Google 広告アカウントでのキーワードと検索テーマの優先順位付けについて

広告を表示できるのは、Google または検索パートナー サイトでユーザーが入力した検索語句が、登録済みのキーワードまたは検索テーマの 1 つと一致した場合です。詳しくは、キーワードのマッチタイプについての記事と P-MAX キャンペーンの検索テーマについて(ベータ版)の記事をご覧ください。

同じ検索語句に一致する可能性がある複数のキーワードが使用されている場合、これらのキーワードがオークションで競合することはありません。たとえば、同じ広告グループで「スカイダイビング コース」と「スカイダイビング トレーニング コース」というキーワードを使用している場合は、「スカイダイビングのトレーニング コース」という検索語句に対して両方のキーワードが一致する可能性があります。この場合は、検索語句に対して 1 つのキーワードのみが広告表示に使用されます。以下の表は、オークションに参加する際にどのキーワードが優先されるかを示しています。

: オークションにかけられた広告は他の広告主様の広告と比較されますが、その際のクリック単価は、広告ランクの下限値を満たし、掲載順位が 1 つ下の競合他社の広告ランクを上回るために最低限必要な金額となります。

Priority diagram   優先度 一致特性 解説
Exact match keyword icon 1 検索語句と同一の完全一致キーワード 「スカイダイビング ライセンス」という検索語句に対して、検索キャンペーンの同一*の完全一致キーワード [スカイダイビング ライセンス] が、他の部分一致キーワードやフレーズ一致キーワード、または P-MAX キャンペーンよりも優先されます。
Phrase and broad match keywords icon 2 検索語句と同一のフレーズ一致キーワードと部分一致キーワードまたは検索テーマ 「スカイダイビング ライセンス」という検索語句に対して、同一*の P-MAX 検索テーマ「スカイダイビング ライセンス」が、フレーズ一致キーワード「スカイダイビング」よりも優先されます。この場合、フレーズ一致キーワードは検索語句と同一ではありません。
AI based keyword icon 3 関連性: AI(人工知能)に基づくキーワードの優先順位付け

「近くのスカイダイビングの認定資格」という検索語句は、いくつかの広告グループ内のキーワードと一致する可能性があります。この中には、「スカイダイビング ライセンス」などの関連性が高いキーワードもあれば、「初心者向けのスカイダイビング コース」などの関連性が低いキーワードもあります。

この場合、最も関連性の高い広告グループの最も関連性の高いキーワードのみが考慮されます。詳しくは、AI キーワードの優先順位付けの仕組みをご覧ください。

Ad rank icon 4 広告ランク 複数の検索広告キーワードまたは P-MAX 検索テーマが上記の条件に基づいて優先度が同じである場合は、広告ランクが最も高い広告を生成する広告グループまたはアセット グループが優先されます。

*「同一」には、「スカイタイピング ライセンス」などを誤字修正した検索語句が含まれますが、「スカイダイビングのライセンス」など、複数形(日本語は対象外)や類義語は含まれません。

AI を活用して最も関連性の高いキーワードを優先する仕組み

検索語句と同一のキーワードがない場合、AI ベースのキーワード優先順位付けにより、最も関連性の高いキーワードのみが検索語句に一致します。関連性は、検索語句の意味、広告グループ内のすべてのキーワード、広告グループ内のランディング ページに基づいて決定されます。なお、AI ベースのキーワードの優先順位付けは、キーワード ベースの検索キャンペーンで機能します。

検索語句が「近くのスカイダイビング認定資格」の場合、部分一致キーワードを含む次の広告グループでどのように優先順位付けが機能するか考えましょう。

広告グループ「スカイダイビング ライセンス」
  • キーワード: スカイダイビング ライセンス、スカイダイビング ライセンスの料金
  • ランディング ページ: ライセンス取得プロセスの概要を記載した特定のページ
広告グループ「上級者向けスカイダイビング コース」
  • キーワード: 近くの上級者向けスカイダイビング コース、上級者向けスカイダイビング レッスン
  • ランディング ページ: 上級者向けコース専用のページ

上級者向けコースとライセンスの趣旨は両方とも関連しているため、「近くのスカイダイビング認定資格」を検索すると、部分一致では両方の広告グループに一致する可能性があります。詳しくは、キーワードのマッチタイプをご覧ください。

ただし、「コース」と「認定資格」よりも「ライセンス」と「認定資格」のほうがより関連性が高いため、AI ベースの優先順位付けでは、オークションに参加するのは「スカイダイビング ライセンス」広告グループのみです。

「ライセンス取得のための上級者向けスカイダイビング コース」という検索語句の場合、どちらの広告グループのキーワードも似たような関連性があるため、広告ランクの高いキーワードがオークションに参加します。

広告グループをテーマ別に構成して、特定の検索にどのキーワードが一致するかを明確にしましょう。

優先ルールの例外

キャンペーンが予算により制限されている場合

キャンペーンの 1 日の予算は、上記の優先ルールの適用に影響を与える場合があります。予算に制限のあるキャンペーンでは、キャンペーンの予算が足りず、トラフィックを最大限に獲得できないことがあるため、通常ならそのキーワードで広告を表示できる場合でも、広告を表示できないことがあります。これは、キャンペーンの予算を超過しないようにするためです。詳しくは、1 日の平均予算を最適化するためのヒントをご覧ください。

たとえば、それぞれの名称が「スカイダイビング ライセンス」と「上級者向けスカイダイビング コース」の 2 つのキャンペーンがあるとします。「スカイダイビング ライセンス」キャンペーンでは、完全一致キーワードとして [スカイダイビング コース] が設定されていますが、「上級者向けスカイダイビング コース」キャンペーンでは部分一致キーワード「スカイダイビング コース」が設定されています。

他の条件がすべて同じであれば、「スカイダイビング コース」という用語が検索された場合、「スカイダイビング ライセンス」キャンペーンの完全一致キーワードにより広告が表示されます。これは、完全一致キーワードの方が優先度が高いためです。ただし、「スカイダイビング ライセンス」キャンペーンで予算が制限されている場合、このキャンペーンの完全一致キーワードでは広告を掲載できないことがあります。その場合、「上級者向けスカイダイビング コース」キャンペーンの部分一致キーワードによって広告が表示されます。

広告グループをテーマ別に構成して、特定の検索にどのキーワードが一致するかを明確にしましょう。

検索広告キーワードまたは P-MAX 検索テーマが広告表示につながらない場合

広告表示につながらないキーワードには、上記の優先ルールが適用されないことがあります。たとえば、次のような原因があります。

  • キーワードの検索ボリュームが少ない。これは、Google での検索履歴がほとんど、またはまったくないキーワードで表示されるステータスです。このステータスのキーワードは一時的に無効となり、広告の表示には使用されません。このため、上記の優先ルールに基づいて広告表示に使用されるはずのキーワードでも、検索ボリュームが少ない場合は、検索語句に一致した別のキーワードで広告が表示されます。
  • 広告グループのすべてのクリエイティブまたはランディング ページが不承認となった。
  • キャンペーンや広告グループの一部のターゲティング条件が満たされていない。たとえば、有効なキーワードを設定した広告グループが特定の地域をターゲティングしている場合、その地域に所在しないユーザーがキーワードに一致する検索語句で検索を行っても、そのキーワードによる広告表示は発生しません。

検索広告のキーワードまたは P-MAX の検索テーマがその広告フォーマットのオークションに参加しない場合

上記の優先ルールは、ショッピング キャンペーンと Google の他の広告枠には適用されません。たとえば、アカウントに検索語句と同一の完全一致キーワードがある場合でも、その検索語句に対し表示された完全一致キーワードで、広告とともにショッピング広告フォーマットが表示されることがあります。

キーワード、動的検索広告、P-MAX

検索テーマのない動的検索広告と P-MAX 広告は、優先ルールにおいては検索語句と完全一致でないキーワードと同様に扱われます。キーワードが検索語句と同一でない場合、動的検索広告と P-MAX 広告は、アカウント内の他の検索広告キーワードと比較され、広告ランクが最も高いものが表示されます。優先ルールの例外も同じく適用されます。

P-MAX キャンペーンの検索テーマには、検索キャンペーンのフレーズ一致キーワードと部分一致キーワードと同じ優先順位が適用されます。

詳しくは、動的検索広告についてP-MAX キャンペーンについてをご覧ください。

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