検索広告 360の複数の広告やキーワード、その他のアイテムについて設定を自動的に変更したい場合は、一括編集や自動化ルールを設定する際に、1 回限りの変更または繰り返しの変更のスケジュールを設定できます。
たとえば下記が可能です。
- プロモーションの立ち上げに合わせ、深夜に広告やキーワードを有効にする。
- 夏の始まりに合わせて広告コピーを変更する。
- 週末や夜間にはキーワードの入札単価を下げ、平日は入札単価を上げる。
- 予算消化率に達した場合に特定のラベルを持つすべてのキャンペーンでモバイルの入札単価調整比を下げる。
一時的に変更するだけの場合は、変更を元に戻すタイミングも指定できます。この機能を使用すると、営業時間外に作業しなくても、毎日 24 時間いつでも検索広告 360 で必要な変更を加えることができます。
スケジュールを設定したそれぞれの編集にわかりやすい名前を付けると、編集を追跡しやすくなります。この名前はスケジュールに基づく編集のリストに表示されます。
スケジュールに基づく編集に関する重要事項
-
スケジュールに基づく編集には、その編集を設定した検索広告 360 ユーザーの権限は適用されません。編集を設定したユーザーが検索広告 360 から削除されたり、そのユーザーの権限が変更された場合でも、スケジュールに基づく編集が一時停止されたり削除されたりしない限り、スケジュールに基づく編集が続行されます。
スケジュールに基づく編集を設定したユーザーを確認するには、左パネルで [スケジュールに基づく編集] をクリックして [ユーザー] 列を確認します。 - 一括編集または自動化ルールを保存した後で、スケジュールを変更することはできません。保存後に行える操作は、編集やルールの一時停止、再開、削除のみです。
-
編集や自動化ルールを完了する時間を十分に取ってから次の編集を始めるようスケジュールしてください。つまり複数の編集やルールのスケジュールを設定している場合、次の編集が始まる前に 1 つ目の編集を完了する時間が十分にあるようスケジュールする必要があります。各編集のスケジュールが短いと、ある編集で変更される前の値や設定に基づいて次の編集の計算が行われる可能性があります。
スケジュールを作成する
- 編集するオブジェクトを含むスコープに移動します。
- 一括編集または自動化ルールを設定します。
注: 指定したフィルタはすべて、編集やルールを実行するたびに再適用されます。たとえば、フィルタを使用して有効なキャンペーンのみを表示する場合、一括編集は有効なキャンペーンにのみ適用されます。後でこれらのキャンペーンの一部を一時停止すると、その後の一括編集の実行は、一時停止したキャンペーンには適用されません。
-
スケジュールのタイプを指定します。
-
特定の時間に編集するようにスケジュールを設定するには
- [開始] の下で、[後で] を選択します。
-
開始日時を指定します。
タイムゾーンはブラウザの設定と同じになります。
-
繰り返し編集のスケジュールを設定するには
- [開始] の下で、[繰り返し] を選択します。
- 編集の頻度を選択します。
- 編集を行う時間を指定します。
- (省略可)タイムゾーンを選択します。デフォルトでは、エンジン アカウントの設定またはブラウザと同じになります。
スケジュールのオプションが表示されない場合は、ユーザー役割に自動化ルールの設定や編集のスケジュール設定を行う権限が付与されていない可能性があります。
-
-
わかりやすい名前を入力します。
- 必要に応じて [元に戻す] オプションを使い、特定の時間の変更を元に戻すこともできます。
-
編集についてのアラートを送信するタイミングを指定します。
- 変更が試行されるたび
- 変更が発生した場合のみ
- 問題がある場合のみ
-
変更を通知するユーザーのメールアドレスを入力します。
スケジュールに基づく編集が完了すると検索広告 360 からメールが送信されます。
-
[保存] をクリックします。
スケジュールに応じた一括編集またはルールの適用が行われます。
スケジュールに基づく編集またはルールを表示する
スケジュールに基づく編集の概要を確認したり、広告主に対して編集を一時停止、再開、または削除したりできます。
-
広告主に移動します。
広告主への移動手順-
ナビゲーション バーをクリックしてナビゲーション オプションを表示します。
-
[代理店] リストで、対象の広告主を含む代理店をクリックします。代理店を見つけるには、代理店名で検索するか、リストをスクロールします。
-
[広告主] のリストで、該当する広告主をクリックします。
-
[適用] をクリックするか、Enter キーを押します。
広告主のすべてのエンジン アカウントに関するデータを含む広告主ページが表示されます。
-
-
左側のナビゲーション パネルで次のいずれかをクリックします。
-
スケジュールに基づく編集
- ルール
検索広告 360 では最大で 2,000 件の項目が表示されます。
-
-
スケジュールに基づく編集またはルールの横にあるチェックボックスをオンにして、ステータスを変更します。
-
レポートの表の上にある [編集 ▼] をクリックしてから下記をクリックします。
- 一時停止
- 再開
- 削除
スケジュールに基づく編集の列
広告主に対するスケジュールに基づく一括編集をすべて表示するには、左側のナビゲーション パネルで [スケジュールに基づく編集] をクリックします。表に含まれる列は次のとおりです。
[スケジュールに基づく編集] 列 | 説明 |
---|---|
名前 | スケジュールに基づく編集の名前。 |
操作 | 一括編集で実行するタスクの概要。 |
繰り返し | 編集のスケジュールと頻度。 |
最終実行日 | 最後の編集が行われた日付と時刻。 |
元に戻す | 編集が元に戻された日付と時刻(該当する場合)。 |
次の実行 | 次の編集のスケジュール。 |
作成日 | 一括編集が作成された日付。 |
ユーザー | 一括編集のスケジュールを設定したユーザーのメールアドレス。 |
自動化ルールの列
広告主に対するスケジュールに基づく自動化ルールをすべて表示するには、左側のナビゲーション パネルで [ルール] をクリックします。表に含まれる列は次のとおりです。
[ルール] 列 | 説明 |
---|---|
名前 | ルールの名前。 |
ルールタイプ | ルールを適用する検索広告 360 オブジェクトのタイプ。 |
適用対象 | ルールを適用するスコープの名前。たとえば、広告主やアカウントの名前が表示されます。 |
条件 | ルールの適用先の選択項目やルールの条件が表示されます。 |
アクションとアラート | ルールの条件が満たされた場合に実行するタスク。 |
スケジュール | ルールを適用する頻度。 |