アドオンを購入すると、Google Workspace エディションと Education エディションの機能を拡張できます。一部のアドオンは、Business / Enterprise エディションと Education エディションの両方に共通しています。
Google Workspace エディションのアドオンとして以下の機能を購入できます。
- AppSheet - Google AppSheet を使用して、コーディング不要のスプレッドシートとデータベース アプリを作成します。
- アーカイブ ユーザー ライセンス – 無効なユーザー アカウントのデータを保持します。
- Google Workspace の Assured Controls - コンプライアンスとセキュリティの要件を管理するための高度なツールを組織に提供します。
- Chat の相互運用性 - Google Chat ユーザーがサードパーティ メッセージ サービスのユーザーとやり取りできるようにします。
- Chrome Enterprise Premium - 統合型の脅威対策とデータ保護を備えた Google のゼロトラスト ソリューションを利用できます。
- Colab - ユーザーが共同でデータ サイエンス モデルと機械学習モデルを開発できるようにします。
- アップグレードのサポート - より充実したサービスを受けられ、より早く回答を得られます。
- Voice サブスクリプション - ユーザー向けの Google Voice 番号およびビジネス サービスを購入できます。
- Gemini for Google Workspace -(Google Workspace for Education をご利用のお客様が対象)Gmail、ドキュメント、スライドなどのサービスで生成 AI を使用できます。
アドオンを使用するには、組織の Google Workspace サブスクリプションが有効になっている必要があります。
AppSheet
次のサブスクリプション オプションを使用して、コーディング不要のスプレッドシートとデータベース アプリを作成します。AppSheet に関する詳細
| AppSheet Starter | AppSheet Core | AppSheet Enterprise Standard | AppSheet Enterprise Plus | |
|---|---|---|---|---|
| ユーザーあたりの月額 | $5 | $10* | お問い合わせ | |
| アプリケーションと自動化の機能 | 基本 | 高度な機能 | 高度な機能 | 高度な機能 |
| スプレッドシートに接続 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
| クラウド ファイル ストレージ プロバイダに接続 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
| アプリケーションのセキュリティ管理 | ✔ | ✔ | エンハンスト | |
| クラウド データベースに接続 | ✔ | ✔ | ||
| API および SaaS サービスに接続 | ✔ | ✔ | ||
| エンタープライズ データサービスに接続 | ✔ | ✔ | ||
| 機械学習のモデリング | ✔ | ✔ | ||
| チームの管理設定 | ✔ | ✔ | ||
| ガバナンス コントロール | ✔ | ✔ | ||
| カスタマー サポート | ✔ | ✔ | ||
* 詳しくは、AppSheet Core を含む Google Workspace エディションをご確認ください。
アーカイブ ユーザー ライセンス
離職した従業員やその他の無効になったアカウントのデータを保持するには、アーカイブ ユーザー ライセンスを購入します。これは、次の Google Workspace エディションでご利用いただけます。詳しくは、アーカイブ ユーザー ライセンスについての記事をご覧ください。
| Business Starter | Business Standard | Business Plus | Enterprise Standard | Enterprise Plus | |
|---|---|---|---|---|---|
| アーカイブ ユーザー ライセンスあたりの費用 | $2 | $3 | $4 | $5 | $7 |
| Google Vault 以外のユーザーデータのアーカイブ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
| データはアーカイブ ユーザー用に定義されたデータ リージョンに残る | ✔ | ✔ | ✔ | ||
| Vault データのアーカイブ | ✔ | ✔ | |||
| アーカイブ データに対して引き続きドライブ DLP が実行される | ✔ | ✔ |
Assured Controls
Enterprise Plus が必要です。
Enterprise Plus をご利用の場合は、Google Workspace 向けの Assured Controls アドオンを購入して、コンプライアンスとセキュリティの要件を管理するための高度なツールを組織に提供できます。Assured Controls の詳細
| 機能 | Assured Controls | Assured Controls Plus |
|---|---|---|
| Google Workspace のアクセス承認 | ✔ | ✔ |
| クライアントサイド暗号化のデフォルト モード | ✔ | ✔ |
| Gmail ハードウェア キー暗号化 | ✔ | ✔ |
| データ リージョンの詳細レポート | ✔ | ✔ |
| ローカル データ ストレージ | ✔ | ✔ |
| Google Workspace のアクセス管理 | ✔ |
Google Chat 相互運用性
この機能に対応しているエディション: Frontline Starter、Frontline Standard、Frontline Plus、Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus。エディションの比較
組織内の一部のユーザーが Chat を使用し、他のユーザーがサードパーティのメッセージ サービス(Microsoft Teams など)を使用している場合、Chat を使用していないユーザーに Chat の相互運用性ライセンスを割り当てることで、両方のグループが相互にやり取りできるようにできます。Chat の相互運用性ライセンスを受け取ったユーザーは、一部の Chat 機能にアクセスできるようになります。Chat の詳細
Chat の相互運用性ライセンスを無料でご注文いただくには、Google Workspace の営業担当者または Google Cloud パートナーにお問い合わせください。
ライセンスの割り当てには、ライセンスを割り当てる、削除するで説明されている手動の割り当て方法([ユーザー] ページ、個々のユーザーのページ、CSV ファイル)を使用できます。
Chrome Enterprise Premium
Google のゼロトラスト ソリューションを有効にします。これにより、シングル サインオン、アクセス制御ポリシー、プロキシへのアクセス、ユーザーおよびデバイスベースの認証と承認が可能になります。Chrome Enterprise Premium の詳細
| Chrome Enterprise Premium | |
|---|---|
| SaaS アプリと SAML ベースのアプリに対するコンテキストアウェア アクセス | ✔ |
| Google セーフ ブラウジングに基づくリアルタイムのフィッシング対策 | ✔ |
| ファイルのアップロード、ダウンロード、貼り付け済みコンテンツのデータ損失防止 | ✔ |
| セキュリティ レポート、調査、アラート | ✔ |
| Google Cloud のアプリ、API、VM に対するコンテキストアウェア アクセス | ✔ |
| Google Cloud 以外のアプリ(他のクラウドまたはオンプレミスでホストされているアプリ)に対するコンテキストアウェア アクセス | ✔ |
Colab
Colab を使用すると、組織のユーザーはデータ サイエンスと機械学習モデルを共同で開発できます。Colab ノートブックへのアクセス、Colab のランタイムへの接続が可能なほか、Colab を使用してブラウザで Python コードを記述し、実行することができます。
Google Workspace サブスクリプションには、その他の Google サービスとして 無料 Colab が含まれます。Colab Pro または Colab Pro+ を購入すると、追加のコンピューティング単位と拡張機能が提供されます。管理者には、より高度な管理機能も提供されます。組織のニーズに合わせて Colab サブスクリプションを管理します。
組織で Colab を Google Cloud のエンタープライズ セキュリティとコンプライアンス(BigQuery や Vertex AI など)に統合する場合は、Colab Enterprise を検討してください。
詳しくは以下をご確認ください。
|
|
Colab | Colab Pro | Colab Pro+ |
|---|---|---|---|
| ユーザーあたりの月額 | 無料 | 年間 / 定期プラン: $8.33(米ドル)
フレキシブル プラン: $9.99(米ドル) |
年間 / 定期プラン: $41.66(米ドル)
フレキシブル プラン: $49.99(米ドル) |
| ユーザーあたりの月額コンピューティング単位数 | コンピューティング単位へのアクセスが保証されない | 100 | 500 |
| GPU アクセス | 利用制限 | プレミアム GPU アクセス | プレミアム GPU アクセス |
| AI 対応の予測入力 | 特定の国、18 歳以上のみが対象 | 特定の国、18 歳以上のみが対象 | 特定の国、18 歳以上のみが対象 |
| コード生成 | 特定の国、18 歳以上のみが対象 | 特定の国、18 歳以上のみが対象 | 特定の国、18 歳以上のみが対象 |
| 最適化された iPython ノートブック エクスペリエンス | ✔ | ✔ | ✔ |
| 最大メモリのマシンへのアクセス | ✔ | ✔ | |
| 接続された仮想マシンでのターミナルの使用 | ✔ | ✔ | |
| バックグラウンド実行 | ✔ |
アップグレードをサポートする
Google Workspace Standard のサポートからアップグレードすると、より充実したサービスを受けられ、より早く回答を得られます。詳しくは、サポート サービスをご覧ください。
| スタンダード サポート | エンハンスト サポート | プレミアム サポート | |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | お問い合わせ | |
| マルチチャンネル サポート | ✔ | ✔ | ✔ |
| P1 サポートケースのサービスレベル目標 | 4 時間 | 1時間 | 15 分 |
| 年中無休 24 時間対応 | P1 のケース | P1、P2 のケース | P1、P2、P3 のケース |
| 高度なサービス知識を持つテクニカル エキスパート | ✔ | ✔ | |
| サードパーティ技術サポート | ✔ | ✔ | |
| テクニカル アカウント マネージャー | ✔ | ||
| カスタマー アウェア サポート | ✔ | ||
| 運用の健全性の確認 | ✔ | ||
| インテリジェントなシステム | ✔ | ||
| トレーニング | ✔ | ||
| 新しいサービスのプレビュー | ✔ | ||
* Google Workspace Enterprise のすべてのエディションで無料
Voice サブスクリプション
Google Voice は、有料のアドオンとして Google Workspace のすべてのエディションでご利用いただけます。3 つのサブスクリプション プランから選択できます。詳しくは、Google Voice についての記事をご覧ください。
| ユーザーとロケーション | Starter $10(米ドル) ユーザーあたりの月額 |
Standard $20(米ドル) ユーザーあたりの月額 |
Premier $30(米ドル) ユーザーあたりの月額 |
|---|---|---|---|
| ユーザー数 | 最大 10 人 | 無制限* | 無制限* |
| 国内 | 最大 10 人 | 無制限 | 無制限 |
| 国外 | 無制限 |
* Google Voice Standard プランと Google Voice Premier プランに 50 人を超えるユーザーを追加するには、ライセンス数を増やす必要があります(前もってのお支払いが必要です)。お支払いが完了すると、ユーザーに Voice ライセンスを割り当てることができるようになります。
| 機能 | |||
|---|---|---|---|
| 米国への通話が無制限 | ✔ | ✔ | ✔ |
| テキスト メッセージが無制限*(利用可能な市場の場合) | ✔ | ✔ | ✔ |
| リンク済みの電話番号への通話の転送 | ✔ | ✔ | ✔ |
| ボイスメールの音声文字変換 | ✔ | ✔ | ✔ |
| Google カレンダーの業務時間に基づいたサイレント モード | ✔ | ✔ | ✔ |
| Google Meet の着信の確認 | ✔ | ✔ | ✔ |
| Android および iOS モバイルアプリ | ✔ | ✔ | ✔ |
| ウェブ アプリケーション | ✔ | ✔ | ✔ |
| 技術サポート | 年中無休 24 時間対応 | 年中無休 24 時間対応 | 年中無休 24 時間対応 |
| サービス レベル契約 | ✔ | ✔ | ✔ |
| 使用状況とアクティビティ レポート | ✔ | ✔ | ✔ |
| 通話のオンデマンド録音 | ✔ | ✔ | |
| 自動応答 | ✔ | ✔ | |
| 固定電話に対応 | ✔ | ✔ | |
| 通話、テキスト メッセージ、ボイスメールの電子情報開示 | ✔ | ✔ | |
| 着信グループ | ✔ | ✔ | |
| 通話の自動録音 | ✔ | ||
| BigQuery への Voice アクティビティのエクスポート | ✔ |
* 短期間に多数のテキスト メッセージを送信したり、受信者があなたのメッセージをスパムとしてマークしたりすると、Voice でのメッセージ送信が一時的に制限されることがあります。
Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は、関連各社の商標または登録商標です。