通話コンバージョンのデータをインポートする

電話を介したやり取りの比重が大きいビジネスでは、広告が電話での問い合わせの獲得にどの程度貢献しているのか、そうした問い合わせが販売成立などの価値あるユーザー行動にどの程度つながっているのかを測定することが大事です。通話コンバージョンのデータを Google 広告にインポートすることで、重要度の高い電話問い合わせの獲得に、広告がどの程度貢献しているかをトラッキングできます。

この記事では、通話コンバージョンのデータを Google 広告アカウントにインポートする方法について解説します。通話コンバージョンのデータのインポート機能の仕組みに関する詳細については、通話コンバージョン データのインポートについてをご覧ください。

始める前に

この種のコンバージョン トラッキングを使うには、次の事柄ができる必要があります。

  • 広告経由の電話を受ける(対象国で利用可能): 通話コンバージョンをトラッキングするには、Google 広告専用転送電話番号が必要です。この転送電話番号は、現在こちらの国々でご利用可能です。なお、日本とインドでは Google 広告専用転送電話番号をご利用いただけますが、通話コンバージョン データのインポートについては日本ではサポートされておらず、インドでは一部の通話に限ってサポートされています。
  • 電話番号アセットや電話専用広告を用意する: 電話番号アセットや電話専用広告を用意するのは、コンバージョン アクションの設定前でも設定後でもかまいません。どの要素を用意するかは、広告経由で直接受ける電話を測定するか、ウェブサイトに記載された電話番号経由の電話を測定するか、両方の電話を測定するかによって異なります。インポートに含める通話コンバージョンの種類に応じて、次の要件を必ず満たしてください。
    • 広告経由の通話: Google 広告専用転送電話番号を使った電話番号アセットか電話専用広告が 1 つ以上必要です。
    • ウェブサイト経由の通話: 測定するキャンペーンに適用される電話番号アセットが 1 つ以上必要です。
  • 通話情報のトラッキング システムを用意する: 通話コンバージョンのデータをインポートするには、発信者の電話番号や通話の開始時間といった通話の詳細情報(トラッキングが必要になる情報の一覧はこちら)と、購入などのコンバージョンにつながった通話をトラッキングするシステムが必要になります。顧客管理(CRM)システムをご利用の場合は、こうした作業が効果的に行えます。こうした作業がむずかしい場合は、Google 広告のその他の種類の通話コンバージョンを確認することをおすすめします。

また、Google Ads API を使うと、電話問い合わせとコンバージョンをもっと柔軟に関連付けられます。

適合性

コンバージョンをトラッキングできるのは特定の条件下に限られます。その条件を以下に示します。

アクション

電話番号のクリック

電話番号の手動ダイヤル

プラットフォーム

パソコン広告

モバイル広告

パソコン広告

モバイル広告

広告経由の通話

(CTC、電話専用)

--

Green checkmark, allowed

Green checkmark, allowed

ウェブサイト経由の通話

Green checkmark, allowed

Green checkmark, allowed

Green checkmark, allowed

Green checkmark, allowed

手順

通話コンバージョン データのインポートを設定する手順は、以下のリンクをクリックすることで確認できます。なお、これらの手順は、広告経由の通話とウェブサイト記載の電話番号経由の通話のどちらをトラッキングするかによって異なる場合があります。インポートに含めるすべての種類の通話について、該当する手順に沿って設定してください。

ステップ 1: Google 広告でコンバージョン アクションを作成する

  1. Google 広告の管理画面で、目標アイコン 目標アイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [コンバージョン] プルダウンをクリックします。
  3. [概要] をクリックします。
  4. プラスボタン をクリックします。
  5. [インポート] をクリックします。
  6. [インポートするコンバージョンを選択してください] で [API またはアップロードを使用して手動でインポートする]、[電話での問い合わせによるコンバージョンをトラッキング] の順に選択します。
  7. [続行] をクリックします。
  8. 新しいコンバージョン アクションの設定を完了します。次の点にご注意ください。
    1. コンバージョン名を入力する際は、その名前を正確に覚えておくことが大事です。この名前は、後で通話コンバージョンのデータをアップロードする際に入力する必要があります。
    2. デフォルトでは、[コンバージョン列に含める] の設定がオンになっています。このコンバージョン アクションのデータをレポートの [コンバージョン] 列から除外する場合は、この設定をオフにしてください。ただし、オフにした場合も、該当のデータは [すべてのコンバージョン] 列に含まれます。

      コンバージョン重視の自動入札戦略を使用していて、入札戦略にこのコンバージョン アクションを含めたくない場合は、この設定の使用をおすすめします。詳しくは、「コンバージョン列に含める」設定についてをご確認ください。

    3. 同一の電話問い合わせに対し、他のコンバージョン アクションを設定している場合(広告経由の通話数をトラッキングするためのコンバージョン アクションがすでに設定されていて、インポートする通話コンバージョン アクションで同一の電話問い合わせをトラッキングする場合など)は、いずれかのコンバージョン アクションのみを [コンバージョン] 列に含めてください。両方を含めると、電話問い合わせごとにコンバージョンが 2 回カウントされることになります。また、コンバージョン重視で入札単価を最適化している場合は、電話問い合わせごとにコンバージョン 2 回分として入札単価が設定されます。

      インポートする通話コンバージョン アクションでは [コンバージョン列に含める] の設定をオンにしておき、同一の電話問い合わせをトラッキングするその他のコンバージョン アクションでは、この設定をオフにすることをおすすめします。

  9. [作成して続行] をクリックします。
  10. 次のいずれかのステップに進みます。
    • 広告内の番号からの電話問い合わせのみをトラッキングする場合は、[完了] をクリックしてコンバージョン アクションの作成を終了します。以降のステップは省略してもかまいません。
    • ウェブサイトに記載された番号からの電話問い合わせをトラッキングする場合は、ステップ 2「コンバージョン トラッキング タグを設定する」を実施してください。

ステップ 2: コンバージョン トラッキング タグを設定する(ウェブサイトからの電話問い合わせのみ)

ウェブサイトに記載された番号からの電話問い合わせをトラッキングする場合は、以下の手順を実施してください。広告内の番号からの電話問い合わせのみをトラッキングする場合は、この手順を省略してかまいません。

コンバージョン トラッキングを設定する際は、ウェブサイトにグローバル サイトタグと電話番号スニペットという 2 つのコード スニペットを実装します。

グローバル サイトタグを実装すると、ウェブサイトを訪れたユーザーが「すべての訪問者」を対象とするリマーケティング リストに追加され(リマーケティングを設定している場合)、ドメインに新しい Cookie が設定されます。この Cookie には、ウェブサイトにユーザーを誘導した広告のクリックに関する情報が保存されます。Google 広告のコンバージョン トラッキング タグは、このクリック情報を使用して、コンバージョンを Google 広告キャンペーンに関連付けます。データ収集に関する明確で包括的な情報をユーザーに開示し、法律的に必要な場合は、データ収集への同意を得なければならないことにご注意ください。

グローバル サイトタグは、サイトの各ページに実装する必要がありますが、Google 広告アカウントごとに必要なグローバル サイトタグはひとつのみです。

電話番号スニペットによって、サイト上の電話番号が Google 広告専用転送電話番号に置き換えられます。電話番号が表示されているサイトページにこのスニペットを実装します。

  1. [グローバル サイトタグ] で状況に最も適したオプションを選択し、手順に沿ってタグをインストールします。
    • ウェブサイトにグローバル サイトタグをインストールしていません: アカウントでコンバージョン アクションのタグを初めて設定し、別の Google サービスからグローバル サイトタグをインストールしていない場合は、このオプションを選択します。このオプションでは、完全なグローバル サイトタグが発行されます。タグを設定するには、タグコードをコピーしてウェブサイトの各ページの <head></head> タグの間に貼り付けます。

      以下にグローバル サイトタグの例を示します。この例では、「CONVERSION_ID」は Google 広告アカウントに固有のコンバージョン ID を表します。

      <script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=AW-CONVERSION_ID"></script>
      <script>

      window.dataLayer = window.dataLayer || [];
      function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
      gtag('js', new Date());
      gtag('config', 'AW-CONVERSION_ID');


      </script>
    • グローバル サイトタグはすべてのページにすでに設定されているが、別の Google サービス(例: Google アナリティクス)または別の Google 広告アカウントから設定した: このオプションが当てはまる場合、ウェブサイトにグローバル サイトタグを再度追加する必要はありません。ただし、コンバージョン トラッキングをこのアカウントで使用するには、config コマンド(コンバージョン ID を含むコード)をグローバル サイトタグのすべてのインスタンスに追加する必要があります。このオプションでは、そのコマンドが発行されます。この例では、「AW-CONVERSION_ID」はアカウントのコンバージョン ID を表します。

      gtag('config', 'AW-CONVERSION_ID');

      ウェブサイトのグローバル サイトタグのすべてのインスタンス(</script> エンドタグの直前の行)に config コマンドを追加します。

      Google アナリティクスと Google 広告の両方に設定されるグローバル サイトタグの例を次に示します。Google 広告アカウントの config コマンドがハイライト表示されています。

      <script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=GA-_TRACKING_ID">

      </script>

      <script>

      window.dataLayer = window.dataLayer || [];

      function gtag(){dataLayer.push(arguments);}

      gtag('js', new Date());

      gtag('config', 'GA_TRACKING_ID');

      gtag('config', 'AW-CONVERSION_ID');

      </script>

    • 別のコンバージョン アクションをこの Google 広告アカウントで作成したときに、グローバル サイトタグをウェブサイトにすでにインストールしました: このオプションが当てはまる場合、ウェブサイトにグローバル サイトタグを再度追加する必要はありません。グローバル サイトタグがサイトのすべてのページに設定され、タグの各インスタンスの config コマンドにアカウントのコンバージョン ID が含まれていることを確認してください。このオプションを選択するとコンバージョン ID が表示されます。

  2. (省略可)必要に応じて、グローバル サイトタグを変更します。
    • リマーケティング リストにウェブサイトの訪問者を追加したくない場合は、以下のハイライト表示されている部分をグローバル サイトタグの config コマンドに追加してください。

      gtag('config', 'AW-CONVERSION_ID', {'send_page_view': false});

    • サイトのドメインにファースト パーティの Cookie を設定したくない場合は、以下のハイライト表示されている部分をグローバル サイトタグの config コマンドに追加してください。

      gtag('config', 'AW-CONVERSION_ID', {'conversion_linker': false});

      コンバージョンの計測精度が低下するため、オプトアウトはおすすめしません。

  3. グローバル サイトタグをコピーし、こちらの手順に沿ってウェブサイトに追加します。
  4. [電話番号スニペット] の横で、次のいずれかのオプションを選択します。
    • ウェブサイトに表示されている電話番号を入力します。通話を計測する電話番号をウェブサイトに記載されているとおりに入力します。たとえば、ウェブサイトに記載されている電話番号に国コードが含まれる場合は、国コードも入力します。含まれない場合は、国コードを入力しません。次に、[スニペットを作成] をクリックします(ウェブサイトに記載されている複数の電話番号をトラッキングする場合、この設定はご利用いただけません)。

      : ウェブサイトに記載されている電話番号が 1-650-555-5555 だとします。入力する番号は「1-650-555-5555」です。「650-555-5555」または「555-5555」と入力した場合、Google 広告では対象となる電話番号を識別してコンバージョンを計測することができません。

    • 電話番号を入力しないでください。ウェブサイトのコードを手動で編集する必要があります。このオプションを選択した場合、タグを設置した後に、以下の手順に沿ってウェブサイトのコードを手動で編集する必要があります。これは高度な設定であるため、JavaScript の扱いに慣れている方にのみおすすめします。ウェブサイトに記載されている複数の電話番号をトラッキングする場合は、この設定をご利用ください。
  5. [電話番号スニペットの実装] に、選択したオプションに基づいて電話番号スニペットのコードが表示されます。表示されたスニペットをコピーして、ウェブサイトに追加します。後で追加する場合は、[スニペットをダウンロード] をクリックしてください。
  6. 該当の電話番号が記載されているページの HTML を開きます。
  7. ページの head タグ(<head></head>)の間にあるグローバルサイトタグの直後に、電話番号スニペットを貼り付けます。
  8. ウェブページの変更内容を保存します。
  9. [次へ] をクリックします。
  10. [完了] をクリックします。


以下に、コンバージョン トラッキング タグを実装する前と後の HTML の例を示します。

コンバージョン トラッキング コード挿入前の HTML サンプル(実際のウェブサイトのコードとしては使用できません)

<html>
<head>
<title>HTML サンプル ファイル</title>
</head>
<body>
ウェブページの本文です。
</body>
</html>

コンバージョン トラッキング コード挿入後の HTML サンプル(実際のウェブサイトのコードとしては使用できません)

<html>
<head>
<title>HTML サンプル ファイル</title>

<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Ads: AW-CONVERSION_ID -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=AW-CONVERSION_ID"></script>
<script>
window.dataLayer = window.dataLayer || [];
function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
gtag('js', new Date());
gtag('config', 'AW-CONVERSION_ID');
</script>

<script>
gtag('config', 'AW-CONVERSION_ID/CONVERSION_LABEL', {
'phone_conversion_number': '1-650-555-5555'
});
</script>


</head>
<body>
ウェブページの本文です。
</body>

ステップ 3: コードを追加し、電話番号を Google 広告専用転送電話番号に置き換える(ウェブサイトからの電話問い合わせのみ)

ウェブサイトに記載された番号からの電話問い合わせをトラッキングする場合は、こちらの手順に沿ってタグコードを編集します。トラッキングしない場合はこのステップを省略できます。

ステップ 4: インポートするデータを準備する

通話の開始時間とコンバージョンの日時がすべて同じタイムゾーンの場合は、[Parameters] 行にそのタイムゾーンを入力します。

  1. 通話コンバージョン データのアップロード用テンプレートを、ExcelCSVGoogle スプレッドシートのいずれかの形式でダウンロードします。次の手順でテンプレートをダウンロードすることもできます。コンバージョン データを定期的に Google 広告にインポートする場合(手順 5: コンバージョン データをインポートするを参照)は、Google スプレッドシートを使用するか、HTTPS または SFTP を使ってファイルをオンラインで保存してください。
    インポート対象のコンバージョンにクリックから 1 日が経過していないものが含まれている場合は、Google 広告でまだそのコンバージョンを記録できないことがあります。このため、インポートの際には余分に 1 日分を追加したデータをアップロードすることをおすすめします。Google 広告でコンバージョンが重複してカウントされることはありません。
    1. Google 広告の管理画面で、目標アイコン 目標アイコン をクリックします。
    2. セクション メニューで [コンバージョン ] プルダウンをクリックします。
    3. [アップロード] をクリックします。
    4. プラスボタン をクリックします。
    5. [テンプレートを表示] をクリックします。
    6. 通話コンバージョン用のテンプレートを確認し、ダウンロードするテンプレートの形式を選択します。
  2. タイムゾーンをファイルに入力する方法を選択します。
    コンバージョンの日時のすべてが同じタイムゾーンの場合は、[Parameters] 行でタイムゾーンを 1 回設定します。コンバージョンの日時によってタイムゾーンが異なる場合は、[Conversion Time] 列を使ってコンバージョンの日時ごとにタイムゾーンを入力します(詳細は、ステップ 4 の「Call start time」の手順と表をご確認ください)。[Parameters] 行にタイムゾーンを入力しない場合は、この行を削除してください。または、[Parameters] 行と [Conversion Time] 列の両方にタイムゾーンを入力できます。その場合は、タイムゾーンとして最初に [Conversion Time] 列の値が使用され、この列に値がない場合に [Parameters] 行の値が使われます。
  3. 次のいずれかの形式で、タイムゾーンを入力します。
    • 通話の開始時間とコンバージョンの日時によってタイムゾーンが異なる場合は、[Conversion Time] 列を使って通話の開始時間とコンバージョンの日時ごとにタイムゾーンを入力します(詳細は、ステップ 4 の「Call start time」の手順と表をご確認ください)。[Parameters] 行にタイムゾーンを入力しない場合は、この行を削除してください。
    • または、[Parameters] 行と [Call Start Time] 列および [Conversion Time] 列のすべてにタイムゾーンを入力できます。その場合は、タイムゾーンとして最初に [Call Start Time] 列と [Conversion Time] 列の値が使用されます。どちらの列にも値がない場合に [Parameters] 行の値が使われます。
    • こちらのリストに記載された、ご自身のタイムゾーン ID。サマータイムへの移行時にエラーが発生するのを避けることができるため、この方法をおすすめします。
    • グリニッジ標準時(GMT)との時差。「+」か「-」記号の後に 4 桁の数値を入力して指定します(たとえば、ニューヨークの時差は「-0500」、東京の時差は「+0900」になります)。グリニッジ標準時を使用する場合は、「+0000」と入力します。
  4. 次に、コンバージョンごとに新しい行を追加し、各列に次のように情報を入力します。
    • Caller's phone number: 電話番号を以下のいずれかの形式で入力します。
      形式
      + 記号に続けて国コード、番号(E.164 形式) +16505551234
      +4408001690409
      アメリカの市外局番、電話番号 6505551234
      + 記号に続けて国コード、国際電話番号(国コードは最大 3 文字、電話番号は数字、ダッシュ、スペースを含めて最大 14 文字) +64 0800-726230
    • Call start time: 通話が始まった時間を入力します。タイムゾーンも含める場合は、下の表に示された形式のうち、最後の 4 つのいずれかを使用してください。「+z」の部分は、グリニッジ標準時との時差(「+」または「-」記号の後に 4 桁の数値を入力して指定)と置き換えます。(たとえば、ニューヨークの場合は「-0500」、ベルリンの場合は「+0100」)。「zzzz」の部分は、こちらのリストのタイムゾーン ID と置き換えます。日時指定の形式のリストは以下のとおりです。
      形式
      MM/dd/yyyy hh:mm:ss aa "08/14/2015 5:01:54 PM"
      MMM dd, yyyy hh:mm:ss aa "Aug 14, 2015 5:01:54 PM"
      MM/dd/yyyy HH:mm:ss "08/14/2015 17:01:54"
      yyyy-MM-dd HH:mm:ss "2015-08-14 13:00:00"
      yyyy-MM-ddTHH:mm:ss "2015-08-14T13:00:00"
      yyyy-MM-dd HH:mm:ss+z 「2012-08-14 13:00:00+0500」
      yyyy-MM-ddTHH:mm:ss+z 「2012-08-14T13:00:00-0100」
      yyyy-MM-dd HH:mm:ss zzzz 「2012-08-14 13:00:00 America/Los_Angeles」
      yyyy-MM-ddTHH:mm:ss zzzz

      「2012-08-14T13:00:00 America/Los_Angeles」

    • Conversion name: そのコンバージョン データのインポート先とするコンバージョン アクションの名前を入力します。ここで入力する名前は、Google 広告アカウントで作成したコンバージョン アクションの名前と厳密に同じにしてください(大文字と小文字も区別されます)。
    • Conversion time(省略可): コンバージョンが発生した日時を入力します。入力形式は上記の「Call start time」でご確認ください。
    • Conversion value(省略可): コンバージョンに設定する値を入力します。通貨での値や 0~10 の相対値を入力できます(マイナスの値は使用できません)。この欄を空白にした場合は、コンバージョン アクションの作成時に指定した「コンバージョン値」が自動的に適用されます。ここで値を指定した場合は、コンバージョン アクションの作成時に指定した値が上書きされます。
      • Conversion currency(省略可): コンバージョン値の通貨を入力します。この列は、コンバージョン値で複数の通貨を使う場合や、異なる通貨で請求される複数のアカウントがある場合に使用します。

        通貨コード

        通貨名 通貨コード
        アルゼンチン ペソ(アルゼンチン) ARS
        オーストラリア オーストラリアドル AUD
        オーストリア ユーロ EUR
        ベルギー ユーロ EUR
        ブラジル ブラジルレアル BRL
        カナダ カナダドル CAD
        チリ ペソ(チリ) CLP
        コロンビア ペソ(コロンビア) COP
        チェコ コルナ (チェコ) CZK
        デンマーク デンマーク クローネ DKK
        フィンランド ユーロ EUR
        フランス ユーロ
        フラン(フランス)
        EUR
        FRF
        ドイツ ユーロ EUR
        ギリシャ ユーロ EUR
        グアム ドル(アメリカ) USD
        インド ルピー(インド) INR
        インドネシア ルピア(インドネシア) IDR
        アイルランド ユーロ EUR
        イタリア ユーロ EUR
        日本 日本円 JPY
        ジャージー 英国ポンド GBP
        モーリタニア モーリタニア ウギア MRU
        メキシコ メキシコペソ MXN
        オランダ ユーロ EUR
        ニュージーランド ニュージーランド ドル NZD
        ナイジェリア ナイラ(ナイジェリア) NGN
        ノルウェー ノルウェー クローネ NOK
        フィリピン ペソ(フィリピン) PHP
        ポーランド ニュー ズローティ (ポーランド) PLN
        プエルトリコ USドル USD
        レユニオン ユーロ EUR
        ルーマニア ルーマニア レイ
        新ルーマニア レイ
        ROL
        RON
        ロシア ロシアルーブル RUB
        シンガポール シンガポール ドル SGD
        南アフリカ 南アフリカ ランド ZAR
        スペイン ユーロ EUR
        スウェーデン スウェーデン クローネ SEK
        スイス スイスフラン CHF
        タイ タイバーツ THB
        トルコ トルコ リラ
        新トルコ リラ
        TRL
        TRY
        ウクライナ グリブナ(ウクライナ) UAH
        イギリス 英スターリング ポンド
        ユーロ
        GBP
        EUR
        アメリカ USドル USD
        ベトナム ドン(ベトナム) VND

一度インポートしたコンバージョン データは削除できないため、入力したデータに誤りがないかご確認ください。

ステップ 5: コンバージョン データをインポートする

オフライン コンバージョン データを Google 広告にインポートするには、作成したコンバージョン ファイルを Google 広告アカウントかクライアント センター(MCC)アカウントにアップロードします。なお、一度インポートしたコンバージョン データは削除できませんのでご注意ください。ファイルは 1 回だけアップロードすることも、スケジュールを設定して定期的にアップロードすることもできます。いずれかご希望の方法を選んで、以下に説明するそれぞれの手順を行ってください。
コンバージョン アクションを作成したら、4 時間以上待ってから最初のインポートを行います。

コンバージョンを 1 回のみアップロードする方法

  1. Google 広告の管理画面で、目標アイコン 目標アイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [コンバージョン ] プルダウンをクリックします。
  3. [アップロード] をクリックします。
  4. プラスボタン をクリックします。
  5. [ソース] メニューをクリックし、ファイルのソースを選択します。パソコンや Google スプレッドシートからファイルをアップロードしたり、HTTPS や SFTP 経由でファイルを転送したりすることができます。
  6. 選択したソースに基づいて、以下のいずれかの手順を行ってください。
    • [ファイルをアップロード] または [Google スプレッドシート] を選択した場合は、[ファイルを選択] をクリックして、オフライン コンバージョンの情報を含むファイルを選択します。
    • HTTPS または SFTP を選択した場合は、ファイルの URL と、ファイルにアクセスするためのユーザー名とパスワードを入力します。注: SFTP を選択して「ファイルが見つかりません」というエラーが発生した場合は、ファイルのパスと名前の間に二重スラッシュ(「//」)を挿入してみてください(例: SFTP://sftp.mysite.com/conversions//conv.csv)。
  7. アップロード結果をプレビューせずにファイルの内容をインポートするには、[適用] をクリックして残りの手順を省略します。アップロード結果をプレビューするには、[プレビュー] をクリックします。ファイルのプレビューでは、アカウントにインポートされるコンバージョン数がハイライト表示されます。プレビューにはファイル内のエラーも含まれ、ファイル内のエラーを修正して再度アップロードすることも、エラーを無視することも可能です。
    • プレビューを準備した後に [詳細] をクリックすると、ファイル内容の一部が表示されます。ここでは、エラーが最初に表示されます。
    • ファイルの内容をすべて表示するには、[その他] をクリックします。
    • ファイルからのコンバージョン データのインポートを完了するには、[ファイルを適用] をクリックします。ファイル内のコンバージョン データのインポートが完了すると、ページの下部にある進行状況バーで通知されます。このバーの [詳細] をクリックすると、インポートされたすべてのコンバージョンが表示されます。

アップロードと適用が完了しているファイルだけでなく、アップロードしたものの適用が済んでいないファイルも表示できます。詳細は、アップロードしたファイルの表示をご確認ください。

設定したスケジュールでコンバージョンをアップロードする方法

Google 広告では定期的にコンバージョン データを自動インポートできます。この場合は、Google スプレッドシートでコンバージョン データを含むファイルを作成するか、HTTPS または SFTP を使用してオンラインでファイルを保存する必要があります。ファイルをアップロードするスケジュールの設定手順は以下のとおりです。

  1. Google 広告の管理画面で、目標アイコン 目標アイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [コンバージョン ] プルダウンをクリックします。
  3. [アップロード] をクリックします。
  4. ページ上部にある [日程] をクリックします。
  5. プラスボタン をクリックします。
  6. [ソース] メニューをクリックし、ファイルのソースを選択します。Google スプレッドシートからファイルをアップロードしたり、HTTPS や SFTP 経由でファイルを転送したりすることができます。
  7. 選択したソースに基づいて、以下のいずれかの手順を行ってください。
    • [Google スプレッドシート] を選択した場合は、[ファイルを選択] をクリックして、オフライン コンバージョンの情報を含むファイルを選択します。
    • HTTPS または SFTP を選択した場合は、ファイルの URL と、ファイルにアクセスするためのユーザー名とパスワードを入力します。注: SFTP を選択して「ファイルが見つかりません」というエラーが発生した場合は、ファイルのパスと名前の間に二重スラッシュ(「//」)を挿入してみてください(例: SFTP://sftp.mysite.com/conversions//conv.csv)。
  8. [頻度] メニューをクリックし、ファイルをインポートする頻度を選択します。
  9. [時間] メニューをクリックし、ファイルをいつインポートするかを選択します。
  10. [保存してプレビュー] をクリックします。プレビューには、スケジュールが正常に保存されたかどうかが表示されます。ユーザー名やパスワードが間違っていることが原因で Google 広告がファイルソースにアクセスできない場合や、ファイルが正しい形式になっていない場合、スケジュールが保存されないことがあります。
  11. [OK] をクリックすると [日程] に戻ります。このページには、スケジュールが設定されたすべてのアップロードが一覧で表示されます。

    注意事項

    スケジュールが設定されたアップロードに問題があると、アカウントにアラートが表示され、メールでもアラートが届きます。その場合は、オンライン ファイルを確認し、問題を解決してください。
  12. スケジュールが設定されたアップロードを変更するには、[アクション] 列で [オプション] をクリックし、以下のいずれかを行います。
    • スケジュールが設定されたアップロードの設定を変更するには、[編集] をクリックします。
    • スケジュールが設定されたファイルのアップロードを停止するには、[一時停止] をクリックします。
    • スケジュールが設定されたファイルのアップロードの一時停止を解除し、アップロードを再開する場合は、[再開] クリックします。
    • ファイルのコンバージョン データをアップロードする必要がなくなった場合は、[削除] をクリックします。

Google 広告アカウントのアクセス権が読み取り専用の場合、スケジュールが設定されたアップロードのオプションを変更することはできません。

アップロードしたファイルを表示する方法

コンバージョン データのファイルのアップロードが完了すると、アップロード ページにそのファイルが追加されます。ファイルのアップロードと適用には数分かかる場合があります。

  1. Google 広告の管理画面で、目標アイコン 目標アイコン をクリックします。
  2. セクション メニューで [コンバージョン ] プルダウンをクリックします。
  3. [アップロード] をクリックします。
  4. プレビュー済みで適用が済んでいないファイルは、[保留中のアクション] の表に表示されます。[アクション] 列で [適用] をクリックしてファイル内のコンバージョン データをインポートするか、[破棄] をクリックしてアップロード済みのファイルを削除します。ファイルのプレビューが生成されると、[結果をダウンロード] リンクが表示されます。このリンクから、アップロードしたファイルをダウンロードできます。
  5. [保留中の操作] の表の下に、アップロードおよび適用したファイルが一覧で表示されます。ファイルについて詳しくは、以下の列を確認してください。
    • [ステータス] 列では、ファイル内のコンバージョン データが正常にインポートされたかどうかをすばやく確認できます。
    • [結果] 列には、インポートのステータスの詳細が表示されます。ファイルのインポートが失敗した場合は、この列で失敗の理由を確認できます。
    • [アクション] 列には、以下のリンクが表示されます。
      • 結果をダウンロード: アップロードしたファイルのコピーをダウンロードします。このリンクは、ファイル内のすべてのコンバージョン データが正常にインポートされた場合に表示されます。
      • すべてダウンロード: インポートできなかったコンバージョン データを含め、アップロードしたファイルのコピーをダウンロードします。
      • ダウンロード エラー: インポートできなかったファイルのコンバージョン データとエラー メッセージを一覧表示したスプレッドシートをダウンロードします。
      • 上記の 3 つのリンクのどれを選択しても、ダウンロードされたファイルには「結果」列が含まれ、コンバージョンが正常にインポートされたかどうかや、インポートされなかった理由を確認できます。このリンクは、初回のアップロードから 30~60 日後に削除されます。

エラーの修正方法

通話コンバージョン データをインポートした後に発生する可能性のある問題を解決する方法については、こちらの記事をご覧ください。

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