認証 [certification] 属性

商品に関連する、各地域の規制で義務付けられている認証（エネルギー効率評価、CO2 クラスなど）について記述するには、認証 [certification] 属性を使用します。サポートされている認証を取得したを表示するには、サポートされている認証機関 [certification_authority]、認証名 [certification_name]、認証コード [certification_code] の組み合わせを登録します。

この記事の内容

使用場面
形式
エンコード方法
最小要件

使用場面

該当地域の規制準拠などの理由で、ショッピング広告または無料リスティングに特定の情報を表示する必要のある商品の場合は任意です。

ドイツの販売者は、新車の CO2 排出量クラスを表示することが法的に義務付けられています。フランスの販売者の場合、これは任意です。ここで明示的に言及されていない市場では、排出量クラスの表示は必須ではありません。

EU、EFTA または英国において特定の商品グループをショッピング広告と無料リスティングに掲載するには、省エネ性能のラベルを表示する必要があります。

ショッピング広告と無料リスティングに EU 省エネ性能を表示するよう求められる場合があります。認証 [certification] 属性とその認証コード [certification_code] サブ属性を使って、省エネ性能のラベルの表示が義務付けられている商品グループにエネルギーラベルを表示します。Google は EPREL コードを使って適切な省エネ性能のラベルを参照し、ショッピング広告と無料リスティングに表示します。次に例を示します。

省エネ性能の評価を示すアイコン。

注: 現時点で EPREL コードを登録できない場合でも、評価の形式でのみ省エネ情報がわかる場合には、2025 年 4 月の移行期間の終わりまで、一時的に 3 つすべての省エネ性能 [energy_efficiency_class] 属性を使うことができます。移行期間中、Google は省エネ性能 [energy_efficiency_class] 属性に登録されている情報に基づいて、適切な省エネ性能のラベルを表示します。しかしながら、この方法は正確性または準拠性において完全でない場合があるため、できるだけ早く認証 [certification] 属性の切り替えを行ってください。

サブ属性

この属性には次のサブ属性があります。

認証機関 [certification_authority]（必須）: 認証の発行を担当する当局または機関。現時点では、次の値がサポートされています。
- 「EC」または「European_Commission」（EU のエネルギーラベル）
- 「ADEME」（フランスの車両向け CO2 排出量クラス）
- 「BMWK」（ドイツの車両向け CO2 排出量クラス）
名称 [certification_name]（必須）: 認証の名称。現時点では、次の値がサポートされています。
- 「EPREL」。EU の European Registry for Energy Labeling（EPREL）データベースのエネルギー効率認証を表します。
- 「Vehicle_CO2_Class」（車両の全般的な CO2 クラス）
- 「Vehicle_CO2_Class_Discharged_Battery」（放電状態のバッテリーを搭載した車両の CO2 クラス）
コード [certification_code]（必須の場合あり）: 認証のコード。たとえば、リンクが https://eprel.ec.europa.eu/screen/product/dishwashers2019/123456 の EPREL 認証の場合、コードは 123456 です。このコードは欧州エネルギーラベルに必要です。車両広告には必要ありません。
値 [certification_value]（必須の場合あり）: 認証の値。このフィールドは、認証コードを必要とする、EPREL などの認証では無視されますが、コードが必要とされない認証の場合は指定できます。具体的には、一部の国で車両を掲載する際に、適切な CO2 排出量クラスの値が必要となります。詳しくは車両広告の概要をご覧ください。

形式

登録したデータを Google が認識できるようにするため、以下の入力形式に関するガイドラインに沿って設定してください。

商品データを英語で登録するケースとその方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

型	Unicode 文字（推奨: ASCII のみ）
繰り返しフィールド	可

ファイル形式入力例

テキストフィード

ファイル形式	入力例
テキストフィード	属性ヘッダーの形式には、登録するサブ属性を含めます。認証 `[certification]` を指定してから、丸括弧の中に登録するサブ属性名をコロン（:）で区切って追加します。引用符は使用できません。認証機関 `[certification_authority]` および名称 `[certification_name]` サブ属性は常に必須です。たとえば、3 つのサブ属性（認証機関 `[certification_authority]`、名称 `[certification_name]`、コード `[certification_code]`）を登録するには、属性ヘッダーを次のように登録します。 `certification(certification_authority:certification_name:certification_code)` ヘッダーと値の例: EPREL の場合: `certification(certification_authority:certification_name:certification_code)` `EC:EPREL:123456` 車両の場合: `certification(certification_authority:certification_name:certification_value)` `ADEME:Vehicle_CO2_Class:C` 属性ヘッダーにサブ属性を含めなかった場合、値には 3 つのサブ属性が次の順序で含まれていると想定されます。認証機関 `[certification_authority]` 名称 `[certification_name]` コード `[certification_code]` 属性ヘッダーで要求されているすべてのサブ属性値を持つのが一部の商品のみである場合でも、空のサブ属性値または指定されていないサブ属性値の区切り文字プレースホルダとしてコロン（:）を使用する必要があります。
XML フィード	`<g:certification> <g:certification_authority>EC</g:certification_authority> <g:certification_name>EPREL</g:certification_name> <g:certification_code>123456</g:certification_code> </g:certification>` `<g:certification> <g:certification_authority>ADEME</g:certification_authority> <g:certification_name> Vehicle_CO2_Class </g:certification_name> <g:certification_value>C</g:certification_value> </g:certification>`

属性ヘッダーの形式には、登録するサブ属性を含めます。認証 [certification] を指定してから、丸括弧の中に登録するサブ属性名をコロン（:）で区切って追加します。引用符は使用できません。

認証機関 [certification_authority] および名称 [certification_name] サブ属性は常に必須です。

たとえば、3 つのサブ属性（認証機関 [certification_authority]、名称 [certification_name]、コード [certification_code]）を登録するには、属性ヘッダーを次のように登録します。

certification(certification_authority:certification_name:certification_code)

ヘッダーと値の例:

EPREL の場合: certification(certification_authority:certification_name:certification_code)

EC:EPREL:123456

車両の場合: certification(certification_authority:certification_name:certification_value)

ADEME:Vehicle_CO2_Class:C

属性ヘッダーにサブ属性を含めなかった場合、値には 3 つのサブ属性が次の順序で含まれていると想定されます。

認証機関 [certification_authority]
名称 [certification_name]
コード [certification_code]

属性ヘッダーで要求されているすべてのサブ属性値を持つのが一部の商品のみである場合でも、空のサブ属性値または指定されていないサブ属性値の区切り文字プレースホルダとしてコロン（:）を使用する必要があります。

XML フィード

<g:certification> <g:certification_authority>EC</g:certification_authority> <g:certification_name>EPREL</g:certification_name> <g:certification_code>123456</g:certification_code> </g:certification>

<g:certification> <g:certification_authority>ADEME</g:certification_authority> <g:certification_name> Vehicle_CO2_Class </g:certification_name> <g:certification_value>C</g:certification_value> </g:certification>

Content API 用にデータをフォーマットするには、Content API for Shopping に関するリソースをご覧ください。

注: この商品データ属性が Google のシステムで正しく認識されるよう、サポートされている形式のデータフィードファイルを送信してください。

エンコード方法

次の例は、構造化データを使用して認証情報を指定する方法を示しています。この例では、LED の EPREL 省エネ性能ラベルを指定します。

{

      "@context": "https://schema.org/",

      "@type": "Product",

      "sku": "1234-5678",

      "image": "https://www.example.com/led.jpg",

      "name": "LED",

      "description": "Dimmable LED",

      "gtin14": "12345678901231",

      "mpn": "WH1234",

      "brand": {

        "@type": "Brand",

        "name": "ExampleLightingBrand"

      },

      "hasCertification": {

        "@type": "Certification",

        "issuedBy": {

          "@type": "Organization",

          "name": "European_Commission"

        },

        "name": "EPREL",

        "certificationIdentification": "123456"

      },

      "offers": {

        "@type": "Offer",

        "url": "https://www.example.com/led",

        "itemCondition": "https://schema.org/NewCondition",

        "availability": "https://schema.org/InStock",

        "price": 2.30,

        "priceCurrency": "EUR"

      }

    }

最小要件

サポートされている認証を取得した商品を表示するには、次の要件を満たす必要があります。これらの要件を満たしていない場合、[診断] タブに警告が表示されます。最小要件を満たしていないことで商品が不承認になることはありません。

サポートされている認証機関、名称、コードの組み合わせを指定する

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