2019 年 8 月 15 日以降、キーワードの掲載順位の範囲（広告の掲載順位または平均掲載順位とも呼ばれます）をターゲットとする検索広告 360 の入札戦略を Google 広告キャンペーンに適用することはできなくなります。この変更は、Google 広告での平均掲載順位の指標の廃止に対する、検索広告 360 での予防措置です。
代わりに、検索広告 360 のインプレッション シェア入札戦略を作成して Google 広告キャンペーンに適用することで、検索結果ページの選択した広告掲載位置での特定のインプレッション シェアのターゲティングが自動化されます。
8 月 15 日までに以下の手順を完了してください
Google 広告キャンペーンがキーワードの掲載順位の入札戦略からインプレッション シェア入札戦略に自動的に移行されることを防ぐため、サポートが終了する前に以下の手順を実施し、最初にターゲットを指定することをおすすめします。
- 検索広告 360 のキーワードの掲載順位の各入札戦略の掲載結果を分析して、入札戦略によって管理されている Google 広告キャンペーンの広告の掲載順位ターゲットを特定します。
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キーワードの掲載順位の入札戦略からインプレッション シェア入札戦略に Google 広告キャンペーンを移行します。
Google 広告キャンペーンにインプレッション シェア入札戦略を適用する前に、キャンペーンの広告グループとキーワードで入札戦略がキャンペーンから継承されていることを確認する必要があります。
キャンペーンや、広告グループ、キーワードの入札戦略のメンバーシップを確認するには、レポートに [入札戦略] 列を追加します。
アイコンは、上位レベルから継承された入札戦略を示します（たとえば、広告グループから入札戦略メンバーシップを継承しているキーワードに、このアイコンが表示されます）。
別の入札戦略が項目に適用されている場合、インプレッション シェア入札戦略がキャンペーンに適用されると、それらの項目はその入札戦略から削除されます。つまり、広告グループとキーワードでは、キャンペーンに適用されるインプレッション シェア入札戦略が自動的に継承され、その項目が他の入札戦略から削除されるということです。入札戦略から大量の項目が削除されると、その掲載結果に影響が出る可能性があります。
アイコンは、上位レベルから継承された入札戦略を示します（たとえば、広告グループから入札戦略メンバーシップを継承しているキーワードに、このアイコンが表示されます）。8 月 15 日より、検索広告 360 では、キーワードの掲載順位の入札戦略で管理されている Google 広告キャンペーンに対して、インプレッション シェアの入札戦略への移行が開始されます（可能な場合）。キャンペーンをインプレッション シェアの入札戦略に移行できない場合でも、Google 広告キャンペーンはキーワードの掲載順位の入札戦略から削除されます。
キーワードの掲載順位の入札戦略を分析してターゲットを特定する
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広告主に移動します。
広告主への移動手順-
ナビゲーション バーをクリックしてナビゲーション オプションを表示します。
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[代理店] リストで、対象の広告主を含む代理店をクリックします。代理店を見つけるには、代理店名で検索するか、リストをスクロールします。
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[広告主] のリストで、該当する広告主をクリックします。
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[適用] をクリックするか、Enter キーを押します。
広告主のすべてのエンジン アカウントに関するデータを含む広告主ページが表示されます。
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左側のナビゲーション パネルで [入札戦略] をクリックします。
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[入札戦略] タブをクリックします。
- 14 日間以上前の期間を選択します。
[今日を含める] チェックボックスはオンにしないでください。
- （省略可）キーワードの掲載順位をターゲットとする入札戦略のみを含めるよう入札戦略レポートをフィルタします。
- 掲載結果の概要グラフの上にある [フィルタ] をクリックします。
- [+ 属性 / 指標を追加] をクリックします。
- リストから [目標] を選択します。
- 「7 個選択済み」の横にある矢印をクリックして、リストを消去します。
- [キーワードの掲載順位] チェックボックスをオンにして、[OK] をクリックします。
- [フィルタを適用] をクリックします。
- キーワードの掲載順位の入札戦略を選択します。
- [キャンペーン] タブをクリックします。
- Google 広告キャンペーンのみを含めるようにレポートをフィルタします。
- フィルタで [エンジン] 属性を選択し、[Google 広告] のチェックボックスをオンにします。
- レポートの [インプレッション シェア] 列を確認して、インプレッション シェア入札戦略のターゲットと、その入札戦略に含める Google 広告キャンペーンを決定します。
次のセクションでは、これらの列について詳しく説明し、それらをキーワードの掲載順位の範囲にマッピングする方法を紹介します。
入札戦略レポートでインプレッション シェアの指標を確認する
入札戦略レポートにインプレッション シェアの指標が追加され、検索結果ページのどこに広告が表示されるかを把握しやすくなりました。
| 指標 | 説明 |
|---|---|
| ページ最上部インプレッション シェアの割合 | 広告が検索結果ページの最上部に表示された回数を示します。 |
| ページ上部インプレッション シェアの割合 | 広告が検索結果ページの上部に表示された回数を示します。 |
| 検索広告のインプレッション シェア | 広告が検索結果ページに表示された回数を示します。 |
指標を使うと、ターゲットとすべきインプレッション シェアを特定できます。検索広告 360 のインプレッション シェア入札戦略では、指定したインプレッション シェアがターゲティングされるように入札単価が調整されます。たとえば、広告のページ上部のインプレッション シェアが 65% を超えている場合、その視認性の高さを達成するために、引き続き入札戦略で広告の入札が行われます。
以下の表は、キーワードの掲載順位ターゲットとインプレッション シェア ターゲット間で推奨される相関関係の一覧です。キーワードの掲載順位の入札戦略で掲載順位のターゲットを 1.0～1.1 に設定している場合は、ページ最上部インプレッション シェアの割合がターゲティングされるように入札戦略を作成することをおすすめします。
| キーワードの掲載順位の入札戦略のターゲット範囲 | インプレッション シェア入札戦略の広告の掲載順位ターゲット | 対応する広告の掲載順位の列 |
|---|---|---|
| 1.0～1.1 | ページの最上部 | ページ最上部インプレッション シェアの割合 |
| 1.2～2.0 | ページ上部 | ページ上部インプレッション シェアの割合 |
| 2.1 以上 | ページの任意の場所 | 検索広告のインプレッション シェア |
キーワードの掲載順位の入札戦略のどの Google 広告キャンペーンが、広告の掲載順位のターゲットに一致するかを確認してください。
必要に応じて、キャンペーンのインプレッション シェア ターゲットを識別するために、キーワードの掲載順位の入札戦略の各 Google 広告キャンペーンにラベルを付けることもできます。たとえば、ページ上部をターゲットにするキャンペーンの場合は「Top_pos_25」というラベルを付けます。
ラベルを使うと、キャンペーンを検索し、キャンペーンの広告グループや単価調整可能な項目にその他の入札戦略が適用されているかどうかを確認することができ、これにより、キャンペーンのグループに適切なインプレッション シェア入札戦略を適用することが可能です。
次の手順では、インプレッション シェア入札戦略を Google 広告キャンペーンのグループに適用する方法について説明します。
Google 広告キャンペーンをインプレッション シェア入札戦略に移行する
キャンペーンに入札戦略を適用する方法はいくつかあります。以下の手順では、その方法の 1 つを紹介します。
- 移行する Google 広告キャンペーンの入札を管理しているキーワードの掲載順位の入札戦略に移動します。
- [キャンペーン] タブをクリックします。
- Google 広告キャンペーンのチェックボックスをオンにします。
- [編集] をクリックし、[入札戦略を変更] をクリックします。
- [入札戦略を選択] の横にある矢印をクリックしてリストを表示します。
- インプレッション シェア入札戦略を選択します。
- [保存] をクリックして変更をすぐに適用するか、特定の時間に変更が行われるようにスケジュールを設定します。
新しいインプレッション シェア入札戦略の掲載結果を分析する
他の検索広告 360 の入札戦略と同様に、インプレッション シェア入札戦略でも、目標を達成するために入札単価について学習し、それを調整する時間が必要となります。Google 広告キャンペーンに入札戦略を適用してから約 7 日後に、新しいインプレッション シェア入札戦略それぞれの掲載結果を評価し、以下のインプレッション シェアの列に表示される指標を確認してください。
また、その間も定期的にアクセスして、入札戦略で目標が達成されているかどうかを確認してください。