管理者による GSSMO の設定

G Suite Sync for Microsoft Outlook

従来の G Suite(無償版)をご利用の場合、この機能をご利用いただくには G Suite Basic にアップグレードしていただく必要があります。

この記事は G Suite 管理者を対象としています。GSSMO の使用を開始するにあたっては、GSSMO ユーザー向けのヘルプセンター記事をご覧ください。

組織内のユーザーに対して G Suite Sync for Microsoft® Outlook®(GSSMO)を設定することで、ユーザーは G Suite と Outlook の間でメール、予定表、連絡先データを同期できるようになります。

インストールと設定を開始する前に、システム要件を満たしていることを確認してください。

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システム要件

G Suite の要件

この機能は、G Suite Enterprise、G Suite Business、G Suite Basic、G Suite for Education、G Suite for Nonprofits の各エディションでご利用いただけます。各エディションの比較

各ユーザーのパソコンのオペレーティング システムと Outlook の要件

: Microsoft® によるプラットフォームのサポートが基本的に行われなくなったため、Windows® XP と Server 2003 のサポートを 2018 年 12 月 31 日に終了します。詳細

オペレーティング システムの要件

  • Windows Vista SP1(32 ビットと 64 ビット)
  • Windows 7(32 ビットと 64 ビット)
  • Windows 8(32 ビットと 64 ビット)
  • Windows 10(32 ビットと 64 ビット)

どのバージョンの Windows をご使用の場合も、そのバージョン用の最新のパッチを適用しておくことをおすすめします。

: GSSMO は Apple® Mac® ではサポートされていません。Microsoft Outlook for Mac では、GSSMO が Outlook と通信するために必要な MAPI(Messaging Application Programming Interface)がサポートされていないためです。

Outlook の要件

  • Microsoft Outlook 2003 SP3
  • Microsoft Outlook 2007 SP2(または修正プログラムが適用された SP1)
  • Microsoft Outlook 2010(32 ビットと 64 ビット)と修正プログラム
  • Microsoft Outlook 2013(32 ビットと 64 ビット)
  • Microsoft Outlook 2016(32 ビットと 64 ビット)
  • Microsoft Outlook 2019(32 ビットと 64 ビット)

: Microsoft による Microsoft Outlook 2003 と Microsoft Outlook 2007 のサポートはすでに終了しているため、サポート対象バージョンの Microsoft Outlook にアップグレードすることをおすすめします。

ユーザーの権限

GSSMO をインストールするにはユーザーに各自のパソコンのローカル管理者権限が必要です。

ポート要件

各ユーザーのパソコンで、次のアプリケーション向けにポート 443 を開きます。

  • Outlook.exe
  • ProfileEditor.exe

プロトコル

GSSMO では、Google が所有する GSSMO 固有の Gmail 同期プロトコルを使用して、HTTPS 経由で Google サービスに接続します。また、次の API も使用します。

GSSMO では IMAP または SMTP は使用しません。

GSSMO の設定とインストール

ステップ 1: Google 管理コンソールで GSSMO を設定する

管理コンソールで次の機能を有効にします。

  1. Google 管理コンソールログインします。
  2. アカウントに対して GSSMO を有効にします。
    1. ダッシュボードから、[アプリ] 次に [G Suite] 次に [Gmail] 次に [エンドユーザーのアクセス] をクリックします。
    2. [G Suite Sync] で、[ユーザーが G Suite Sync for Microsoft Outlook を使用できるようにする] をオンにします。
    3. [保存] をクリックします。
  3. Google カレンダー サービスを有効にします(これでユーザーがプロファイルを作成できるようになります)。詳しくは、管理アカウントでカレンダーの有効 / 無効を設定するをご覧ください。
  4. GAL Generator(グローバル アドレス一覧生成ツール)を使用する場合は次の操作を行います。
    1. 管理コンソールのホームページから、[セキュリティ] 次に [API 権限] に移動します。

      [セキュリティ] がホームページに表示されていない場合は、画面下部の [その他の設定] をクリックして表示します。

    2. G Suite の管理 API へのアクセスを許可するには、[管理] の横にある [有効にする] オプションをオンにします。
    3. [保存] をクリックします。
  5. 連絡先の共有を有効にして、ユーザーのグローバル アドレス一覧が動的に更新されるようにします。
    1. 管理コンソールのホームページから、メニュー アイコン 次に [ディレクトリ] 次に [ディレクトリ設定] に移動します。
    2. [共有設定] で [連絡先の共有を有効にする] をオンにします。
    3. [保存] をクリックします。
  6. ドライブ サービスとドライブ アプリを有効にします(メモをドライブに同期するために必要です)。
    1. ドライブを有効にするには、ユーザー向けにドライブを有効または無効にするをご覧ください。
    2. ユーザーにドライブ アプリのインストールを許可するには、[アプリ] 次に [G Suite] 次に [ドライブとドキュメント] 次に [機能とアプリケーション] をクリックします。
    3. [Drive SDK] で、[Drive SDK API 経由での Google ドライブへのアクセスをユーザーに許可する] をオンにします。
    4. [保存] をクリックします。
ステップ 2: GSSMO をインストールする

G Suite と Outlook の間でデータを同期する組織内のユーザーは、自分のパソコンに GSSMO をインストールする必要があります。インストールには次の 2 つの方法があります。

方法 1: MSI ファイルをユーザーにプッシュする

この方法を使用するには、GSSMO のダウンロード ページから MSI ファイルをダウンロードします。ユーザーが使用している Outlook のバージョンに応じて適切なエディション(32 ビットまたは 64 ビット)を選択してください。

その後、組織のアプリケーションの導入と保護に使用しているソフトウェアを使って、MSI ファイルをユーザーにプッシュできます。

ユーザーはこちらの手順に沿ってファイルをインストールできます。

方法 2: ユーザーが自分で GSSMO をダウンロードしてインストールする

ユーザーは、GSSMO のダウンロード ページから EXE ファイルをダウンロードできます。

次に、こちらの手順に沿ってファイルをインストールできます。

インストール場所

各ユーザーのパソコンでのデフォルトのインストール場所は、C:\Program Files\Google\Google Apps Sync です。

ステップ 3:(省略可)Exchange ユーザーの空き時間情報を設定する

G Suite と Microsoft Exchange が両方存在する環境で GSSMO を使用している場合に Exchange ユーザーの空き情報を確認できるようにするには、以下の設定が必要です。

  1. Google Calendar Connector Web Service をインストールして設定します。手順については、Google Calendar Connector Web Service Installation and Configuration Guideをご覧ください。

    重要: このウェブサービスを設定するときは、Google Calendar Connector Sync Service を設定しないようにしてください

  2. GSSMO がインストールされている各パソコンで、次のレジストリキーと、それに付随する文字列値を作成します。32 ビット版の Outlook64 ビット版の Windows で実行している場合は、このレジストリキーを 32 ビット アプリケーション用の適切な場所に作成します。詳しくは、レジストリを使用してオプションを設定するで、Windows レジストリの使用についてご確認ください。
    • レジストリキー - HKEY_CURRENT_USER\Software\Google\Google Apps Sync\CalendarSync
    • 文字列値 - 値の名前: FreeBusyURL、値のデータ: <Calendar Connectors の URL>


      http://www.MY_COMPANY_FREEBUSY_SERVER.com/GCalExchangeLookup/ExchangeQuerier.aspx(MY_COMPANY_FREEBUSY_SERVER は実際に会社で使っているサーバーに置き換えます)

: Google Calendar Connector Web Service のインストールに関するトラブルシューティングは、Google サポートの対象外です。

データの読み込み

G Suite Migration for Microsoft Outlook との統合

GSSMO を使用すると、ユーザーは Exchange アカウントまたは Outlook の PST ファイルからデータを読み込むことができます。GSSMO では、これを行うために別の移行ツールである G Suite Migration for Microsoft Outlook(GSMMO)を使用します。GSMMO 移行ツールは GSSMO で自動的に起動されるので、別のツールを使用していることをユーザーが意識することは通常ありません。

ユーザーが次の操作を行った場合に GSSMO で移行ツールが起動されます。

スタンドアロン移行ツールとしての GSMMO

ユーザーは GSMMO をスタンドアロン アプリケーションとして起動できます。Windows の [スタート] メニューから、[G Suite Migration] 次に [G Suite Migration for Microsoft Outlook] をクリックします。

ただしこの場合、Outlook のメモ、タスク、履歴項目は読み込まれません。このデータを読み込むには、GSSMO を実行する必要があります。

移行ツールのインストール方法

GSMMO 移行ツールは、各ユーザーの パソコンにインストールする必要があります。

ユーザーが自分で GSSMO をダウンロードしてインストールすると(上述の方法 2)、GSMMO 移行ツールが自動的にインストールされます。

GSSMO を MSI ファイルとしてユーザーにプッシュする場合(上述の方法 1)は、GSMMO 移行ツールもプッシュする必要があります。または、ユーザーに自分で GSMMO 移行ツールをインストールしてもらってください。詳しくは、G Suite Migration for Microsoft Outlook をインストールするをご覧ください。

読み込まれる内容

ユーザーは、メール、連絡先、カレンダーの予定、Outlook のメモを読み込めます。読み込み後は、これらを Outlook と G Suite ウェブ インターフェースの両方で利用できます。Outlook のタスクと履歴項目も読み込めますが、これらは Outlook でのみ利用できます。

お困りの場合

Google Cloud サポート センターでは GSSMO と GSMMO に関するご相談にお応えしておりますが、Outlook と Windows はサポートの対象外となっております。Outlook または Windows に関するご不明点については、Microsoft のドキュメントをご覧ください。

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