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Floodlight コンバージョンのレポートの作成

Floodlight のクロス環境でのコンバージョンについて

現在のようなマルチデバイスの世界では、コンバージョンが達成されるまでに複数のデバイスやウェブブラウザが使用される件数がますます増えています。たとえば、外出中にモバイル デバイスで有料検索広告をクリックし、帰宅してからデスクトップ パソコンでコンバージョンを達成するユーザーもいます。こうしたデバイスやブラウザをまたいだコンバージョンはクロス環境でのコンバージョンと呼ばれ、匿名データを集計するさまざまなソースを使用してカウントされます。

顧客の接点を詳しく分析できるよう、Foodlight アクティビティでは単一環境でのコンバージョンとクロス環境でのコンバージョンの両方の指標が同じレポートに表示されます。

  • 単一環境の指標: 単一環境コンバージョンをレポートする列([アクション] 列、[トランザクション] 列など)では、起点と終点が同じデバイスまたは同じブラウザとなっているコンバージョン プロセスのみがカウントされます。単一環境指標の場合、検索広告に関連付けられるコンバージョンの総数が実際よりも少なくレポートされることがあります。
  • クロス環境の指標: コンバージョンの総数には、検索広告のクリックとコンバージョンで利用されたデバイスやブラウザが、同一である場合と異なる場合の両方が含まれます。

Google 広告クロス環境コンバージョンとの違い

Google 広告コンバージョン トラッキングの場合、クロス環境コンバージョンもレポートできますが、その対象は、Google 広告コンバージョン トラッキングを使用している Google 広告の広告キャンペーンに限定されます。このデータは検索広告 360 内で確認できます。

Floodlight クロス環境コンバージョンのコンバージョン データは、サイト上の Floodlight アクティビティに基づいて記録されるため、どの検索広告 360 エンジン アカウントのクロス環境コンバージョンでも確認することができます。

Google 広告と Floodlight のクロス環境コンバージョンは一致するか?

いいえ。この 2 つのサービスが使用するデータやアルゴリズムは異なるため、レポートに表示されるクロス環境コンバージョンの数が一致することはほとんどありません。

検索広告 360 内でデータが更新される頻度

クロス環境でのコンバージョンは、検索広告 360 のレポートに反映されるまで、最大 3 日間かかります。たとえば、5 月 24 日に発生したクロス環境でのコンバージョンは、5 月 27 日以降のレポートに反映されます。この遅延は実施中の自動入札に影響することはありませんが、引き続きパフォーマンスをモニタリングし、目標に合わせて入札単価と目標値を調整することをおすすめします。

クロス環境でのコンバージョンが一部しか表示されない場合

Floodlight がクロス環境コンバージョンのクレジットを計算、分配する方法に基づき、クロス環境コンバージョンをレポートする列には通常、小数値が表示されます。たとえば、コンバージョン経路が複数の環境にまたがる場合、Floodlight は、コンバージョンに貢献した各キーワードにクレジットを分配します。収益やトランザクション量も同様に分配されます。ただし、クロス環境コンバージョンの計算方法は複雑なため、分配後の量を合計しても、Floodlight タグによってレポートされる元の量に達しないことがあります。

スケーリングとクロス環境でのコンバージョン

検索広告 360 では、広告クリックに関する情報を保存しているウェブサイトの Cookie を利用できない場合、Floodlight コンバージョンやインポートされた Google アナリティクスの目標およびトランザクションを直接測定できなくなることがあります。これはブラウザやアプリケーションの設定などが原因である可能性がありますが、Google のサイトワイドのタグ設定ソリューションを利用している場合でも同様です。この場合、検索広告 360 では機械学習と過去のデータを使用して、直接測定できないコンバージョン数やコンバージョン収益額をモデル化します。検索広告 360 のレポートや入札戦略では、算出された見積もりを使用してコンバージョン指標をスケーリングし、広告がどのようにコンバージョンの増加につながっているかをより正確に把握できます。

Floodlight 列にクロス環境でのコンバージョンを挿入した場合、列にはスケーリングされたコンバージョンも含まれるようになります。スケーリングされたコンバージョンをクロス環境レポートから除外することはできません。

オフライン コンバージョンとクロス環境でのコンバージョン

標準のクロス環境レポート列には、過去 30 日間に検索広告 360 にアップロードされたオフライン コンバージョンが含まれます。

Floodlight クロス環境コンバージョンのレポート作成に関する要件

Floodlight のクロス環境でのコンバージョンを表示するには:

  1. Floodlight アクティビティを作成して、サイトに Floodlight タグを追加します。
  2. 検索広告 360 で、Floodlight クロス環境アクティビティを集計して匿名化するのに十分な数の Floodlight アクティビティ コンバージョンを記録します。それまでは、クロス環境コンバージョン列と単一環境コンバージョン列には同じコンバージョン数が表示されます。

    クロス環境でのコンバージョンの計算方法の違いにより、正確な数値は広告主によって異なります。

    2018 年 4 月にデータ要件が改訂され、クロス環境コンバージョンの検出に必要なコンバージョン データの量が削減されました。この変更により、広告主は、単一環境コンバージョンとクロス環境コンバージョンを混在させることが求められます。DoubleClick Search がクロス環境アクティビティを検出する方法が変更されたため、2018 年 4 月以前の日付を含むレポートでは、クロス環境コンバージョンの数が増加することがあります。
  3. 広告、キーワード、商品グループ、またはそれより上位のレベルのレポートを表示します。
    クロス環境でのコンバージョンを含むレポート列は、その他のレポートには追加できません。

 

利用を開始する

デバイスをまたいだコンバージョンを含む、コンバージョンの総数を確認する方法は次のとおりです。

  • [エンジン アカウント]、[キャンペーン]、[広告グループ]、[広告]、[キーワード]、[ターゲット] > [商品グループ] のレポートの表にクロス環境列を追加する。
    これにより、単一環境でのコンバージョンとクロス環境でのコンバージョンを簡単に比較できるようになります。
  • クロス環境でのコンバージョンを表示する Floodlight 列を作成する。
    たとえば、特定の Floodlight アクティビティ グループでのクロス環境のアクティビティを表示する Floodlight アクティビティの列を作成します。
  • クロス環境でのコンバージョンを含む数式列を作成する。
    たとえば、クロスデバイス アクティビティに由来するコンバージョンを組み込んだことで生じた増加分をレポートする数式列を作成します。

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