エンジン アカウントとは、サポート対象の検索エンジンと 検索広告 360 を接続するオブジェクトです。各エンジン アカウントに対して、接続先アカウントの ID や番号、検索広告 360 がアカウントの管理を開始する日付、その他エンジンタイプ固有の設定を指定します。
特別な権限が必要
エンジン アカウントを作成できるのは、代理店マネージャーか広告主マネージャーに限られます。
Microsoft Advertising エンジン アカウントを作成する方法
Microsoft Advertising エンジン アカウントの作成手順の概要は次のとおりです(詳細については、下記をご覧ください)。
- Microsoft Advertising アカウントを Microsoft アカウントにリンクします。
- 検索広告 360 で、次の手順を行います。
- エンジン アカウントを作成して、検索広告 360 の Microsoft Advertising アカウントへのアクセスを認証します。
- 認証ステータスを確認します。
- 最初の同期を実行して、エンジンから既存のキャンペーンをインポートします。
Microsoft Advertising エンジン アカウントを作成して承認する
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エンジン アカウントを含める広告主に移動します。
広告主への移動手順-
ナビゲーション バーをクリックしてナビゲーション オプションを表示します。
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[代理店] リストで、対象の広告主を含む代理店をクリックします。代理店を見つけるには、代理店名で検索するか、リストをスクロールします。
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[広告主] のリストで、該当する広告主をクリックします。
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[適用] をクリックするか、Enter キーを押します。
広告主のすべてのエンジン アカウントに関するデータを含む広告主ページが表示されます。
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[エンジン アカウント] タブをクリックします。
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[新規 ▼] をクリックして、[Microsoft Advertising] を選択します。
新しいエンジン アカウントの設定パネルが表示されます。
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アカウントに名前を付けます。
- アカウントを識別できる名前を選びます。100 文字まで入力できます。
- 他のシステムで特定の命名規則を使用している場合は、ここで同じ命名規則を使用しておくと、監査や請求などの際にアカウントを照合しやすくなります。
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(省略可)[開始日] で、日付を選択します。
アカウントをリンクした日付など、わかりやすい日付を選択してください。検索広告 360 がレポート作成や同期を行う際に、この日付を使用することはありません。 -
後述のように、エンジンの設定を入力します。
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[エンジンの詳細] で、[認証] をクリックします。
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Microsoft Advertising アカウントにリンクした Microsoft アカウントにログインします。検索広告 360 にアクセス権限を付与して、Microsoft Advertising アカウントの情報を更新します。
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[保存] をクリックします。
新しいエンジン アカウントはエンジン アカウントの表に表示され、アカウント ナビゲーション バーの [アカウント] で利用できるようになります。
- Microsoft Advertising アカウント番号: Microsoft Advertising でこの値を確認するには、[Home] タブをクリックします。アカウント ID はプルダウンに表示されます。
- 承認: Microsoft Advertising アカウントを管理するには、検索広告 360 に Bing Ads API へのアクセスを承認する必要があります。[承認する] をクリックすると、承認手続きを開始できます。詳しくは、Microsoft Advertising アカウントを承認する方法についての記事をご覧ください。
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同期の詳細: (省略可)検索広告 360 でアカウントを同期するスケジュールを設定します。
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URL テンプレート: アカウント レベルで URL テンプレートを指定すると、エンジン アカウント内のすべての広告、キーワード、サイトリンクのランディング ページ URL に、第三者トラッキング URL や共通する URL パラメータのセットを適用できます。
URL テンプレートは階層構造になっています。エンジン アカウント内で作成したテンプレートは、まだ専用のテンプレートが定義されていないすべてのキャンペーン、広告グループ、キーワード、サイトリンクに適用されます。詳細
アカウントで並行トラッキングを使用している場合、ここに表示される URL パラメータは、テンプレートの定義方法に応じて、ランディング ページに送信されないことがあります。そのため、これらのアカウントでは、最終ページ URL のサフィックスを使用して、ランディング ページに必要な URL パラメータを指定することをおすすめします。
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ランディング ページ URL の詳細: エンジン アカウントでのパラメータ処理の方法を選択します。この設定により、検索広告 360 が生成してエンジンに入稿するクリックサーブ URL に含める内容を、動的 URL パラメータだけにするか、静的パラメータだけにするか、ランディング ページ URL 全体にするかを指定できます。
デフォルトの設定([動的パラメータの使用])から他のパラメータ処理オプションに切り替えた場合、動的パラメータを使用する設定に戻すことはできません。動的パラメータを使用するオプションは表示されなくなります。
最初の同期を実行する
エンジンから既存のキャンペーンをインポートするには、最初の同期を実行します。
Microsoft Advertising アカウントの最初の同期を実行すると、検索広告 360 は追加の検索広告 360 マクロ用のカスタム パラメータを作成して、そのカスタム パラメータを Microsoft Advertising に入稿します。検索広告 360 マクロは、Microsoft Advertising アカウントでは利用できません。代わりに検索広告 360 が作成したカスタム パラメータをご利用ください。
新しいカスタム パラメータにより、Microsoft Advertising アカウントが審査の対象になることがあります。
Google 広告で作成した広告キャンペーンを Microsoft Advertising にインポートする場合:
インポートを行う場合は、検索広告 360 で最初の同期を行う前に、Google 広告の URL のトラッキング情報が Microsoft Advertising にインポートされていないことを確認してください。Google 広告のトラッキング情報が含まれていると、検索広告 360 の Microsoft Advertising アカウントで、レポートとアトリビューションに不一致が生じる可能性があります。