Firebase のデータを使用したオーディエンス ターゲティングについて

オーディエンスの全体像を 1 か所で把握し、オーディエンスの管理と最適化を簡素化するために、Google 広告では次のような改善が行われました。

  • 新しいオーディエンス レポート
    オーディエンスのユーザー属性、セグメント、除外設定に関する詳細情報がまとめられています。キャンペーン アイコン Campaigns Icon をクリックして [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] タブを開き、[オーディエンス] をクリックします。このレポートページから、オーディエンスを簡単に管理することもできます。オーディエンス レポートについて
  • 新しい用語
    オーディエンス レポート内と Google 広告全体で新しい用語が使用されています。たとえば、「オーディエンス タイプ」(類似、カスタム、購買意向、アフィニティなど)はオーディエンス セグメントに、「リマーケティング」は「広告主様のデータ」にそれぞれ変更されました。オーディエンスに関する用語やフレーズの更新

Google 広告アカウントを Firebase プロジェクトにリンクすると、Firebase のデータで作成したオーディエンス セグメントを使用できるようになります。

はじめに

Firebase オーディエンス セグメントに基づいたデータ セグメントを使用するには、あらかじめ Google 広告アカウントを Firebase にリンクしておく必要があります。Google 広告アカウントを Firebase にリンクする方法については、Google アナリティクス 4 プロパティまたは Firebase プロジェクトを Google 広告にリンクするをご覧ください。

仕組み

Google 広告アカウントでは、Firebase のオーディエンス セグメントに基づくモバイルアプリ ユーザーのデータ セグメントを作成できます。モバイルアプリのデータに基づくセグメントは、検索、ディスプレイ、動画の各キャンペーンでターゲットに設定できます。また、イベントとユーザー プロパティを自由に組み合わせて、Firebase でオーディエンス セグメントを作成することもできます(例: 「ブラジルに住んでいる Android ユーザー」)。Google 広告アカウントを Firebase プロジェクトにリンクすると、Google 広告ではデフォルトで次のようなセグメントを使用できるようになります。

  • 購入者: アプリを購入したか、アプリ内購入を行ったユーザー。
  • すべてのユーザー: アプリをインストールしたユーザー。

Firebase で作成したデータ セグメント

Firebase アカウントで作成したデータ セグメントはすべて Firebase で管理されるので、Google 広告アカウントでそれらのセグメントに変更を加えることはできません。Google 広告アカウントのリンクを解除すると、Firebase のデータに基づくセグメントを使用している広告グループでは、広告の掲載が停止されます。

複数の Google 広告アカウントでデータ セグメントを共有する

Firebase のデータにアクセスできるクライアント センター(MCC)アカウントは、子アカウントと Firebase のデータを共有することができます。また、Firebase のアカウント管理者は、他の子アカウントまたは MCC アカウントとデータ セグメントを共有できます。Google 広告アカウントと Firebase のリンクが壊れた場合は、データを共有している他のすべてのアカウントからデータにアクセスできなくなり、該当するアカウントに基づくセグメントを使用している広告グループで、広告の掲載が停止されます。

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