のように表示されます。
- 参照元: example.com
- メディア: referral
- 参照元 / メディア: example.com/referral
関連資料
MCF チャネル グループの詳細と独自のラベルを定義する方法については、MCF チャネル グループの作成と使用をご覧ください。