既存の動的検索広告キャンペーンを P-MAX にアップグレードし、新規顧客開拓に向けて新たな広告枠とフォーマットをご利用いただけるようになる可能性があります。動的検索広告キャンペーンを P-MAX にアップグレードすると、現在と同程度のコンバージョン単価(CPA)や広告費用対効果(ROAS)でコンバージョン数やコンバージョン値が平均 15% 以上向上することがわかっています。詳しくは、動的検索広告を P-MAX にアップグレードする(ベータ版)をご覧ください。
ページフィードを使うと、動的検索広告(DSA)で使用する URL を厳密に指定できます。ランディング ページのページフィードを使用すれば、広告を表示するタイミングやユーザーに表示するサイトのページを指定できます。ページフィードの URL にカスタムラベルを追加して、動的検索広告のターゲットを分類、整理することをおすすめします。
この記事では、動的検索広告のターゲットに設定するページをより詳細に制御する場合に、ページフィードを使ってページを追加、アップロードすることで時間を節約する方法について説明します。追加するターゲットの数が多くない場合は、動的検索広告のターゲットについての記事をご覧ください。
始める前に
ページフィードのデータ テンプレートをダウンロードする(推奨)か、2 つ以上の列のあるスプレッドシートを自分で作成します。
- Page URL - ターゲットとするウェブページの URL を指定します。URL は 1 行に 1 つずつ入力します。トラッキング パラメータが付加された URL は入力しないでください。動的検索広告のトラッキング設定の詳細
- カスタムラベル: このラベルを指定すると、ページフィード内で広告をターゲットに設定し、ラベルごとに入札単価を調整できます。各行にラベルを入力します。複数のラベルを入力する場合はセミコロン(;)で区切ります。たとえば、ホテルの評価に基づいて、人気のホテル向けのカスタムラベルを作成できます。この場合、各 4 つ星ホテルに "FOUR_STAR"; "POPULAR_DESTINATION"; などのラベルを付けます。
URL の重複を解消する
URL の重複とは、個々のフィード アセットで、行ごとに異なるカスタムラベルが使用されている場合でも、ページフィード内で同じ URL が複数回使用されている状態を指します。ページフィードは、URL の重複を解消したうえで送信しましょう。
ページフィードの URL に関するベスト プラクティス
- URL の重複を回避します。代わりに、URL ごとに複数のカスタムラベルを使用して、特定のダイナミック ターゲットをターゲットに設定します。URL ごとに最大 20 個のカスタムラベルを追加できます。
- リダイレクトは最終的なリンク先 URL に置き換えるのが理想的です。
- URL にはトラッキング パラメータを含めないようにします(既存のトラッキング パラメータが配信に影響せず、定期的に削除される可能性があります)。
- クロスドメイン リダイレクトがあると URL が不承認となるため、削除する必要があります。
- Google AdsBot によるクロールができないページ、またはクロールの問題があるページは、削除する必要があります。
手順
スプレッドシートをアップロードする
スプレッドシートをアカウントにアップロードする手順は次のとおりです。
- Google 広告の管理画面でツールアイコン
をクリックします。
- [ビジネスデータ] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックし、[ページフィード] を選択します。
- フィードの名前を入力します。
- [ファイルを選択] をクリックし、フィード ファイルを添付します。
- 省略可: [プレビュー] をクリックして、アップロードするファイルの概要を確認します。
- [適用] をクリックします。
ターゲティング ソースを選択する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューの [キャンペーン] プルダウンをクリックし、[キャンペーン] をクリックします。
- 動的広告グループが設定してある検索ネットワーク キャンペーンの 1 つをクリックします。対象となるキャンペーンがない場合は、動的検索広告を作成してください。
- ページ上部の [設定] タブに移動します。
- [動的検索広告] オプションを展開します。見つからない場合は、ページ下部の [その他の設定] をクリックします。
- ページフィードに次のターゲット ソースのいずれかを選択してください。
- 自分のページフィードの URL のみを使用する。このオプションを選ぶと、カスタムラベルや指定したルール、すべてのウェブページに基づいてターゲティングが行われますが、動的広告ターゲットはフィード内の URL にのみ適用されます。たとえば、「
URL_Contains
: Flower」というターゲットを指定した場合は、フィード内のすべてのページの中で、URL に「Flowers」を含むページがターゲットとなります。 - 自分のウェブサイトの Google インデックスと自分のページフィードの URL を両方使用する。このオプションを選ぶと、カスタムラベルや指定したルール、すべてのウェブページがターゲットとなり、フィード内の URL と自分のウェブサイトの URL が対象になります。たとえば、「
URL_Contains
: Flower」というターゲットを指定した場合は、Google のインデックスとご自身のフィードのすべてのページの中で、URL に「Flowers」を含むページがターゲットとなります。なお、カスタムラベルを使っている場合は、ラベルが使われているフィード内のページだけがターゲットとなります。
- 自分のページフィードの URL のみを使用する。このオプションを選ぶと、カスタムラベルや指定したルール、すべてのウェブページに基づいてターゲティングが行われますが、動的広告ターゲットはフィード内の URL にのみ適用されます。たとえば、「
- キャンペーンで使うフィードを選択(複数可)します。
- [保存] をクリックします。