最短発送準備時間 [min_handling_time]
と最長発送準備時間 [max_handling_time]
を使用すると、商品が配送先に到着するまでに要する正確な時間をユーザーに知らせることができます。最長発送準備時間と最短発送準備時間は、注文を受けてから発送するまでの最長時間と最短時間です。
この記事の内容
使用場面
省略可
広告や無料リスティングに配送所要日数を表示する場合は、単独の属性ではなく、送料 [shipping]
属性の最短発送準備時間 [min_handling_time]
サブ属性と最長発送準備時間 [max_handling_time]
サブ属性を使用することをおすすめします。送料属性の最短発送準備時間と最長発送準備時間のサブ属性により、地域ごとの発送準備時間を指定できます。また、送料属性の最短お届け日数 [min_transit_time]
サブ属性と最長お届け日数 [max_transit_time]
サブ属性と組み合わせて使用することで目安のお届け日数を指定できます。送料の属性の詳細をご確認ください
shipping [送料] 属性の発送準備時間サブ属性と 単独の handling_time [発送準備時間] 属性を同時に使用することは避けてください。広告や無料リスティングの場合は、shipping [送料] 属性の使用をおすすめします。商品に対して両方の属性セットを指定した場合、shipping [送料] のサブ属性は単独の handling_time [発送準備時間] 属性をオーバーライドします。
形式
登録したデータを Google が認識できるようにするため、以下の入力形式に関するガイドラインに沿って設定してください。商品データを英語で登録するケースとその方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
型 | 数値(正の整数) |
---|---|
繰り返しフィールド | 不可 |
ファイル形式 | 入力例 |
---|---|
テキスト(TVS) | 1 |
XML(フィード) | <g:min_handling_time>1</g:min_handling_time> |
ファイル形式 | 入力例 |
---|---|
テキスト(TVS) | 3 |
XML(フィード) | <g:max_handling_time>3</g:max_handling_time> |
Content API 用にデータをフォーマットするには、Content API for Shopping に関するリソースをご覧ください。
最小要件
商品を表示するには、次の要件を満たす必要があります。これらの要件を満たしていない場合は商品が不承認となり、お客様の Merchant Center アカウントに通知が表示されます。
- 営業日を使用してください。たとえば、火曜日に注文を受け、金曜日までに倉庫から発送する場合、最長発送準備時間は 3 日間になります。
注: デフォルトでは、営業日は月曜日から金曜日に設定されますが、Merchant Center アカウントで土日を含む別の営業日を指定することもできます。
おすすめの方法
ここでは、商品データの基本的な要件を満たしたうえで、さらに効果を上げるための最適化方法を紹介します。
- 常に注文を受けた日と同日に商品の発送を準備できる場合は 1 を登録します。注文の最長発送準備時間の値は「1」以上にする必要があります。
- 注文を受けた日と同日に商品の発送を準備できない場合があるときは、1 以上の数値を登録します。たとえば、営業時間外の注文を受け付けている場合は、1 以上の数値を入力してください。
- 特定の数値ではなく範囲を指定したい場合は、最短発送準備時間 [min_handling_time] 属性と最長発送準備時間 [max_handling_time] 属性を組み合わせて使用できます。範囲を指定したくない場合は、最短発送準備時間 [min_handling_time] 属性を使用する必要はありません。
- 広告や無料リスティングに配送所要日数を表示する場合は、これらの単独の属性ではなく、送料のサブ属性である発送準備時間とお届け日数を使用します。詳しくは配送についての説明をご覧ください。