この動画では、著作権に関するよくある質問にお答えします。
Copyright Permissions - Copyright on YouTube
著作権に関する一般的な質問
フェアユースとはフェアユースとは、一定の条件を満たしていれば、著作権者から許可を得なくても、著作物を再利用できることを示した法原理です。
米国の場合、何がフェアユースと見なされるかを判断できるのは裁判所のみです。
裁判所は以下の 4 つの要素に基づき、状況に応じてフェアユースを判断します。
- 使用の目的と特性
- 著作物の性質
- 使用された著作物の量と価値
- 著作物の潜在的市場または価値に対する影響
詳しくは、フェアユースに関するよくある質問をご覧ください。
作品の中には、著作権による保護が消滅し「パブリック ドメイン」に該当するものがあります。このような作品は自由に利用できます。著作物がパブリック ドメインに該当するようになるまで、通常は何十年もかかります。
著作権保護の期間は、以下の要因によって異なります。
- 作品が公表された場所と時期
- 職務著作として委託された作品かどうか
米国連邦政府機関によって作成された一定の著作物は、公表直後にパブリック ドメインになります。パブリック ドメインに関する規則は国によって異なるので注意してください。
YouTube にアップロードする前に、作品がパブリック ドメインに該当するかを確認する必要があります。なお、公式なパブリック ドメイン作品リストは存在しませんが、役に立つオンライン リソースが利用できます。たとえば、コーネル大学は、パブリック ドメインに該当する可能性のある作品についてのガイドを提供しています。ただし、YouTube を始めとするこれらのガイドを提供している団体は、リンク先の全作品から著作権による保護が消滅したことを保証しているわけではありませんので、ご注意ください。
別の著作権者のコンテンツをもとに作品を作成する場合は、著作権者の許可を得る必要があります。派生著作物には、ファン フィクション、続編、翻訳、スピンオフ、翻案などがあります。キャラクター、ストーリー、著作権で保護されたその他の要素に基づいた動画をアップロードする前に、専門家から法律上の助言を受けるようにしてください。
欧州委員会の公式ウェブサイト Your Europe には、欧州連合(EU)加盟国 / 地域での著作権に関する役立つ情報やリンクが記載されています。
世界知的所有権機関(WIPO)のウェブサイトには各国の知的財産・著作権事務所のリストがあり、お住いの地域の著作権法について確認できます。
上記のサイトはフェアユースの理解を助ける目的でのみ紹介しており、YouTube が承認や支持をしているわけではありません。
YouTube へのアップロードに関する質問
他者のコンテンツを自分の動画で使用するための許可を得るには、どうすればよいですか?著作権で保護されている素材を動画で使用する場合、通常はまず使用許可を得る必要があります。YouTube からこうした許可を与えることはできず、許可できる当事者を探す手助けもできません。ご自身で調査したうえで、弁護士のサポートを受けるかまたはご自身でこの手続きを進める必要があります。
たとえば、すでにアップロードされているコンテンツの使用権を YouTube が付与することはできません。他のユーザーの YouTube 動画を使う場合は、直接そのユーザーへ問い合わせることができます。著作権者のクリエイターがチャンネル内で連絡方法を公開していることがあります。
YouTube のオーディオ ライブラリでは、動画で使用する BGM や効果音を簡単に見つけることができます。ここで検索した音楽は、無料で利用できます。
他者の音楽を動画で使用することを検討している場合は、音楽を使用する際の選択肢について詳細をご確認ください。
YouTube に動画をアップロードする前に、動画内のすべての要素に対する権利を取得する必要があります。これらの要素には、音楽(バックグラウンドで流すだけの場合も含む)、動画クリップ、写真などが含まれます。
まず、著作権者または権利者に直接問い合わせ、著作物の適切な使用許可を得られるように交渉します。
その後、ライセンスを確認します。ライセンスには、コンテンツの使用を明示的に許可する条項が含まれ、多くの場合はコンテンツの使用方法に関する制限も含まれます。どのようなライセンス契約を結ぶ場合でも、自分に付与される権利と所有者が留保する権利を明確にするために、法律の専門家に相談するようにしてください。
YouTube の無料の音楽と効果音のライブラリは、指定の規約を守れば動画で使用することが許可されているため、これらを使用することもできます。
注: カバー曲を演奏する場合は必ず著作権者(ソングライターまたは音楽配信者)から許可を得るようにします。オリジナルのサウンド レコーディング(動画の中で流れている曲など)を複製したり歌詞を表示したりするためには、許可とは別にライセンスが必要になる場合もあります。
著作権で保護されている素材を動画で使用する権利を持っている場合は、動画のタイトルおよび URL を著作権者にお知らせください。この対応により、誤った削除やブロックを回避できます。
著作権侵害による削除通知によって動画が誤って削除された場合、次の対応が可能です。
Content ID の申し立てによって動画が誤ってブロックされたと思われる場合:
- 異議申し立てを行う
ただし、異議申し立ての提出または異議申し立て通知の送信を行う前に、次の項目を確認してください。
- 動画内のコンテンツの著作権を所有しているか。
- 動画内の第三者のコンテンツすべてについて、該当する著作権者から許可を得ているか。
- 動画は、適切な著作権法に基づいてフェアユースやフェア ディーリングなどの例外措置の対象になっているか。
上記いずれかの条件がお客様の動画に当てはまる場合は、最も適切な異議申し立ての手続きをご自身で調べるか、弁護士に相談することをおすすめします。当てはまらない場合は、著作権法に違反している可能性があります。
コンテンツを購入しただけでは、YouTube にアップロードする権利を所有していることにはなりません。著作権者を明記して、購入したコンテンツを含む動画を掲載した場合でも、通常は著作権法違反となります。
また、自分で録画または録音したからといって、YouTube にアップロードする権利をすべて所有しているとは限りません。著作権で保護された音楽をバックグラウンドで再生するなど、自分の録画または録音したコンテンツに他者の著作物が含まれる場合にも、適切な著作権者からの許可が必要です。
著作権侵害による削除通知に関する質問
いいえ、できません。権利侵害にあたるとされるコンテンツは、動画の URL で特定する必要があります。
動画の URL を取得する方法は次のとおりです。
- YouTube で問題の動画のページを開きます。
- 画面上部のアドレスバーで動画の URL(例: www.youtube.com/watch?v=xxxxxxxxxxx)を確認できます。
著作権侵害による削除通知を送信するには、YouTube にログインして動画の削除リクエスト ウェブフォームをご利用ください。
著作権侵害による削除通知は法的要請であるため、正式かつ有効なものと見なされるには特定の情報を必要とします。
YouTube が受け取った著作権侵害による削除通知が不完全または無効な場合、法律に従って通知を処理できるように、申立人に追加情報の提供を求めます。これは異議申し立て通知にも適用されます。
著作権侵害による削除通知を送信した後でこのような返信を受け取った場合は、YouTube が削除通知を処理できるよう、すべての必要な情報を記載して返信することが求められます。詳しくは、削除通知送信後の流れについてをご覧ください。
著作権法に従い、すべての削除通知に対して、必要事項がすべて記載された正式な著作権の通知をご提出いただく必要があります。
新たな申し立てを送信する最も簡単な方法は、YouTube にログインして著作権に関する申し立てフォームを使用することです。
継続的な著作権管理ニーズのあるコンテンツ所有者様には、YouTube のコンテンツ検証プログラムと Content ID のご利用をお申込みいただけます。
削除リクエストに関して異議申し立て通知を受け取った可能性があります。そのクリエイターによる著作権侵害に対して、お客様が差し止めを求めて提訴したということを証明しない限り、動画は復元されます。お客様から 10 日内に証拠が送られない場合、そのコンテンツは YouTube に復元されます。
ソフトウェアの制限を不正に回避できるようにする方法(パスワード、キー ジェネレータ、クラッキングなど)が動画で解説されている場合は、その他の法的申し立てフォームからお知らせください。
使用を許可していない自分の YouTube 動画を他のウェブサイトで見つけたときは、そのウェブサイトが定める動画の削除申請手続きに従う必要があります。YouTube がお客様に代わって削除を依頼することはできません。
動画のアップロードをクリエイターに許可するサイトの多くは、デジタル ミレニアム著作権法(DMCA)のセーフハーバー原則に基づいています。著作権者から完全かつ有効な著作権侵害による削除通知を受け取った場合、そのコンテンツを削除する必要があります。一部例外はありますが、自分の作品のコピーがフェアユースやフェア ディーリングなど著作権保護の例外に該当しないと思われる場合、削除通知を送信できます。
著作権侵害による削除通知に含める必要がある内容を把握するには、著作権侵害の通知の要件をご覧ください。
多くのサイトでは、具体的な動画の URL へのリンクが必要になります。URL が見つからない場合、動画を右クリックするか、動画のタイムスタンプをクリックして取得してください。
DMCA に依拠しているサイトは、米国著作権局に登録されている指定 DMCA エージェントの連絡先情報をウェブサイトに記載しなければなりません。こうしたサイトに無断で掲載された動画を見つけた場合は、著作権侵害による削除通知をご提出ください。お探しのサイトが下記にない場合は、米国著作権局の DMCA エージェント データベースもご確認ください。
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