このページは、会社や学校など、各種団体のメール アカウントの管理者を対象としています。個人用の gmail.com アカウントを再開する方法については、無効になったアカウントに関する記事をご覧ください。
ユーザーが Google のメールポリシーに違反したために、Google によって Gmail アカウントが停止された場合、管理者はそのユーザーのメールサービスを Google 管理コンソールで再開できる可能性があります。
ユーザーのアカウントが停止されている間は、ユーザーはメールを送受信できません。ただし、ドライブやカレンダーなど、他の Google サービスはそのまま利用できます。
Gmail アカウントを再開できない場合
Gmail アカウントを再開できない場合は、次のいずれかの理由が考えられます。
- その年の 1 月 1 日以降、同じユーザーのアカウントがすでに 5 回停止されている場合。
- 極端なケースで、Google からアカウントが再開されるまで 24 時間待機するよう求められている場合。
- ユーザーの不正行為のためにそのアカウントが Google によって自動的に停止された場合。
- 従来の G Suite(無償版)を使用している場合。
停止中の Gmail アカウントを再開する
Google によって停止された Gmail アカウントを再開する手順は以下のとおりです。管理者によって停止されたアカウントを再開する方法については、停止中のユーザーを再開するをご覧ください。
Restore a suspended Gmail account
これらの手順を完了するには、適切なユーザー管理権限が必要です。この権限がない場合は、これらの手順を完了するのに必要な設定が一部表示されません。-
- 管理コンソールで、メニュー アイコン [ディレクトリ] [ユーザー] に移動します。
- [ユーザー] リストで目的のユーザーを探します。詳しくは、ユーザー アカウントの検索をご覧ください。
- ユーザーの名前をクリックし、そのユーザーのアカウント ページを開きます。
左上に、ユーザーの Gmail アカウントが停止されている理由を示すメッセージが表示されます。
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(省略可)今後ユーザーが帯域幅制限を超えないようにする方法を Gmail の帯域幅制限で確認します。
- 右上にある [再有効化] をクリックします。
注: [ユーザー] リストで、該当のユーザーの列にある [その他] [再有効化] をクリックする方法もあります。[再有効化] オプションを利用できない場合は、制限が自動的に解除されるまで最長で 24 時間ほど待つ必要があります。なお、この間もユーザーは他の Google サービスを利用できます。
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[再有効化] をクリックして確定します。
15 分以内に Gmail アカウントが有効になり、ユーザーはそのアカウントにログインしてメールにアクセスできるようになります。
Gmail アカウントの再開の上限
同じ Gmail アカウントを管理者が再開できるのは、1 年(1 月 1 日から 12 月 31 日までの間)につき 5 回までに限られています。アカウントの停止回数がこの上限を超過した場合、誰もこのアカウントをリセットすることはできません(Google サポートでもリセットできません)。アカウントが自動的に再開されるまで、24 時間お待ちください。
アカウントの停止を避けるために、Google のメールポリシーを読むようユーザーにお伝えください。