YouTube はヘイトスピーチを容認しません。YouTube のポリシーのもとで保護対象グループへの所属を示す以下の属性に基づき、個人や集団に対する暴力や差別を助長するコンテンツは許可されません。
- 年齢
- 社会的階層
- 障がい
- 民族
- 性同一性や性表現
- 国籍
- 人種
- 在留資格
- 宗教
- 性別 / ジェンダー
- 性的指向
- 深刻な暴力的出来事の被害者とその親族
- 従軍経験
このポリシーに違反するコンテンツを見つけた場合はご報告ください。コミュニティ ガイドラインへの違反を報告する手順はこちらでご確認いただけます。報告する動画やコメントがいくつかある場合は、そのチャンネルを報告してください。
ポリシーによる影響
コンテンツを投稿する場合
以下を目的とするコンテンツは YouTube に投稿しないでください。
- 保護対象グループへの所属に基づいて、個人や集団に対する暴力を助長する。YouTube は脅迫を一切認めません。暴力行為の予告は間接的であっても現実の脅迫と見なされます。詳しくは、脅迫や嫌がらせに関するポリシーをご覧ください。
- 保護対象グループへの所属に基づいて、個人や集団に対する憎悪をあおる。
このポリシーに違反するその他のコンテンツ
- 保護対象グループへの所属に基づいて、個人や集団を動物、昆虫、害虫、病気、またはその他の人間以外の存在に例えるなどして非人間的に扱う。
- 保護対象グループへの所属に基づく個人や集団に対する暴力を称賛または美化する。
- 保護対象グループへの所属に基づく憎悪を扇動または助長する人種的、宗教的、またはその他の中傷や固定観念を使用する。こうしたステレオタイプを助長するか、それを事実として扱うスピーチ、テキスト、画像も含まれます。
- 保護対象グループへの所属に基づいて、個人または集団が身体的または精神的に劣っている、欠陥がある、病気であると主張する。これには、ある集団が他よりも劣っている、知能や能力が低い、価値がないなどと決めつけることも含まれます。これには、保護対象グループへの所属に基づく個人や集団に対する征服や支配の提唱も含まれます。
- 暴力、差別、隔離、排除を正当化するために、保護対象グループに所属する集団に対する特定の集団の優位性を主張することによって差別的な至上主義を助長する。これには、差別的な至上主義的プロパガンダ(新メンバーの募集やイデオロギーへの金銭的支援を求めるなど)を含むコンテンツや、歌詞、メタデータ、画像の中で差別的な至上主義を助長するミュージック ビデオが含まれます。
- 保護対象グループへの所属に基づいて、個人または集団を悪意がある、堕落している、邪悪であるとする陰謀的な主張。
- 裏付けとなる記録が十分に残っている大きな暴力的事件や、そのような事件の犠牲者の存在を否定または軽視する。
- 他者への感情的、恋愛的、性的な関心に基づいて、個人または集団を攻撃する。
教育、ドキュメンタリー、科学、芸術を目的とするコンテンツ
ヘイトスピーチを含むコンテンツでも、教育、ドキュメンタリー、科学、芸術の文脈が加えられている場合は、許可されることがあります。その他の文脈として、非難、反論、反対の見解、ヘイトスピーチの風刺なども挙げられます。その場合でも、ヘイトスピーチを喧伝してよいわけではありません。以下に例を示します。
- ヘイトグループに関するドキュメンタリー: グループを支持したり、その思想を宣伝したりしていない教育コンテンツは許可されます。暴力や憎悪を助長するドキュメンタリーは許可されません。
- 人間科学研究に関するドキュメンタリー: 人間科学における仮説の歴史的変遷を追ったドキュメンタリーは、特定の集団の劣等性や優越性に関する仮設を扱う場合も含めて、教育目的のために許可されます。個人や集団が劣っている、または人間未満であるという科学的証拠があると主張するドキュメンタリーは許可されません。
- 第二次世界大戦などの出来事の歴史的映像(暴力や憎悪を助長しないもの)。
このポリシーは、動画、動画の説明、コメント、ライブ配信などの YouTube のサービスや機能に適用されます。これらのポリシーは、コンテンツ内の外部リンクにも適用される点にご注意ください。これには、クリック可能な URL、動画内で口頭により外部サイトに誘導するなどの形式が含まれます。
教育、ドキュメンタリー、科学、芸術の文脈でヘイトスピーチを含むコンテンツについては、その文脈を動画自体の画像や音声で示す必要があります。タイトルや説明に記載するだけでは不十分です。
収益化とその他のペナルティ
まれなケースですが、クリエイターが次の行為を行った場合、コンテンツが削除される、または他のペナルティが課される可能性があります。
- 視聴者による嫌がらせ行為を繰り返し奨励する。
- 保護対象グループへの所属に基づいて、特定の集団を標的にする行為、侮辱行為、嫌がらせ行為を複数のアップロード動画で繰り返す。
- 現地の社会的または政治的な状況に基づいて、保護対象グループに所属する集団を身体的危害を受けるリスクにさらす。
- 個人的な金銭目的のために、保護対象グループに所属する集団に対する敵意を執拗に煽り、YouTube のエコシステムに危害を与えるコンテンツを作成する。
例
YouTube で許可されていないヘイトスピーチの例を示します。
- 「この [暴力事件] が起こってよかった。[保護対象グループに所属する人々] の自業自得だ」
- 「[保護対象グループに所属する人々] は犬だ」または「[保護対象グループに所属する人々] は動物のようだ」
その他の例
- 「[保護対象グループに所属する人] を殴りに行こう」
- 「[保護対象グループに所属する集団] はみんな犯罪者で凶悪だ」
- 「[保護対象グループに所属する人] は人間のくずだ」
- 「[保護対象グループに所属する人々] は病気だ」
- 「[保護対象グループに所属する人々] は、脳が小さいから自分たちよりも低知能だ」
- 「[保護対象グループに所属する集団] は脅威だから、奴らをことごとく追放すべきだ」
- 「[保護対象グループに所属する集団] は、世界を征服して私たちを一掃することをもくろんでいる」
- 「[保護対象グループへの所属] は単なる精神疾患の一種で、治療が必要だ」
- 「[保護対象グループに所属する人] は教育するにまったく値しないから学校で教育を受けるべきではない」
- 「この暴力的な出来事の被害者と呼ばれる奴らは役者で、誰も傷ついておらず、単なる見せかけにすぎない。」
- 「この事件で死亡者が出たが、まったく大したことない人数だ。」
- 他者に向かって「[保護対象グループに所属する人々] は害虫だ!」と叫ぶ(その人が保護対象グループに所属しているかどうかにかかわらず)。
- 上記のいずれかの特性に基づいて集団に対する暴力や憎悪を助長するために開発または修正(改造)されたビデオゲームに関するコンテンツ。
これらはほんの一例です。このポリシーに違反する可能性があると思われる場合はコンテンツを投稿しないでください。
このポリシーに違反するコンテンツへの措置
コンテンツがこのポリシーに違反している場合は、そのコンテンツを削除し、その旨をメールで通知します。投稿されたリンクが安全であることを確認できない場合、そのリンクは削除されることがあります。
初めてのコミュニティ ガイドライン違反の場合、事前警告を受けるだけで、チャンネルに罰則が適用されることはあまりありません。ポリシーに関するトレーニングを受講すると、事前警告は 90 日後に失効します。ただし、90 日以内に同じポリシーに違反した場合、事前警告は失効せず、チャンネルは違反警告を受けます。トレーニングの完了後に別のポリシーに違反した場合、再び事前警告が発行されます。
90 日以内に違反警告を 3 回受けると、そのチャンネルは停止されます。詳しくは、違反警告システムについての記事をご覧ください。
コミュニティ ガイドラインまたは利用規約違反が繰り返し認められる場合、チャンネルやアカウントが停止されることがあります。また、悪質な不正使用が一度でも行われた場合や、ポリシー違反をチャンネルの主な活動としている場合も、チャンネルまたはアカウントが停止される可能性があります。違反を繰り返すと、今後ポリシーに関するトレーニングを受講できなくなる可能性があります。詳しくは、チャンネルまたはアカウントの停止をご覧ください。
コンテンツにヘイトスピーチが含まれると疑われる場合は、そのコンテンツで利用できる YouTube 機能が制限される可能性があります。詳しくは、機能制限についての記事をご覧ください。