データ除外について

検索広告 360 入札戦略からデータを除外する

目標に合わせて入札単価または入札単価調整を最適化する際は、クリック数や費用など、すべてのコンバージョン データと外部アカウントの統計情報が入札戦略の計算で考慮されます。一部のコンバージョン データが特定の期間、不正確であったり欠落していたりする場合は、そのデータまたは期間を計算から除外できます。

検索広告 360 入札戦略から除外するデータを指定するには、検索広告 360 内でデータ除外イベントを作成します。このイベントを利用することで、ROI 入札戦略(コンバージョン数や収益を最適化する入札戦略)に対して、入札単価の最適化時にデータを除外するよう指示できます。コンバージョン目標に関しても、入札単価調整の計算時にデータが除外されます。

データ除外イベントの対象となるのは、コンバージョン数や収益を目標とする入札戦略に限られます。掲載順位やクリック数を目標とする入札戦略は、データ除外イベントの影響を受けません。

それぞれのエンジン アカウントの関連キャンペーンに、データの除外が適用されます。たとえば、Microsoft Advertising のディスプレイ キャンペーンは検索広告 360 で管理されないため、データの除外によって変更されません。

 

Bid strategy performance chart with circled and enlarged data exclusion event

データ除外イベントで指定した期間のデータは、入札単価または入札単価調整を最適化する際には使用されませんが、入札戦略のレポートの表には表示されます。

検索広告 360 では、コンバージョン目標のグラフは表示されません。データがコンバージョン目標から除外されているかどうかを判断するには、データ除外イベントの設定を確認する必要があります。

検索広告 360 では 24 時間以上のデータが除外される

データ除外イベントを作成する際、1 時間から 14 日の間で期間を指定できます。ただ、24 時間未満の期間を指定できるものの、検索広告 360 では常に 1 日分のデータが除外されます。また、データを除外する際、検索広告 360 は管理画面に表示されるローカルなタイムゾーンを、エンジンのタイムゾーンに変換します。

以下に例を示します。

  • 米国東部標準時間でイベントの期間を 3 時間に指定し、エンジンのタイムゾーンがイギリスのロンドンの場合、検索広告 360 は 7 月 1 日の 6:00~9:00 をエンジン アカウントのロンドンのタイムゾーン 7 月 1 日の 11:00~14:00 に変換し、7 月 1 日の 1 日分のデータを除外します。
  • 期間を 7 月 1 日の 24:00 から 7 月 2 日の 24:00 に変換される 24 時間に指定すると、検索広告 360 は 7 月 1 日の 1 日分のデータを除外します。
  • 7 月 1 日の 3:00 から 7 月 2 日の 2:00 のように、エンジンのタイムゾーンで 2 日にわたる 24 時間未満の期間を指定すると、検索広告 360 は 2 日分のデータを除外します。
  • 7 月 1 日の 3:00 から 7 月 2 日の 10:00 のように、24 時間を超え、2 日にわたる期間を指定すると、検索広告 360 は 2 日分のデータを除外します。

入札戦略ではイベント中とイベント後にも入札単価の変更が継続される

データ除外イベントは、キャンペーン、広告グループ、商品グループ、ショッピング広告など、入札戦略の管理下にあるすべてのエンティティに適用されます。次に入札戦略が入札単価を評価するときに、イベントの期間のデータが除外されます。入札戦略は残りのデータを使用して、入札単価の評価と調整を継続します。

データ除外イベントとオークションごとの自動入札

検索広告 360 リニューアル版では、Google 広告のオークションごとの自動入札のデータ除外イベントが Google 広告に自動的に適用されるため、複数のプラットフォームで複数の除外イベントを作成する必要はありません。オークションごとに有効になる入札戦略における Google 広告のデータの除外について詳しくは、データ除外を使用するをご覧ください。

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