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予算入札戦略を設定する

予算プラン内の予算割り当てと支出を自動化する

予算管理における予算入札戦略

予算プラン期間中のグループの費用を管理する方法としては、キャンペーンの予算、入札単価、入札単価調整を個別に手動で設定、変更してグループ全体の総予算を支出していく方法と、必要に応じて予算入札戦略(予算戦略)を設定し、キャンペーンの費用(1 日の予算、入札単価、入札単価調整)を自動的に設定、調整して費用を最適化する方法があります。

予算グループごとに 1 つの予算入札戦略を作成します。ただし、予算入札戦略の目標や設定は、グループ内のプランごとに変更することができます。

予算入札戦略の主な焦点は、予算プランで指定されている金額を支出することです。つまり、予算入札戦略により予算全体が最適に使用されるよう調整されるため、日ごとまたは週ごとの費用の変動を見通せるということです。

 

予算入札戦略がキャンペーンの予算や入札単価を最適化し、入札単価調整の自動設定や推奨値の提示を行うには、少なくとも 3 週間の掲載結果データが必要です。

過去の掲載結果データを含まない新しいキャンペーンは、予算入札戦略に組み込んだ場合、予算を適切に設定できなくなります。予算入札戦略に追加する前に、まずは別の入札戦略で積極的に実施し、必要な掲載結果データを取得する必要があります。

 

検索広告 360 入札戦略との類似点

予算グループのキャンペーンに対して個々に予算を設定している場合は、予算入札戦略を使用してグループ内の目標支出額の割り当てを管理し、入札単価や入札単価調整を自動的に変更することができます。つまり、キャンペーン グループの費用の管理を検索広告 360 に任せることができます。

検索広告 360 予算入札戦略と検索広告 360 入札戦略はよく似ています。どちらも、選択したコンバージョンの掲載結果履歴や数式列を使用して、入札単価調整の自動設定や推奨値の提示を行います。また、単価調整可能な項目の入札単価を自動設定したり、制約や制限値を指定したりすることも可能です。入札戦略については、入札単価を手動で設定することで、自動設定を 24 時間オーバーライドすることができます

予算入札戦略キャンペーンの予算と入札単価は 24 時間オーバーライドできます

キャンペーンの予算を手動で設定し、単価調整可能な項目に入札単価を手動で設定した場合は、予算入札戦略が 24 時間オーバーライドされます。

予算は、検索広告 360 管理画面でのみオーバーライドできます。たとえば、Google 広告のユーザー インターフェースを使用してキャンペーンの 1 日の予算を変更しても、変更は無視されます。

予算入札戦略でプラン内の支出額を管理している場合、手動で予算や入札単価を設定することはおすすめしません。

入札戦略と予算入札戦略の主な違いとしては、予算入札戦略では支出額を分配して入札単価を変更することで予算が最適化されることと、予算入札戦略は予算プランの一部としてのみ設定可能な点が挙げられます。

検索広告 360 入札戦略では、予算は管理されず、必要に応じてデフォルト入札単価を設定できます。

類似点と相違点の一覧を以下に示します。

特徴 予算入札戦略 入札戦略
予算プラン内に含まれている

予算入札戦略は、必要に応じて有効化できる予算プランの 1 コンポーネントであり、プランの開始前または実施中に有効と無効を切り替えることができます。

予算グループごとに 1 つの予算入札戦略を作成します。ただし、予算入札戦略の目標や設定は、グループ内のプランごとに変更することができます。

予算入札戦略は、以前のプランで使用されていた場合に限り、次のプランでも自動的に有効になります。予算入札戦略の設定についてご確認ください。

×

検索広告 360 入札戦略は独立した設定で、個々のキャンペーンに適用することができます

(入札戦略を作成して、使用しないでおくこともできます。つまり、作成した入札戦略を使用しなくてもかまいません)。

 

コンバージョン目標または目標クリック数を使用して最適化する

コンバージョン目標を選択した場合、予算入札戦略は、予算プランのコンバージョン目標とアトリビューション モデルを使用します。

×

入札戦略内で目標を設定します。

入札戦略を適用する期間を設定する

予算プラン内で週、月、年を選択します。

×

戦略の名前

予算入札戦略の名前は、予算グループの名前にギリシャ文字「Δ」が付加されたものになります。このギリシャ文字により、入札戦略レポート内で予算入札戦略を識別することができます。

予算入札戦略の名前を変更することはできません。

〇(必須)

入札戦略の名前を指定します。

目標を最大化するためにキャンペーンの予算や割り当てを自動的に最適化する

〇(必須)

予算入札戦略は、予算を割り当てる際、掲載結果履歴に見られる曜日ごとの傾向を評価します。

×

 

検索エンジンの単価調整可能な項目に対して入札単価を自動的に設定する 〇(必須) 〇(省略可)
入札単価調整の自動設定や推奨値の提示を行う

〇(省略可)

入札戦略の場合、デバイス(モバイル、タブレット、パソコン)入札単価調整、地域ターゲット、リマーケティング ターゲットの自動設定や推奨値の提示を行うことができます。

〇(省略可)

入札戦略の場合、デバイス(モバイル、タブレット、パソコン)入札単価調整、地域ターゲット、リマーケティング ターゲットの自動設定や推奨値の提示を行うことができます。
制約を設定する

〇(省略可)

〇(省略可)
掲載結果目標を設定する

×

代わりに、予算プラン内で掲載結果ベンチマーク(コンバージョン数、収益、CPA、ROAS)を指定できます。

〇(必須)

入札戦略には、目標額を指定できるさまざまな掲載結果設定が用意されています。入札戦略の場合、コンバージョン数や収益に加えて、クリック数または特定の広告(キーワード)の掲載順位を達成するように入札単価を自動設定することができます。

個々の戦略の掲載結果に関するレポートを作成する

予算入札戦略指標は、入札戦略レポート内に含まれます。

入札戦略指標は、入札戦略レポート内でレポートされます。

 

キャンペーンの予算管理オプションと予算入札戦略の関係

キャンペーン予算は、以下のいずれかの方法を使用して管理できます。方法に応じて、予算入札戦略と併用できる場合、または予算入札戦略によって置き換えられる場合があります。たとえば、手動で管理している予算は、予算入札戦略によって自動的に管理できます。また、検索広告 360 入札戦略を予算入札戦略に置き換えることも可能です。

  • 手動キャンペーン予算 - キャンペーンの 1 日の予算は、キャンペーン設定で指定します。費用の配分ペースには、「標準の広告配信」と「広告配信の集中化」のいずれかを指定することができます。手動で設定しているキャンペーン予算は、予算入札戦略を適用することで、自動調整予算に切り替えることができます。
    2019 年 10 月 7 日より、Google 広告で [広告配信の集中化] が使われているすべての検索キャンペーンとショッピング キャンペーンが、[標準の広告配信] に切り替えられました。[広告配信の集中化] オプションは引き続き検索広告 360 で使用できますが、Google 広告キャンペーンでは [標準の広告配信] が使用されます。詳細
  • 1 か月の目標予算を設定した検索広告 360 入札戦略 - 予算を自動管理する場合、入札戦略ではキャンペーン ポートフォリオ間の割り当て額を管理できないため、予算入札戦略を使用することをおすすめします。入札戦略の場合、キーワード入札単価を管理するか、デバイス(モバイル、パソコン、タブレット)、地域ターゲット、リマーケティング ターゲットの入札単価調整の自動設定や推奨値の提示を行うことで、1 か月間の指定金額を支出することしかできません。キャンペーン予算は、手動で設定、調整する必要があります。

    1 か月の費用の入札戦略は予算入札戦略に置き換えられます。詳しくは、キャンペーンを予算管理に移行する方法をご覧ください。
  • 共有予算(Google 広告エンジン アカウントおよび Microsoft Advertising エンジン アカウントの自動予算管理タイプ) - 各エンジンは、掲載結果を最適化するために、キャンペーン全体で予算を費やす方法を自動的に調整します。オークションごとの自動入札機能を有効にしない予算入札戦略では、共有予算を管理できません。オークションごとの自動入札機能を有効にせずに、予算入札戦略で予算を管理できるようにするには、対象のキャンペーンを共有予算から削除する必要があります。詳しくは、キャンペーンの共有予算の状況を表示する方法についての記事をご覧ください。
    予算入札戦略のオークションごとの自動入札機能は、早期テスターや早期レビュアーになることに同意されたお客様を対象に、プレビューとして提供されています。この機能のテストを希望される代理店または広告主様は、検索広告 360 アカウント マネージャーにお問い合わせください。
  • キャンペーンの 1 日の予算の配分方法: 1 日を通して予算を均等に支出するのか(「標準の広告配信」)、またはできる限り早く支出するのか(「広告配信の集中化」)を選択できます。予算入札戦略を有効にする場合は、「標準の広告配信」の予算配分方法をおすすめします。「広告配信の集中化」の場合は、その日の早い段階で予算が消化される可能性があります。

予算入札戦略に関する重要事項

  • 最適な掲載結果を得るためには、プランを作成する際やプランの開始が近づいたときに、予算入札戦略を有効にしてください。
  • 予算入札戦略は、予算グループ内のすべてのキャンペーンで支出額を最適化できるように、キーワードや他の単価調整可能な項目を対象にキャンペーンの予算や入札単価を管理します。予算入札戦略の設定では、この要件に基づいて、[キャンペーンの 1 日の予算] チェックボックスと [キーワードとその他の単価調整可能な項目] チェックボックスがオンになったまま変更できなくなっています。
  • 予算入札戦略は、キャンペーン内のすべての項目に適用されます。つまり、キャンペーン グループに対して予算入札戦略を有効にすると、キャンペーンや、広告グループ、キーワード、商品グループからすべての検索広告 360 入札戦略が削除され、キャンペーン内のすべての単価調整可能な項目の予算と入札単価を、予算入札戦略が管理するようになります。
  • グループの最初の予算プランの場合、予算入札戦略が分析を行うには約 3 週間の掲載結果データが必要になります。十分な量のデータが存在している場合は、1 週間あれば予算入札戦略によってデータを分析できるようになります。また、次のタイプの変更が発生した場合にも、予算入札戦略が学習モードに移行することがあります。
    • 新しい予算プランに移行した。
    • キャンペーンの追加や削除を行った。
    • 新しいプラン内で 30% を超える予算変更を行った。あるいは、実施中のプラン内で目標支出額を変更した。
  • 予算入札戦略では、変更を行う前の最新の予算、入札単価、入札単価調整を使用します。
  • 予算入札戦略では、共有予算を使用する Google 広告キャンペーンと Microsoft Advertising キャンペーンの予算を調整できませんが、入札単価は設定できます。ただし、オークションごとの自動入札機能を有効にした予算入札戦略では、Google 広告のキャンペーンを共有予算に含めることができます。自動的に共有予算が作成され、キャンペーンが共有予算に含まれるようになります。

  • 状態カードによって「予算グループ内のキャンペーン予算の一部がエンジンによって管理されており、予算入札戦略では管理されていないこと」が通知されます。予算入札戦略がオークションごとの自動入札機能を使用している場合、状態カードは表示されません。
  • 予算入札戦略を使用して費用を管理している場合は、年末年始といった休日の主要なセールス イベントに限り、カスタム割り当て額を指定します。また、予算入札戦略を使用して費用を管理している場合は、プランの最終週にカスタム割り当て額を設定しないでください
  • 予算入札戦略のショッピング キャンペーンはオークションごとの自動入札機能に対応していません。このため、ショッピング キャンペーンでの入札は引き続き検索広告 360 の入札戦略で管理されます。入札戦略によって入札単価が定期的に分析され、6 時間ごとに更新されます。注: 収益の指標をターゲットとするスマート ショッピング キャンペーンは、予算入札戦略のオークションごとの自動入札機能に対応しています。

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