この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、G Suite Business。 エディションの比較
[セキュリティと調査ツール] ページでは、Vault のログイベントに関連するセキュリティの問題を検索して対処できます。Vault コンソールで行われた操作の記録(保持ルールを編集したユーザーやエクスポート ファイルをダウンロードしたユーザーなど)を確認できます。
目次
管理コンソールで検索を実行する
セキュリティ調査ツールで検索を実行するには、まずデータソースを選択します。次に、検索のための条件を 1 つ以上選択します。その後、検索条件ごとにそれぞれ属性、演算子、値を選択します。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [セキュリティ] [セキュリティ センター] [調査ツール] にアクセスします。
- [データソース] をクリックし、[Vault のログイベント] を選択します。
- [条件を追加] をクリックします。
ヒント: 検索で 1 つ以上の条件を指定するか、ネストされたクエリで検索をカスタマイズできます。詳しくは、ネストされたクエリを使って検索をカスタマイズするをご覧ください。 - [属性] をクリック オプションを選択します。
属性の一覧については、以下の属性の説明をご覧ください。 - 演算子を選択します。
- 値を入力するか、プルダウン リストから値を選択します。
- (省略可)検索条件を追加するには、手順 4〜7 を繰り返します。
- [検索] をクリックします。
調査ツールの検索結果は、ページ下部の表に示されます。 - (省略可)調査を保存するには、保存アイコン をクリック タイトルと説明を入力 [保存] をクリックします。
注:
- [条件作成ツール] タブでは、フィルタ条件を AND/OR 演算子で表します。[フィルタ] タブを使用して、シンプルなパラメータと値のペアを含め、検索結果をフィルタリングすることもできます。
- ユーザーの名前を変更すると、以前の名前のクエリ結果が表示されなくなります。たとえば、名前を OldName@example.com から NewName@example.com に変更した場合、OldName@example.com に関連するイベントの結果は表示されません。
Vault コンソールで検索を実行する
Vault のログイベントの検索を実行する- vault.google.com にログインします。
- [レポート] をクリックします。
- (省略可)期間を選択します。
- (省略可)Vault ユーザーのメールアドレスを入力します。このユーザーによる操作が監査対象になります。すべての Vault ユーザーの操作を監査するには、この欄を空白のままにします。
- 監査対象とする Vault ユーザーの操作の種類を選択します。
- すべての操作を監査するには、[すべて選択] をクリックします。
- 一部の操作のみ監査する場合は、各操作の横にあるチェックボックスをオンにします。
- [CSV 形式でダウンロード] をクリックします。
監査情報を含む CSV ファイルがパソコンにダウンロードされます。
- Google スプレッドシートなどのスプレッドシート アプリで CSV ファイルを開きます。CSV 内の値の定義については、属性の説明(このページの後半)をご覧ください。
- vault.google.com にログインします。
- [案件] をクリックします。
- 案件のリストで、監査する案件をクリックします。
- [監査] をクリックします。
注: Google 管理コンソールで案件の監査ログを表示するには、[今すぐ試す] をクリックします。選択した案件の ID がセキュリティと調査ツールに自動的に読み込まれます。または、URL にある案件の ID をコピーすることもできます。
- (省略可)期間を選択します。
- (省略可)Vault ユーザーのメールアドレスを入力します。このユーザーによる操作が監査対象になります。すべての Vault ユーザーの操作を監査するには、この欄を空白のままにします。
- 監査対象とする Vault ユーザーの操作の種類を選択します。
- すべての操作を監査するには、[すべて選択] をクリックします。
- 一部の操作のみ監査する場合は、各操作の横にあるチェックボックスをオンにします。 注: 保持ルールと案件は体系が異なるため、特定案件の監査では、保持ルールに関連する操作は報告されません。
- [CSV 形式でダウンロード] をクリックします。
監査情報を含む CSV ファイルがパソコンにダウンロードされます。
- Google スプレッドシートなどのスプレッドシート アプリで CSV ファイルを開きます。CSV 内の値の定義については、属性の説明(このページの後半)をご覧ください。
属性 | 説明 |
---|---|
設定者 | 操作を行ったユーザーのメールアドレス |
補足情報 | 保持期間や条件などのペイロードの詳細が含まれます |
日付 | イベントが発生した日時(ブラウザのデフォルトのタイムゾーンで表示されます) |
イベント | 記録されたイベント操作(「調査の表示」、「外部ドキュメントの表示」、「共同編集者の追加開始」など) |
案件 ID |
案件の ID。この ID はすべてのイベントで使用できるわけではなく、案件に関連するイベントに使用されます。 |
組織部門の名前 | 操作の適用先である組織部門の名前が示されます |
クエリ |
特定の検索でユーザーが入力した検索パラメータ |
リソース名 | アクションのリソース名(記録保持名、保存したクエリ名など) |
リソース URL | ユーザーが閲覧したドキュメントの URL |
ターゲット ユーザー |
対象ユーザー(保留にされたユーザーなど)のメールアドレス |
調査を管理する
調査のリストを表示する自分がオーナーとなっている調査と、自分が共有メンバーとなっている調査のリストを表示するには、調査を表示アイコン をクリックします。調査のリストには、調査の名前、説明、オーナー、最終更新日が含まれます。
このリストでは、調査を削除するなど、自分がオーナーとなっているすべての調査に対して操作を行うことができます。調査のチェックボックスをオンにして、[操作] をクリックします。
注: 調査のリストのすぐ上にある [クイック アクセス] では、最近保存した調査を確認できます。
特権管理者は、設定アイコン をクリックして、次の操作を行うことができます。
- 調査のタイムゾーンを変更する。このタイムゾーンは検索条件と結果に適用されます。
- [要審査] をオンまたはオフにする。詳しくは、一括操作には審査担当者の設定を必須とするをご確認ください。
- [コンテンツを表示] をオンまたはオフにする。この設定により、適切な権限を持つ管理者がコンテンツを閲覧できるようになります。
- [操作を実行する理由] をオンまたはオフにする。
手順と詳細については、調査の設定を行うをご確認ください。
検索結果に表示するデータ列を設定できます。
- 検索結果の表の右上にある列を管理アイコン をクリックします。
- (省略可)現在の列を削除するには、アイテムを削除アイコン をクリックします。
- (省略可)列を追加するには、[新しい列を追加] の横にある下矢印 をクリックしてデータ列を選択します。
以上の手順を必要なだけ繰り返してください。 - (省略可)列の順序を変更するには、列名をドラッグします。
- [保存] をクリックします。
調査ツールの検索結果は、Google スプレッドシートまたは CSV ファイルにエクスポートできます。 手順については、検索結果をエクスポートするをご覧ください。
検索条件を保存したり他のユーザーと共有したりする場合は、調査を作成して保存した後に、共有、複製、削除を行います。
詳しくは、調査を保存、共有、削除したり、調査のコピーを作成したりするをご確認ください。
データソースについて詳しくは、データの保持期間とタイムラグをご確認ください。