アプリキャンペーンのフィードで、より関連性の高い有益な広告エクスペリエンスを提供する

2020 年 6 月 24 日

商品情報を手軽にアップロードして広告内に表示できるフィード機能は、ディスプレイキャンペーン、ショッピングキャンペーン、ローカルキャンペーンで、すでに多くのマーケターの方々にご活用いただいています。豊富な商品画像を広告内に直接組み込むことにより、消費者が手軽かつシームレスに目的の商品を見つけられる仕組みです。

このたび、フィード機能がアプリキャンペーンに対応することになりました。この新機能は今後数か月以内に、全世界のユーザーにご利用いただけるようになります。ベータ版テストの結果によれば、フィードを導入した広告主様は、Google 検索経由のインストールが平均 6% 増加し、Google のネットワークに含まれるサイトやアプリでアプリ内ユーザー行動（ログイン、購入など）が平均 17% 増加しています。アプリキャンペーンのフィード機能には、主に次の 3 つのメリットがあります。

1）より魅力的な広告を作成できる、さらにリッチになったフォーマット。フィード機能により、Google ネットワークのアプリやサイトで、お客様が提供する人気商品の画像を広告として表示できるようになりました。まもなく、Google Merchant Center を使用されている小売業の広告主様も、YouTube の TrueView「インストリーム」アプリ訴求広告の下にあるキャンバスに、イメージ広告を表示できるようになる予定です。

アプリが提供する商品についての関連情報を表示する

2）クエリの利用範囲が拡大されたため、キャンペーンの規模が広がります。フィード機能により広告の掲載先や配信方法が拡大され、Google 検索でアプリを見つけてもらいやすくなります。お客様がソファの在庫を持つ家具ブランドの場合、ユーザーが「二人掛けのソファ」を検索したときに、フィードによってお客様のアプリ広告が表示される回数が増える可能性があります。これは、お客様のアプリで利用可能な商品について、フィードから Google 広告のアルゴリズムに送信されるシグナルが増えたためです。データ量が増えるほど、アプリ広告がユーザーのクエリと一致し、配信される可能性が高くなります。

さらに、フィード機能ではお客様の商品とユーザーの検索語句がより一致した状態で表示されるように、広告文が自動的に調整されます。たとえば、「二人掛けのソファ」という検索語句が使用されると、「二人掛けのソファと長椅子を購入」などの広告見出しや説明文がトリガーされます。

Google Merchant Center を使用されている小売業の広告主様および、カスタム、フライト、旅行、ホテルと賃貸物件、地域限定の商品やサービスのビジネスデータフィードを使用している、小売業以外の広告主様は、今すぐ Google 検索にフィード広告を掲載していただけます。今後数か月以内に、Google 検索のフィード広告は、教育、求人、不動産のカテゴリでもご利用いただけるようになります。

3）新規ユーザー向けに導入がよりスムーズになりました。アプリキャンペーンでフィード機能を導入すると、ディファードディープリンクも使用できるため、アプリをインストールした新規ユーザーが、広告で目にした商品に直行できるようになります。

たとえば、Wish が掲載しているランニングシューズの広告を新規ユーザーがタップすると、Wish のアプリをインストールするためのアプリストアへと誘導されます。インストールしたアプリを初めて起動すると、広告で見たランニングシューズの商品ページが自動的に表示され、詳細を確認したり購入へ進んだりすることができます。

ベータ版フィード機能で広告を掲載している Wish は、ディファードディープリンクによるシームレスな導入エクスペリエンスをユーザーに提供