外部ユーザーに Vault へのアクセスを許可する

組織は調査や監査に応じるために、監督機関のメンバーなどの外部ユーザーに Vault へのアクセスを許可することができます。Google Workspace 管理者は、まず管理コンソールでそれらのユーザーをドメインに追加し、Vault の検索、レポートの表示、その他のタスクを行う権限を付与する必要があります。その後、それらの外部ユーザーに Vault にアクセスできることを知らせる必要があります。

Google Workspace 管理者の場合

外部ユーザーにアクセスを許可し、Vault の権限を割り当てるには:

  1. 管理コンソールにログインします。
  2. 外部ユーザー用に新しい組織部門を作成します。
  3. 必要に応じて、この組織部門で Gmail などのサービスを有効または無効にします。
  4. この組織部門に外部ユーザーを追加します。

    たとえば、外部の調査員 sarah@solarmora.com に Vault へのアクセスを許可する場合は、このユーザーを sarah-solarmora@[ドメイン名].com として追加します。

    注: ユーザーの管理に Directory Sync をご使用の場合は、外部ユーザーを LDAP ディレクトリまたは Directory Sync に追加する必要があります。こうすると、同期中に外部ユーザーが自動的に削除されることがありません。

  5. 新しい管理者ロールを作成し、必要な Vault の権限を割り当てます。
  6. 必要に応じて外部ユーザーに管理者ロールを割り当てます。

これらの外部ユーザーには Vault のライセンスは必要ありません。

Vault ユーザーの場合

外部ユーザーの Vault の使用開始をサポートするには:

  1. Google Workspace 管理者から、上の手順 4 で作成されたユーザー名とパスワードを入手します。外部ユーザーは、これらのログイン認証情報を入力して Vault にアクセスします。
  2. これらの認証情報を外部ユーザーに知らせます。
  3. これらのユーザーに、どこから Vault にログインするか指示します。

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