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特定のタイプの入札戦略を作成する

価値に基づく数式列をターゲットとするコンバージョン入札戦略に切り替える

数式による重み付けに基づくコンバージョン戦略からの移行

数式による重み付けに基づく列を使用してコンバージョン(目標コンバージョン単価またはコンバージョン数の目標)をターゲットとする入札戦略および予算入札戦略は、検索広告 360 でのサポートがまもなく終了します。2022 年 9 月より、該当する入札戦略のコンバージョンの発生元予算入札戦略のコンバージョン目標は、数式による重み付けに基づく列を使用して価値(広告費用対効果または収益の目標)をターゲットとする新しい入札戦略に自動的に置き換えられます。

カスタム Floodlight 変数をフィルタリングするカスタム列をターゲットとするコンバージョン ベースの入札戦略のサポートも終了します。2022 年 9 月に、これらの入札戦略も、カスタム Floodlight 変数をフィルタリングする、価値に基づく入札戦略に置き換えられます。

入札戦略によって管理されているキャンペーンは、まもなく新しい価値に基づく入札戦略に自動的に移行されます。

これらのタイプの入札戦略のサポートは終了しているため、カスタム Floodlight 変数をフィルタリングする、重み付けに基づく列またはコンバージョンに基づく列を使った入札戦略は作成できなくなります。代わりに、価値に基づく入札戦略を使用してください。

サポート終了日

コンバージョンの発生元 /
コンバージョン目標の種類
数式による重み付けに基づく入札戦略、コンバージョン ベースの入札戦略、カスタム Floodlight 変数をフィルタリングする入札戦略のサポート終了の開始時期
数式による重み付けに基づくコンバージョン ベースの入札戦略 2022 年 9 月
数式による重み付けに基づくコンバージョン ベースの予算入札戦略(予算プラン内) 2022 年 9 月
カスタム Floodlight 変数をフィルタリングする、コンバージョンに基づく列 2022 年 9 月

 

数式による重み付けに基づくコンバージョン入札戦略では、目標コンバージョン単価(CPA)でコンバージョン数を最大化することを目指します。たとえば、特定のページ(例: 「カートの確認」)から発生したコンバージョンに特に価値がある場合に、それらのコンバージョンに重み 4 を割り当てる数式を作成しても、別のページには重み 10.25 を割り当てたり、まったく割り当てなかったりすることができます。「カートの確認」ページからの各アクションは 4 回のアクションとして記録されます。つまり、他のページからのアクションの 4 倍の価値が付されます。以下の例では、Floodlight アクティビティ(tagAtagBtagC)に重みを割り当てる数式について説明しています。重みが 2tagB の価値は、tagA の 2 倍、tagC の半分になります。

Weighted_conversions = tagA + 2 × tagB + 4 × tagC

数式による重み付けに基づくコンバージョン入札戦略では、特定のアクションの相対値を設定します。ただし、検索広告 360 のコンバージョンに基づく入札戦略は、相対値の違いを最適化することを目的として設計されていません。

価値に基づく入札戦略(収益または広告費用対効果の目標をターゲットとする入札戦略)では、異なるコンバージョン アクション間の相対値を明示的にモデル化することで価値を最大化します。

まもなく、検索広告 360 では、数式による重み付けに基づくコンバージョン入札戦略はサポートされなくなります。これに代わって、従来と同等以上の掲載結果を見込める「価値に基づく入札戦略」にキャンペーンを移行してください。2022 年 4 月からは、代わりとなる入札戦略が自動的に作成されるようになりました。

価値に基づく入札戦略では、ビジネスとの相対的な価値に基づいてコンバージョン アクションに特定の値を割り当てる数式列を使用できます。以下の例では、tagB の各アクションの価値は 2,000 円で、tagA の 2 倍、tagC の半分です。

value_based = 1,000 × to_money(tagA) + 2,000 × to_money(tagB) + 4,000 × to_money(tagC)

重み付けされたコンバージョン入札戦略と予算入札戦略では、すべてのコンバージョンの価値は同じであると想定されています。一方、重み付けをした価値に基づく入札戦略は、コンバージョン間の相対値をモデル化するよう明示的に設計されており、この情報を使用して、指定された目標広告費用対効果で全体的な価値を最大化します。

重み付けに基づくコンバージョン数式列とコンバージョン間の相対値が同等になるように設定することで、重み付けに基づくコンバージョン入札戦略を効果的に再現できます。

以前の、重み付けに基づくコンバージョンの数式を正確に再現するには、以前割り当てた重み付けを反映するように値を更新します。たとえば、最も低い目標コンバージョン単価が 1,000 円の場合、0.25 × tagA + 0.5 × tagB + tagC + 2 × tagD(重み付けに基づくコンバージョンの数式)は、value_based = 1,000 × to_money(tagA) + 2,000 × to_money(tagB) + 4,000 × to_money(tagC) + 8,000 × to_money(tagD) と機能的に同等です。

価値に基づく新しい入札戦略にキャンペーンを移行する

重み付けに基づくコンバージョン入札戦略から、価値に基づく新しい入札戦略にキャンペーンを移行することができます。

価値に基づくコンバージョン入札戦略にキャンペーンを移行すると、数式による重み付けに基づくコンバージョン列をターゲットとする戦略は作成できなくなります。

検索広告 360 では、既存の重み付けに基づくコンバージョン列と入札戦略の名前に基づいて、価値に基づく新しい数式列と入札戦略が次のように自動的に作成されます。

  • [以前の列名](価値に基づく)
  • [以前の入札戦略の名前](価値に基づく)

キャンペーンは価値に基づく新しい入札戦略に自動的に移行されます

月単位の繰り返しプランの予算グループに含まれるキャンペーンについては、価値に基づく新しい予算入札戦略が次回のプランで自動的に適用されるため、移動したり変更を加えたりする必要はありません。

価値に基づく新しい数式列を表示する

  1. 広告主に移動します。
  2. 掲載結果の概要グラフの上にあるツールバーの [表示項目] ボタンをクリックします。
  3. [列を検索] ボックスに「価値に基づく」と入力して、新しい列をすべて表示します。
  4. (省略可)鉛筆アイコン をクリックして、数式を表示します。

新しい入札戦略を表示する

  1. 広告主に移動します。
  2. 左側のナビゲーション パネルで、[入札戦略] をクリックします。
  3. 名前に「価値に基づく」が含まれる入札戦略のみを表示するには、リストをフィルタリングします。

 

価値に基づく新しい入札戦略にキャンペーンを移行する

Google 広告によるオークションごとの自動入札機能: 価値に基づく入札戦略を使用する前に、コンバージョン値を 4 週間以上測定することをおすすめします。これにより、入札戦略でオークションごとの自動入札機能を有効にしている場合、検索広告 360 では Google 広告のコンバージョン アクションの設定でデフォルト値を設定する(価値に基づく新しい数式列に基づいて)ことで、Google 広告の価値に基づく入札システムが事前にトレーニングされます。
4 週間後に事前トレーニングが完了すると、検索広告 360 によって新しい入札戦略が作成されます。
トレーニングが完了する前に価値に基づくコンバージョン入札戦略を独自に作成して使用すると、望ましくない初期変動が生じることがあります。入札戦略が自動的に作成されるまでお待ちください。 
  1. 広告主に移動します。
  2. 左側のナビゲーション パネルで、[入札戦略] をクリックします。
  3. 新しい入札戦略のいずれかを選択して、[キャンペーン] タブをクリックします。
  4. 1 つ以上のキャンペーンを選択します。
  5. [編集] をクリックし、[入札戦略を変更] をクリックします。
  6. [新しい入札戦略] で新しい入札戦略を選択し、[保存] をクリックします。

掲載結果を確認する

新しい戦略に移行した後は、掲載結果を頻繁に確認し、必要に応じて目標値と予算を調整しましょう。

たとえば、特定のコンバージョン タイプに対して十分なコンバージョンを獲得できていないキャンペーンでは、そのコンバージョン アクションの値を他のコンバージョンよりも高くすることができます。

 

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