ウェブサイト用のリマーケティング リストにテンプレートを使用する

Google 広告では通常のリマーケティング リスト以外に、ウェブサイトや特定のユーザー用のカスタムリストも作成できます。テンプレートを使用して設定をカスタマイズすると、ウェブサイト用のリマーケティング リストを効率的に作成できます。ここでは、テンプレートの効果的な利用方法を紹介します。

はじめに

リマーケティングに初めて取り組む場合は、まずリマーケティングの仕組みをご覧ください。ウェブサイトのコードに詳しくない場合は、デベロッパーなど技術的な知識のある人のサポートを受けることをおすすめします。

 

リニューアル版の Google 広告でリマーケティング用の Google 広告タグを設定している場合は、グローバル サイトタグとオプションのイベント スニペットで構成される新しい Google 広告タグが表示されます。JavaScript を使用してウェブサイトに従来の AdWords タグをインストールしている場合はそのまま使用できますが、新しい Google 広告タグを使用することをおすすめします。詳しくは、Google 広告 リマーケティング タグの変更点をご覧ください。

 

特定のページを訪問したユーザー

[特定のページを訪問したユーザー] テンプレートを使用すると、特定のページ(1 ページでも複数のページでも可)を訪れたユーザーのリストを作成できます。これは最も一般的なテンプレートであるため、新しいリマーケティング リストを作成するとデフォルトで設定されます。

ある航空会社が自社サイトの特別運賃情報(flight deals)セクションを閲覧したユーザーのリマーケティング リストを作成し、リストのユーザーに割引をアピールする広告を表示するとします。それには、URL に「example.com/flight-deals」を含むページを訪れたユーザーのリマーケティング リストを作成します。

[特定のページを訪問したユーザー] テンプレートを選択したら、そのリマーケティング リストに登録するユーザーの条件を入力します。

ある航空会社が自社サイトでニューヨーク発着便の検索を行ったユーザーのリマーケティング リストを作成するとします。検索結果ページの URL からは出発地や到着地はわかりません。URL に含まれているのは、空港の IATA コードだけです。こうした場合に目的のリマーケティング リストを作成するには、次の 3 つの条件でルールを設定します。

  • 「URL [次を含む] JFK」(ケネディ国際空港)
  • 「URL [次を含む] LGA」(ラガーディア空港)
  • 「URL [次を含む] EWR」(ニューアーク リバティー国際空港)

これで、URL に「JFK」、「LGA」、または「EWR」を含むページを訪れたすべてのユーザーがリストに追加されます。

ルールには複数の条件を追加できます。既存の条件の後に新しい条件を入力し始めると、プルダウン メニューに選択肢が表示されます。新しい条件を追加してリストを保存すると、ルール内のいずれかの条件に一致するユーザーがリストに追加されます(OR 関係)。条件の順序はユーザーの登録に影響しません。

ある航空会社が自社サイトでニューヨーク発着便の検索を行ったユーザーか、ニューヨーク観光のセクションを閲覧したユーザーを対象に広告を表示するとします。この場合は、次のような条件でルールを設定します。

  • 「URL [次を含む] JFK」(ケネディ国際空港)
  • 「URL [次を含む] LGA」(ラガーディア空港)
  • 「URL [次を含む] EWR」(ニューアーク リバティー国際空港)
  • 「URL [次を含む] www.example.com/newyorkcity」

これにより、このリマーケティング リストには、上記のルールの少なくとも 1 つの条件に一致したユーザーが登録されます。すべての条件を満たしているとは限りません。

ルールには条件をいくつでも追加できますが、ターゲット ユーザーを正しく反映したルールとなるよう注意しましょう。新しい条件を追加するほどリマーケティング対象のユーザー層が広くなり、想定していないユーザーもリストに追加されてしまう可能性があります。

条件を絞り込む

リマーケティング リストを定義するための条件には、それぞれ 1 つのページに関する情報が含まれます。指定した条件に一致するページを訪問したユーザーがリストに追加されます。ただし、「URL [次を含む]」や「参照 URL」などの条件だけでは特定のページを明確に定義できない場合があります。

ある航空会社が、JFK 空港の到着便ではなく出発便を探しているユーザーのリマーケティング リストを作成するとします。この会社のサイトで JFK 空港発、メキシコシティ国際空港(MEX)着の航空便を探す場合、ユーザーが利用するページは次のような URL だとします。
www.example-site.com/search.php?origin=JFK&dest=MEX

この場合、「URL [次を含む]」といった条件では、JFK 到着便ではなく JFK 出発便を探しているユーザーに絞り込むことができません。そこで、「origin=JFK」という条件でルールを設定します。「dest=JFK」という条件は指定しません。

ページを訪問したユーザーのうち別のページも訪問したユーザー

ディスプレイ ネットワークでのみ利用可能

[ページを訪問したユーザーのうち別のページも訪問したユーザー] テンプレートは、サイトの 2 つの異なるページを訪問した後にコンバージョンが達成される可能性が高い場合に使用します。: リストのメンバーが過去 30 日間にリスト ルールで認定されていない場合は、リストの有効期間が切れる前にリストから削除されます。

ある航空会社が 2 つのフライトプランをそれぞれ異なるページで提供しているとします。両方のページを閲覧したユーザーは 2 つのプランを比較している可能性が高く、コンバージョンの見込みが高いと考えられるため、このテンプレートを使ってリマーケティング リストを作成し、対象ユーザーに広告を表示します。

このテンプレートでは 2 つのページを訪問したユーザーを追加するリストを作成できますが、3 つ以上のページを訪問したユーザーを追加したい場合は、組み合わせリストを作成します。たとえば、A、B、C の 3 つのページを訪れたユーザーをリストに登録するには、まずこのテンプレートでページ A と B を訪れたユーザーのリストを作成します。次に、[特定のページを訪問したユーザー] テンプレートを使って、ページ C を訪れたユーザーのリストを作成し、そのうえで、これら 2 つのリストを使った組み合わせリストを作成します。

検索ネットワーク

[ページを訪問したユーザーのうち別のページも訪問したユーザー] は、検索広告向けリマーケティング リストにはご利用いただけません。検索ネットワークでのリマーケティングの場合は、組み合わせリストを作成できます。

ページを訪問したユーザー(別のページは訪問していないユーザー)

[特定のページのみを訪問したユーザー] テンプレートは、サイトの特定のページを訪問し、それ以外のページを訪問しなかった(購入などの期待される行動を達成しなかった)ユーザーを対象に広告を表示する場合に使用します。: リストのメンバーが過去 30 日間にリスト ルールで認定されていない場合は、リストの有効期間が切れる前にリストから削除されます。

ある航空会社が、航空券を求めてサイトを訪問したものの、何も購入しなかったユーザーを対象に広告を表示するとします。そのためには、検索結果に表示されたページを訪れて、購入ページには訪れなかったユーザーのリストを作成します。

このテンプレートを使ったリストでは、ターゲット ユーザーが絞り込まれます。1 つ目のルールで定義したページを訪れ、かつ、2 つ目のルールで定義したどのページにも訪れていないユーザーだけが登録されます。この点が [特定のページを訪問したユーザー] テンプレートとの違いです。[特定のページを訪問したユーザー] テンプレートを使ってリストを作成した場合、ルールに複数の異なる条件を追加できる点は同じですが、ユーザーはその中のいずれかの条件(すべての条件ではなく)に一致するだけでリマーケティング リストに登録されます。

特定の期間内にページを訪問したユーザー

[特定の期間内にページを訪問したユーザー] テンプレートは、特定の期間の前後、または期間内にウェブサイトを訪問したユーザーのリストを作る場合に使用します。

一般的に、航空会社ではクリスマスの前になるとサイトを訪れるユーザーが増加します。そこで、このテンプレートを使用してリマーケティング リストを作成し、クリスマス前に対象ユーザーにアプローチします。

期間を指定したリストでは、ユーザーをリストから削除するタイミングもリストの有効期間で指定します。指定した期間にページを訪れたユーザーがリストに登録され、指定した有効期間が終わるとリストから削除されます。

特定のタグが設定されたページを訪問したユーザー

 

リニューアル版の Google 広告でリマーケティング用の Google 広告タグを設定している場合は、グローバル サイトタグとオプションのイベント スニペットで構成される新しい Google 広告タグが表示されます。JavaScript を使用してウェブサイトに従来の AdWords タグをインストールしている場合はそのまま使用できますが、新しい Google 広告タグを使用することをおすすめします。詳しくは、Google 広告 リマーケティング タグの変更点をご覧ください。

一部のページに以前のリマーケティング タグが挿入されている場合もあります。前バージョンの Google 広告 タグで使用していた JavaScript は継続して使用することが可能ですが、JavaScript 以外の画像タグを使用する場合は、機能をフル活用するためにも、新しいタグを使用することをおすすめします。グローバル サイトタグとイベント スニペットを使用すると、すべてのリマーケティング イベントが確実に捕捉されます。

ある航空会社では、ウェブサイトの人気ルートに関するセクションに以前からリマーケティング タグを設定していたとします。これらのセクションの URL に基づいてルールを作成するのは非常に複雑です。この場合は、[特定のタグが設定されたページを訪問したユーザー] テンプレートを使用し、以前からページに挿入しているタグを選択すれば、人気ルートに関するセクションにアクセスしたユーザーのリマーケティング リストを作成できます。

[特定のタグが設定されたページを訪問したユーザー] テンプレートでは、Google 広告 コンバージョン トラッキングの既存のタグも選択できます。まだコンバージョン ページにリマーケティング タグを追加できていないものの、そのページを訪れたユーザーをターゲットにしたい場合や、ターゲットから除外したい場合には、コンバージョン トラッキング タグを選択すると便利です。

 

Google 広告では、ポリシーで制限された特典に関連するページにタグを実装することはできません。パーソナライズド広告ポリシーの詳細

 

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