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適したギャラリーを選ぶ
Google Web Designer には 4 つのギャラリー コンポーネントが用意されています。
- 360 度ギャラリーでは、1 つのオブジェクトをあらゆる角度から表示できます。前後にスワイプするとオブジェクトが回転します。360 度ギャラリーではグループ要素やナビゲーション要素は表示できません。
- スワイプ ギャラリーは、平面的にオブジェクトを表示できるシンプルなギャラリーです。画像やグループ間を垂直方向または水平方向にスワイプできます。
- カルーセル ギャラリーはスワイプ ギャラリーに似ていますが、画像が円周上に 3D 形式で配置される点が異なります。
- トランジション ギャラリーでは、画像を切り替えながらさまざまなアニメーション効果を使用できます。
スワイプ ギャラリーを使用するには:
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[コンポーネント] パネル、[ギャラリー] フォルダの順に開きます。
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スワイプ ギャラリー コンポーネントをステージにドラッグします。
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[プロパティ] パネルの [スワイプ ギャラリー] 欄で、コンポーネントの名前を設定します。
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画像のセットまたはグループのセットのいずれかを追加します。画像以外の要素を表示したり、1 つのフレームに複数の要素を表示したりするには、グループを使用します。
- 画像を追加するには、次のいずれかの方法を使用します。
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[プロパティ] パネルの [スワイプ ギャラリー] 欄で、画像の URL をカンマで区切って [画像] に追加します。
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[プロパティ] パネルの [スワイプ ギャラリー] 欄で、「 ギャラリーの画像を選択」ボタン をクリックします。[ファイルを選択] ボタンをクリックして画像ファイルを参照するか、ダイアログ ボックスにファイルを直接ドラッグします。
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ギャラリーにグループを追加するには:
- [プロパティ] パネルの [スワイプ ギャラリー] 欄で、グループの名前をカンマで区切って [グループ] に追加します。
- 画像を追加するには、次のいずれかの方法を使用します。
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(省略可)コンポーネントのプロパティを調整します(下記をご覧ください)。
スワイプ ギャラリーでグループを使用する
スワイプ ギャラリーには、画像のセットまたはグループのセットのいずれかを保存できます。グループの場合は、ギャラリーの各フレームで、画像ではないアセット(動画のセットなど)や複数のアセットのコレクション(字幕付きの画像など)を使用できます。
動画(またはその他のインタラクティブなアセット)の場合は、[プロパティ] パネルで [スワイプを無効にする] を選択します。これで、動画コントロールを操作できるようになります。ギャラリーのフレーム間の移動には、ギャラリー ナビゲーション コンポーネントを使用できます。
画像とグループの両方を表示するギャラリーを作成するには、使用する画像を事前にグループに変換しておきます。
グループを使用すると、ギャラリー内に複数のダイナミック要素を表示することもできます。
ギャラリーの画像の並べ替えや削除を行う
- [プロパティ] パネルの [スワイプ ギャラリー] 欄で、「ギャラリーの画像を選択」ボタン をクリックします。
- 画像を並べ替えるには、画像を移動したい位置にドラッグします。ギャラリーから画像を削除するには、画像にカーソルを合わせて「削除」 ボタンをクリックします。
- [OK] をクリックします。
プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
名前 | スワイプ ギャラリーの名前を設定します。 |
画像 | ギャラリーで使用する画像を選択できます。動的データにバインドできます。 |
グループ | ギャラリーで使用するグループをカンマで区切って指定します。動的データにバインドできます。 |
移行 | 画像間の移行時間(ミリ秒単位)です。 |
開始フレーム | 最初に表示する画像の番号です。 |
表示するフレーム数 | ギャラリーに同時に表示するフレームの数です。 |
スワイプのフレーム数 | 1 回のスワイプで進むフレームの数です。 |
自動再生 | オンにすると、ギャラリーの画像が自動再生されます。 |
ナビゲーションを含める | オンにすると、ギャラリー内の移動中にナビゲーション アイコンが表示されます。 |
サムネイルを使用 | [ナビゲーションを含める] と一緒にオンにすると、ナビゲーションにアイコンではなくサムネイルが表示されます。 |
ハイライトの色 | ナビゲーション画像のハイライトの色を設定します。 |
スケーリング | 固定サイズのフレームにさまざまなサイズの画像をどのように表示するかを指定します。
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方向 | ギャラリー内で画像を移動する方向(水平方向または垂直方向)を指定します。 |
詳細プロパティ
詳細プロパティを表示するには、コンポーネントのプロパティ パネルで [詳細プロパティ] の展開アイコン をクリックします。
詳細プロパティ | 説明 |
---|---|
フレーム オフセット | 画像間の距離 |
フレーム幅 | ギャラリー内の画像フレームの幅(ピクセル単位) |
フレーム高さ | ギャラリー内の画像フレームの高さ(ピクセル単位) |
自動再生の継続時間 | 最初のフレームから最後のフレームまで、ギャラリーが再生される時間(ミリ秒単位)。[自動再生のステップ間隔] を選択している場合を除き、時間は各画像で等分されます。 |
自動再生のステップ間隔 | 自動再生がオンになっている場合に、それぞれの画像が表示される時間(ミリ秒単位)。自動再生の継続時間に達するまで、各画像はここで指定する継続時間に基づいて再生されます。必要に応じて、画像は複数回繰り返し表示されます。 |
exit URL | ギャラリー内の各フレームに対応する URL のリスト(複数の場合はカンマで区切ります)動的データにバインドできます。 |
スワイプを無効にする | ギャラリーのスワイプ移動を無効にするチェックボックスです。無効にすれば、フレーム内の要素を操作する際に間違ってフレームを変更することがなくなります。オンにすると、[ナビゲーションを含める] プロパティまたはギャラリー ナビゲーション コンポーネントを使用してフレームを変更できます。 |
フレームの終了時にメディアを一時停止 | オンにすると、フレームが移行するたびに、現在のフレームで再生中の音声または動画が一時停止します(背景での不要なコンテンツの再生を防止できます)。 |
フレームの開始時にメディアを再開 | オンにすると、フレームがアクティブになるたびに、次のフレームで一時停止していた音声や動画が再開されます。 |
イベントと操作
スワイプ ギャラリー コンポーネントから送信されるイベント以下のスワイプ ギャラリー コンポーネントのイベントに基づいてその他の操作をトリガーできます。
イベント | 説明 |
---|---|
最初の操作 | ユーザーがギャラリーを最初に操作したときに送信されます。 |
すべてのフレームを表示 | ギャラリーのすべてのフレームが少なくとも一度表示されると送信されます。 |
画像読み込み完了 | ギャラリーのすべてのフレームが読み込まれると送信されます。 |
自動再生終了 | 何らかの理由で自動再生が終了すると送信されます。 |
フレームの表示 | 新しいフレームの表示が完了するたびに送信されます。 |
フレーム有効化 | フレームの変更が開始されると送信されます。 |
フレーム自動再生 | 自動再生時に、フレームが自動的に表示されると送信されます。 |
フレームのタップ | フレームがクリックされると送信されます。 |
左端に到達 | スワイプ後に、ギャラリーが左端に到達すると送信されます。 |
右端に到達 | スワイプ後に、ギャラリーが右端に到達すると送信されます。 |
マウスをフレーム上に移動 | マウスがフレームに入ると送信されます。 |
マウスをフレームから移動 | マウスがフレームを離れると送信されます。 |
トラッキング開始 | マウスまたはタップのドラッグが開始されると送信されます。 |
トラッキング | マウスまたはタップのドラッグにより得られる X と Y の位置データが登録されます。 |
トラッキング終了 | マウスまたはタップのドラッグが終了すると送信されます。 |
[イベント] ダイアログでこれらのイベントのいずれかを選択するには、スワイプ ギャラリー コンポーネントをターゲットとして設定します。
スワイプ ギャラリー コンポーネントの以下の操作は、他のイベントをもとにトリガーできます。
操作 | 設定項目 |
---|---|
フレーム |
|
1 回転 |
|
回転を停止 | なし |
進む | なし |
戻る | なし |
[イベント] ダイアログでこれらの操作のいずれかを選択するには、スワイプ ギャラリー コンポーネントをレシーバーとして設定します。
イベントを設定する方法をご確認ください。
プレビュー
ステージでは、スワイプ ギャラリーに開始フレームが表示され、コンポーネントの表示の状態をおおまかに確認できます。完全にレンダリングされたコンポーネントの動作を確認するには、右上隅の [プレビュー] ボタンをクリックして、お使いのブラウザでドキュメントをプレビューしてください。