テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートをセットアップする

レスポンシブ検索広告テンプレートを作成する

1. 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
2. 関連するサブマネージャー アカウントに移動します。
3. [ツールと設定] をクリックします。
4. [テンプレート] をクリックします。
5. [テンプレート] ページで、 をクリックします。
6. [+ レスポンシブ検索広告テンプレート] をクリックします。
7. 以下のセクションの手順を、広告グループ テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートの事前ステージから行います。
   各ステージを完了したら、[続行] をクリックして次のステージに進みます。

動的テンプレート要素の設定に関する一般的な情報については、テンプレートのカスタム列についての記事とテンプレートでカスタム列を設定する方法についての記事をご覧ください。

一時停止状態で作成する

レスポンシブ検索広告テンプレートのセットアップ中に [ステータス] 要素の [一時停止状態で作成] をクリックして、ステータスが一時停止に設定され、管理ステータスが一時停止に設定された広告を作成します。新しいテンプレートが生成および評価される際に、既存の配信中のレスポンシブ検索広告が直接編集されないようにしたい場合は、このオプションを使用する必要があります。また、広告が公開される適切なタイミングの前に広告をセットアップして、ポリシーの承認を得たい場合にも、このオプションを選択できます。

一括アップロードを使用して管理対象のレスポンシブ検索広告のステータスを変更する

テンプレートのステータスを「有効」または「一時停止」に変更しても、関連する管理対象エンティティのステータスは変わりません。ただし、テンプレートのステータスを「削除済み」に変更すると、その管理対象エンティティは削除されます。管理対象のレスポンシブ検索広告のステータスを必要に応じて変更するには、レスポンシブ検索広告を一括編集する必要があります。一括アップロードの情報については、一括アップロードで変更を加えるをご覧ください。

レスポンシブ検索広告テンプレートでは、親として既存の広告グループまたは広告グループ テンプレートを選択できます。

• 広告グループを選択すると、レスポンシブ検索広告テンプレートがレスポンシブ検索広告を既存の広告グループに組み込み、広告グループのデータを使用してレスポンシブ検索広告を生成および管理することをテンプレートに通知します。
• 広告グループ テンプレートを選択すると、親広告グループ テンプレートが生成する広告グループにレスポンシブ検索広告テンプレートがレスポンシブ検索広告を組み込み、フィード データを使用して広告グループを生成することをテンプレートに通知します。

レスポンシブ検索広告テンプレートの動的な設定については、フライトをテーマにした例を使用します。広告グループ テンプレート（親）タイプと広告グループ（親）タイプの両方で、ポップアップ式エディタを使用して同様に動的設定を作成しますが、式に適用できるデータは異なります。

各レスポンシブ検索広告テンプレート（親）タイプを説明するのに使用されるセットアップ プロセスとサンプルデータは、広告グループ テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートをセットアップすると広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートを設定するでそれぞれ説明します。どちらの親タイプの例にも、同じフィードが関連付けられますが、広告グループ テンプレート（親）タイプを使用するレスポンシブ検索広告テンプレートには直接、広告グループ（親）タイプには間接的にのみ関連付けられます。

この記事の例に含まれる式は、式エディタに入力するときと同じように表示されます。[列] および [関数] メニューでサポートされている式を手動で入力する場合は、式を引用符（" "）で囲む必要があります。

「フライト」フィードの表

この例の「フライト」フィード表には、検索広告 360 リニューアル版のお客様である Example Airways から提供された次の商品データ列が含まれています。

Example Airways は 2 つのブランドを運営しています。Albatross Flights は米国とヨーロッパを結ぶ大西洋横断航空券を、Golden Eagle Flights はヨーロッパ内の航空券を販売しています。

わかりやすくするため、サンプルのフィード表には各ブランドの 1 つのルートの情報のみが含まれています。

フィードの列名	列の説明	列の値の例 1	列の値の例 2
"product_id"	フライト出発空港の国際航空運送協会（IATA）コード-目的地の空港の IATA コード	CDG-LHR	SEA-CDG
"brand"	フライトのブランド名	Golden Eagle Flights	Albatross Flights
"availability"	フライトの空席状況	Available	Not available
"seats_left"	フライトの空席数	11	0
"origin_iata"	フライトの出発空港の IATA コード	CDG	SEA
"origin_name"	フライトの出発地	Paris	Seattle
"origin_country"	フライトの出発地の国名	France	USA
"destination _iata"	フライトの目的地の空港の IATA コード	LHR	CDG
"destination_name"	フライトの目的地名	London	Paris
"destination_country"	フライトの目的地の国名	UK	France
"price_usd"	フライトの価格（米ドル）	400	900

広告グループ テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートをセットアップする

レスポンシブ検索広告テンプレートで広告グループ テンプレートを親として使用すると、親テンプレートで生成された広告グループにレスポンシブ検索広告が生成されます。広告グループ テンプレートのフィードデータが、これらの広告グループで使用されます。

以下の見出しをクリックすると、レスポンシブ検索広告テンプレート作成フローの各ステージ（ステージ設定や動的コンテンツの例など）を確認できます。動的コンテンツについては、広告グループ テンプレート（親）タイプの例が提供されます。

広告グループ テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートの事前ステージ

ステージ	パネル	対象	設定と説明
「事前ステージ」	「新しいレスポンシブ検索広告テンプレート」		親タイプとして広告グループ テンプレートを選択します。 広告グループ テンプレートを選択します（複数可）。 広告グループ テンプレートの場合、データソースは親から継承されます。 [フィルタを追加] をクリックして、フィードのフィルタを定義します。

ステージ 1: 広告グループ テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートの設定

ステージ	パネル	対象	設定と説明
ステージ 1 「テンプレートの設定」	「テンプレート名」 必須 サブマネージャー レベルで一意にする		レスポンシブ検索広告テンプレートに名前を付けます。
	「広告グループ」		事前ステージで選択された広告グループ親テンプレートから継承されます。
	「データソース」		事前ステージで選択された広告グループ親テンプレートから継承されます。
	「調整因子」		調整因子により、値の一意の組み合わせを取得する列が定義されます。値の一意の組み合わせによって、キャンペーン テンプレートから生成されるレスポンシブ検索広告インスタンスが決まります。 広告グループ テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートの場合、[調整因子] で適切な列を選択する必要があります。 [調整因子を選択] をクリックします。 [調整因子を選択] で、調整因子として使用するフィード列のチェックボックスをオンにして、[完了] をクリックします。 フィードにフィルタを適用して、調整因子を変更します。 広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートに調整因子はありません。
	「ラベルの関連付け」		既存のラベルを、テンプレートによって生成されたキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードに関連付けます。 静的な値または動的な値を入力します。詳しくは、ラベルの関連付けについてをご確認ください。 [ラベルを追加] をクリックして追加の値を入力します。
	「カスタム ディメンション」		既存のカスタム ディメンション値を、テンプレートで生成されたキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードに関連付けます。 フィードデータと照合する静的または動的な値を入力して、関連付けるカスタム ディメンション値を決定します。詳しくは、カスタム ディメンションの関連付けに関する記事をご覧ください。 [カスタム ディメンションのデータを追加] をクリックして、値を関連付ける追加のカスタム ディメンションを選択します。
	「ステータス」		[削除]、[一時停止]、[変更はありません] のいずれかを選択して、アイテムがフィードで見つからなくなった際のテンプレートと新規および既存の両方のエンティティのステータスを設定します。 必要に応じて、[一時停止状態のレスポンシブ検索広告を作成] を選択します。このオプションを選択しなかった場合は、テンプレート評価時に配信中の広告に編集内容が適用されます。 必要に応じて、[条件を満たした場合にレスポンシブ検索広告を一時停止] を選択し、カスタム列を使用して条件を作成します。 広告グループ テンプレート（親）の例 「空席がなくなる」という条件を満たした場合、広告グループは一時停止されます。 f:"seats_left" < 1

ステージ 2: 広告グループ テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告の設定

ステージ	パネル	対象	設定と説明
ステージ 2「広告の設定」	「最終ページ URL」		ユーザーが広告をクリックした際に表示されるランディング ページ URL の定義です。 すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: カスタム列を使用して、広告の「最終ページ URL」を入力します。静的なテキスト、またはフィード列などの式に基づく動的な値を使用できます。 特定の広告プラットフォームのクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索広告の最終ページ URL の構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる最終ページ URL 設定を作成します。 広告グループ テンプレート（親）の例 "https://www.example.com"& "/" & f:"brand" & "/" & f:"origin_country" & "/" & f:"origin_name" & "/" & f:"destination_country" & "/" & f:"destination_name" brand/origin_country/origin_name/destination_country/ destination_name 列は、レスポンシブ検索広告作成のスケーリングに使用されるレスポンシブ検索広告の調整因子になります。 生成された値の一意の組み合わせごとにレスポンシブ検索広告が作成されます。レスポンシブ検索広告には、ステップ 1 で「調整因子」に適切な列を選択する必要があります。 出力例: https://www.example.com/goldeneagleflights/france/paris/uk/london https://www.example.com/albatrossflights/usa/seattle/france/paris カスタム設定を使用できます。カスタム設定を適用するをご覧ください。
	「表示 URL のパス」		すべての広告プラットフォーム アカウントの場合: カスタム列を使用して、広告の表示 URL のパスを入力します。静的なテキスト、またはフィード列などの式に基づく動的な値を使用できます。 代替の表示 URL のパスを作成するには、[代替を追加] をクリックします。静的なテキスト、またはフィード列などの式に基づく動的な値も使用できます。 各表示 URL のパスには、静的代替、またはカスタム列として設定可能な動的代替を含めることができます。元の式の結果が無効な場合は代替が使用されます。複数の代替が設定されている場合、表示 URL のパスの生成に失敗すると、代替が順番に確認され、最初に見つかった有効な代替が適用されます。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索の表示 URL パスの構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる表示 URL パスを作成します。 広告グループ テンプレート（親）の例 表示 URL には、URL の一部が使用されるため、短くなります。たとえば、フィードの列の origin_iata と destination_iata にそれぞれの空港 IATA コードが含まれている場合、表示 URL のパスの式は次のようになります。 f:"origin_iata" f:"destination_iata" origin_iata 列と destination_iata 列は、レスポンシブ検索広告の表示 URL パスの調整因子になります。これは、値の組み合わせがフィード内の行を一意に識別して作成されたレスポンシブ検索広告の表示 URL パスをスケーリングするために使用されます。 生成された値の一意の組み合わせごとにレスポンシブ検索広告の表示 URL パスが作成されます。レスポンシブ検索広告の場合は、ステージ 1 で調整因子を明示的に定義する必要があります。 出力例: SEA CDG CDG LHR
	「広告見出し」（1～N）		すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: 必要な各広告見出しを作成します。静的なテキスト、またはフィード列などの式に基づく動的な値を使用できます。各広告見出しには、同じように作成された代替を含めることができます。 各広告見出しには、静的代替、またはカスタム列としても設定可能な動的代替を含めることができます。元の式が無効な値と評価された場合に代替が使用されます。最も一般的なユースケースは、広告見出しが長すぎる場合です。広告見出しの文字数制限は全角 15（半角 30）文字です。 表示 URL のパスの作成に失敗し、複数の代替が設定されている場合、システムは有効な最初のパスを見つけて適用するまで、順番に代替を確認します。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索広告の広告見出しの構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる広告見出しを作成します。 広告グループ テンプレート（親）の例 複数の静的または動的な広告見出しを設定できます。 広告見出し 1（静的） この冬の航空券を割引価格で 広告見出し 2（動的） "f:"origin_iata" & " 発 " & f:"destination_name" & " 行きを " & f:"brand" で 出力例: CDG 発ロンドン行きを Golden Eagle Flights で SEA 発パリ行きを Albatross Flights で 各広告見出しには、静的代替、またはカスタム列としても設定可能な動的代替を含めることができます。元の式が無効な値と評価された場合に代替が使用されます。最も一般的なユースケースは、広告見出しが長すぎる場合です。広告見出しの文字数制限は全角 15（半角 30）文字です。 広告見出しの作成に失敗し、複数の代替が設定されている場合、システムは有効な最初のものを見つけて適用するまで、代替を順番にチェックします。
	「説明文」（1～N）		すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: 必要な説明文をひとつずつ作成します。静的なテキスト、またはフィード列などの式に基づく動的な値を使用できます。 各説明文には、静的代替、またはカスタム列としても設定可能な動的代替を含めることができます。元の式が無効な値と評価された場合に代替が使用されます。最も一般的なユースケースは、説明文が長すぎる場合です。 説明文の作成に失敗し、複数の代替が設定されている場合、システムは有効な最初の説明文を見つけて適用するまで、代替を順番にチェックします。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索広告の説明文の構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる説明文を作成します。 複数の静的な説明文と動的な説明文を設定できます。 広告グループ テンプレート（親）の例 説明文 1（静的） 「この冬に Golden Eagle Flights で空の旅を楽しみましょう。」 説明文 2（動的） "11～1 月の期間の" " & f:"origin_iata" & "から" & f:"destination_name" & " までのフライト" 出力例: 11～1 月の期間の CDG からロンドンまでのフライト 11～1 月の期間の SEA からパリまでのフライト
	「広告 URL のオプション」		すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: 広告の URL オプションを作成します。URL は、http:// または https:// で始まる必要があります（推奨）。静的なテキスト、またはフィード列などの式に基づく動的な値を使用できます。 静的または動的な最終ページ URL のサフィックスを追加します。 必要に応じて、[モバイル用に別の最終ページ URL を使用する] を選択し、この最終ページ URL を静的テキストまたは動的テキストとして入力します。 追加するパラメータごとに名前と値を入力して、トラッキングで使用するカスタム パラメータを作成します。カスタム パラメータを広告の URL のサフィックスに含めて、ユーザー情報をトラッキングすることができます。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索広告の URL の構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる広告 URL オプションを作成します。 広告グループ テンプレート（親）の例 {lpurl}?campaign=[*Campaign*]&keyword=[*KeywordID]&o_country= & f:"origin_country"&d_country= & f:"destination_country"  URL は http:// または https:// （推奨）で始まる必要があります。 ブランドは、トラッキング広告 URL の作成をスケーリングするために使用される広告の URL の調整因子になります。 生成された値の一意の組み合わせごとに、トラッキング広告 URL が作成されます。 出力例: https://www.example.com/albatrossflights?campaign=1234&keyword=6789&o_country=us&d_country=france https://www.example.com/goldeneagleflights?campaign=4321&keyword=9876&o_country=france&d_country=uk トラッキング URL とカスタム パラメータを設定するをご覧ください。 この URL では既存の広告プラットフォーム（このケースでは Google 広告）のパラメータが使用されています。

ステージ 3: 広告グループ テンプレート（親）を使用するレスポンシブ検索広告の確認

ステージ	パネル	対象	設定と説明
ステージ 3「確認」	「レスポンシブ検索広告のプレビュー」		最初の 100 個のレスポンシブ検索広告がプレビュー用に生成されます。 設定ページ 1 または 2 に戻り、必要な変更を加えます。 [テンプレートを作成] をクリックして、レスポンシブ検索広告テンプレートを作成します。

 

広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートをセットアップする

 

広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレート

レスポンシブ検索広告テンプレートで既存の広告グループを親として使用すると、生成されたレスポンシブ検索広告は、選択した既存の広告グループに含まれます。レスポンシブ検索広告の生成と管理には、親の広告グループと関連アイテム（カスタム ディメンションなど）のデータが使用されます。新しいレスポンシブ検索広告テンプレートにはフィードが直接関連付けられていないため、調整因子は必要ありません。

レスポンシブ検索広告テンプレートのセットアップ中に、広告グループ テンプレート（親）ではなく広告グループ（親）が適用される場合は、次の点にご注意ください。

• セットアップしているレスポンシブ検索広告テンプレートは、ご利用中のサポートされているすべてのタイプのクライアント アカウントでレスポンシブ検索広告を生成します。
• 新しいレスポンシブ検索広告テンプレートで使用されるデータは、親広告グループとそれに関連付けられたアイテムで使用されるデータであるため、選択できるフィードはありません。テンプレートのセットアップ中に適用されたデータソースは確認できますが、編集することはできません。関連付けられているカスタム ディメンションは、ステージ 1「テンプレート設定」の「データソース」に表示されます。
  • カスタム ディメンションが広告グループ（親）にすでに関連付けられていること、およびそれらのカスタム ディメンションに値が設定されていることを確認します。カスタム ディメンションを関連付けても値を指定しないと、期待されるエンティティが生成されないことがあります。
• 調整因子を定義する必要はないため、テンプレートのセットアップ時に表示されることはありません。
• 広告グループ（親）を選している場合:
  • サポートされている配信中の広告プラットフォームのクライアント アカウントの検索キャンペーンから、どの標準広告グループでも選択できます。
  • 広告グループを個別に選択することも、定義したフィルタ条件を満たす広告グループをすべて選択することもできます。
  • レスポンシブ検索広告テンプレートの編集時に広告グループ（親）のリストを編集できますが、広告グループ テンプレート（親）に切り替えることはできません。
• 選択した広告グループは、セットアップしている新しいレスポンシブ検索広告テンプレートに関連する、静的に定義された広告グループのセットに追加されます。
• 式は、式エディターの [列] メニューから次のデータを適用できます。
  • [属性] サブメニューから:
    • [キャンペーン名]、[広告グループ名]、[1 日の予算]、[上限クリック単価]、[キャンペーンのステータス]、[広告グループのステータス]
      • これらの属性は、常に選択用に提供されています。[カスタム列] と [カスタム ディメンション] のサブメニューが空白の場合でも、これらの属性を使用してレスポンシブ検索広告テンプレートを設定できます。
  • [カスタム列] サブメニューから:
    • フィードベースのカスタム列を除く、現在のサブマネージャー レベルの任意のカスタム列。
  • [カスタム ディメンション] サブメニューから:
    • 現在のサブマネージャー レベルの任意のカスタム ディメンション。マネージャー レベルのカスタム ディメンションは表示されません。

この場合、その広告グループ（親）は、フィードの例に記載されている「フライト」のサンプル フィードに添付されます。広告グループ（親）はキャンペーンに関連付けられています。レスポンシブ検索広告テンプレートをセットアップする際に、定義した式で広告グループとそれに関連付けられたキャンペーンの属性を参照できます。また、親広告グループと関連キャンペーンのステータスを参照することもできます。

広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートの「フライト」の例:

• 「販売促進」カスタム ディメンションを作成してから広告グループ（親）と関連付けると、ブラック フライデーの販売促進行が入力されます。データは広告グループの親キャンペーンから継承されるため、この関連付けは親キャンペーンの親についても有効です。
• 各広告グループは「販売促進」カスタム ディメンションと 1 行の値に関連付けられています。
• レスポンシブ検索広告テンプレートのセットアップ時に、一部のサンプル式は、広告グループ（親）属性と関連するカスタム ディメンション データを参照して、レスポンシブ検索広告テンプレートの動的設定を定義します。
• [一時停止状態で作成] オプションが選択されています。評価のためにテンプレートを有効にする前に、レスポンシブ検索広告テンプレートと レスポンシブ検索広告を確認できます。
• レスポンシブ検索広告テンプレートが作成される前に、2 つのブラック フライデー レスポンシブ検索広告が [プレビュー] に表示されます。
• 作成後、レスポンシブ検索広告テンプレートが [テンプレート] 表の上部に表示されます。テンプレート ベースのレスポンシブ検索広告テンプレートとは異なり、テンプレート階層の一部ではなく、単独で表示されます。
• 販売促進プロモーションが終了すると、関連するレスポンシブ検索広告を一時停止できます。

ブラック フライデー フライト販売促進のデータ行を含む「販売促進」カスタム ディメンションを作成する

「販売促進」カスタム ディメンションを作成する方法は次のとおりです。

1. 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
2. サブマネージャー アカウントに移動します。
3. ナビゲーション メニューで、ツールと設定のアイコン をクリックします。
4. [設定] で [カスタム ディメンション] をクリックします。
5. をクリックします。
6. [新しいカスタム ディメンション] で、カスタム ディメンションの名前として「Sales.Sales」と入力されます。
7. （省略可）「説明文」を入力します。
8. [オーナー] の設定は、現在のサブマネージャーのデフォルト設定のままにします。
9. [保存して次へ] をクリックします。
10. ダウンロード オプションをスキップします。
11. [データ] 欄で、新しく作成した「Sales.Sales」カスタム ディメンションを選択します。
12. [設定] で、セカンダリ ディメンションと値を追加します。
    • Sales.Sale_name（データ形式: テキスト）。
      [値] は「ブラック フライデー」に設定されます。
    • Sales.Discount（データ形式: 整数）。
      [値] は 10 に設定されます。
13. ページメニューで [広告グループ] をクリックします。
14. フィルタを適用して、「販売促進」カスタム ディメンションを関連付ける広告グループを見つけます。この例では、広告グループ名は次のようになります。
    • Albatross Flights/Seattle/Paris
    • Golden Eagle Flights/Paris/London
15. 「販売促進」カスタム ディメンションをこれらの広告グループに関連付けます。
16. 各広告グループの行の [Sales.Sale_name] 欄に値「ブラック フライデー」が入力されます。
17. 各広告グループの行の [Sales.Discount] 欄に「10」が入力されます。これで、レスポンシブ検索広告テンプレートの親広告グループが、レスポンシブ検索広告テンプレートの式で参照可能なカスタム ディメンション データに関連付けられます。

以下の見出しをクリックすると、レスポンシブ検索広告テンプレート作成フローの各ステージ（ステージ設定や動的コンテンツの例など）を確認できます。動的コンテンツの場合は、広告グループ（親）タイプの例が提供されます。

広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートの事前ステージ

ステージ	パネル	対象	設定と説明
「事前ステージ」	「新しいレスポンシブ検索広告テンプレート」		親タイプとして広告グループを選択します。 このテンプレートで使用する広告グループを選択します 広告グループ（親）では、広告グループと関連アイテムのデータが使用されます。直接関連付けられているフィードはありません。 広告グループ（親）の例 フライトを例としたレスポンシブ検索広告テンプレートの場合、親として選択した広告グループは次のようになります。 Albatross Flights/Seattle/Paris Golden Eagle Flights/Paris/London

ステージ 1: 広告グループ（親）テンプレートを使用するレスポンシブ検索広告テンプレートの設定

ステージ	パネル	対象	設定と説明
ステージ 1 「テンプレートの設定」	「テンプレート名」 必須 サブマネージャー レベルで一意にする		レスポンシブ検索広告テンプレートに名前を付けます。
	「広告グループ」		事前ステージで選択した広告グループから継承されます。 広告グループ（親）の例 Albatross Flights/Seattle/Paris Golden Eagle Flights/Paris/London
	「データソース」		広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートに直接関連付けられているフィードはありません。 関連付けられているカスタム ディメンションが表示されます。
			「調整因子」はありません 広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートに調整因子はありません。
	「ラベルの関連付け」		既存のラベルを、テンプレートによって生成されたキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードに関連付けます。 静的な値または動的な値を入力します。詳しくは、ラベルの関連付けについてをご確認ください。 [ラベルを追加] をクリックして追加の値を入力します。
	「カスタム ディメンション」		既存のカスタム ディメンション値を、テンプレートで生成されたキャンペーン、広告グループ、広告、キーワードに関連付けます。 フィードデータと照合する静的または動的な値を入力して、関連付けるカスタム ディメンション値を決定します。詳しくは、カスタム ディメンションの関連付けに関する記事をご覧ください。 [カスタム ディメンションのデータを追加] をクリックして、値を関連付ける追加のカスタム ディメンションを選択します。
	「ステータス」		[削除]、[一時停止]、[変更はありません] のいずれかを選択して、テンプレートと新規および既存の両方のエンティティのステータスを設定します。 必要に応じて、[一時停止状態のレスポンシブ検索広告を作成] を選択します。このオプションを選択しなかった場合は、テンプレート評価時に配信中の広告に編集内容が適用されます。 必要に応じて、[条件を満たした場合にレスポンシブ検索広告を一時停止] を選択し、カスタム列を使用して条件を作成します。 広告グループ（親）の例 この例では、[一時停止状態のレスポンシブ検索広告を作成] がクリックされます。レスポンシブ検索広告テンプレートは「一時停止」の状態で作成されます。 作成後は、有効化と評価前のレスポンシブ検索広告テンプレートと、作成前のレスポンシブ検索広告を確認することができます。「一時停止状態で作成」をご覧ください。

ステージ 2: 広告グループ（親）を使用するレスポンシブ検索広告テンプレートの設定

ステージ	パネル	対象	設定と説明
ステージ 2「広告の設定」	「最終ページ URL」		ユーザーが広告をクリックした際に表示されるランディング ページ URL の定義です。 すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: カスタム列を使用して、広告の「最終ページ URL」を入力します。 静的なテキスト、または式に基づく動的な値を使用できます。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索広告の最終ページ URL の構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる最終ページ URL 設定を作成します。 URL は http:// または https:// （推奨）で始まる必要があります。 広告グループ（親）の例 式の例は次のとおりです。 "www.example.com/" & Ad_group_name & "/" & Sales.Sale_name 出力例: www.example.com/Albatross Flights/Seattle/Paris/BlackFriday www.example.com/Golden EagleFlights/Paris/London/BlackFriday
	「表示 URL のパス」		すべての広告プラットフォーム アカウントの場合: カスタム列を使用して、広告の表示 URL のパスを入力します。静的なテキスト、または式に基づく動的な値を指定できます。 代替の表示 URL のパスを作成するには、[代替を追加] をクリックします。静的なテキスト、または式に基づく動的な値を使用できます。 各表示 URL のパスには、静的代替、またはカスタム列として設定可能な動的代替を含めることができます。元の式が無効な値と評価された場合に代替が使用されます。表示 URL のパスの作成に失敗し、複数の代替が設定されている場合、システムは有効な最初のパスを見つけて適用するまで、順番に代替を確認します。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索の表示 URL パスの構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる表示 URL パスを作成します。 広告グループ（親）の例 次の静的な値が使用されます。 "DiscountFlights"
	「広告見出し」（1～N）		すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: 必要な各広告見出しを作成します。静的なテキストでも、式に基づく動的な値でもかまいません。 各広告見出しには、同じように作成された代替を含めることができます。 元の式が無効な値と評価された場合に代替が使用されます。最も一般的なユースケースは、広告見出しが長すぎる場合です。広告見出しの文字数制限は全角 15（半角 30）文字です。 広告見出しの作成に失敗し、複数の代替が設定されている場合、システムは有効な最初のものを見つけて適用するまで、代替を順番にチェックします。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索広告の広告見出しの構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる広告見出しを作成します。 広告グループ（親）の例 複数の静的または動的な広告見出しを設定できます。 広告見出し 1（静的） 「ブラック フライデーのバーゲン フライト！！」 広告見出し 2（動的） "Sale.Sale_name & "sale、近日提供予定、2023 年 11 月 24 日" 生成された広告の広告見出しの出力: ブラック フライデー セール、近日提供予定、2023 年 11 月 24 日
	「説明文」（1～N）		すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: 必要な説明文をひとつずつ作成します。静的なテキストでも、式に基づいた動的な値でもかまいません。 各説明文には、静的代替、またはカスタム列としても設定可能な動的代替を含めることができます。元の式が無効な値と評価された場合に代替が使用されます。最も一般的なユースケースは、説明文が長すぎる場合です。 説明文の作成に失敗し、複数の代替が設定されている場合、システムは有効な最初の説明文を見つけて適用するまで、代替を順番にチェックします。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索広告の説明文の構成をより効果的にカスタマイズするには、[カスタム設定を追加] をクリックして、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに異なる説明文を作成します。 複数の静的な説明文と動的な説明文を設定できます。 広告グループ（親）の例 説明文 1（静的） 「ブラック フライデーの割引フライト」 説明文 2（動的） " & Sale.Sale_name の " & Ad_group _name & " をご予約で、Sale.Discount & "%" & "オフ 生成された広告の説明文の出力: ブラック フライデーの Flights/Seattle/Paris を予約で 10% オフ ブラック フライデーの Eagle Flights/Paris/London をご予約で 10% オフ
	「広告 URL のオプション」		すべての広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: 広告の URL オプションを作成します。URL は、http:// または https:// で始まる必要があります（推奨）。静的なテキストでも、式に基づく動的な値でもかまいません。 静的または動的な最終ページ URL のサフィックスを追加します。 必要に応じて、[モバイル用に別の最終ページ URL を使用する] を選択し、この最終ページ URL を静的テキストまたは動的テキストとして入力します。 追加するパラメータごとに名前と値を入力して、トラッキングで使用するカスタム パラメータを作成します。カスタム パラメータを広告の URL のサフィックスに含めて、ユーザー情報をトラッキングすることができます。 特定の広告プラットフォームとクライアント アカウントの場合: レスポンシブ検索広告の URL 構造をより効果的にカスタマイズできるように、アカウント タイプまたは特定のクライアント アカウントごとに、異なる広告 URL オプションを作成するには、[カスタム設定を追加] をクリックします。 広告グループ テンプレート（親）の例 "www.example.com/" & Ad_group_name & "/" & Sale.Sale_name  生成された一意の値ごとに、トラッキング広告 URL が作成されます。 出力例: https://www.example.com/albatrossflights/seattle/paris/blackfriday https://www.example.com/goldeneagleflights/paris/london/blackfriday トラッキング URL とカスタム パラメータを設定するをご覧ください。 この URL では既存の広告プラットフォーム（このケースでは Google 広告）のパラメータが使用されています。

ステージ 3: 確認

ステージ	パネル	対象	設定と説明
ステージ 3「確認」	「レスポンシブ検索広告のプレビュー」		最初の 100 個のレスポンシブ検索広告がプレビュー用に生成されます。 設定ページ 1 または 2 に戻り、必要な変更を加えます。 [テンプレートを作成] をクリックして、レスポンシブ検索広告テンプレートを作成します。 この例では、2 つのレスポンシブ検索広告がプレビューに表示されます。 ステージ 1「テンプレートの設定」で [一時停止状態で作成] オプションが選択されると、[テンプレート] 表の上部に [一時停止中] 状態のレスポンシブ検索広告テンプレートが表示されます。

完了した販売促進プロモーションのレスポンシブ検索広告の使用を停止する

販売促進プロモーションが終了日を過ぎると、広告グループ（親）を使用して作成された、関連するレスポンシブ検索広告は停止します。生成元だったレスポンシブ検索広告テンプレートを一時停止して、広告を停止します。

レスポンシブ検索広告テンプレートを一時停止するには:

1. 検索広告 360 リニューアル版にログインします。
2. サブマネージャー アカウントに移動します。
3. ナビゲーション メニューで、ツールと設定のアイコン をクリックします。
4. [共有ライブラリ] で [テンプレート] をクリックします。
5. [テンプレート] 表の上にある [フィルタを追加] をクリックします。
6. フィルタ フィールドと適切な値を適用して、レスポンシブ検索広告テンプレートを見つけます。
7. レスポンシブ検索広告テンプレート行のステータス アイコンをクリックします。
8. [一時停止] をクリックします。

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