オーディエンスの全体像を 1 か所で把握し、オーディエンスの管理と最適化を簡素化するために、Google 広告では次のような改善が行われました。
- 新しいオーディエンス レポート
オーディエンスのユーザー属性、セグメント、除外設定に関する詳細情報がまとめられています。キャンペーン アイコンをクリックして [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] タブを開き、[オーディエンス] をクリックします。このレポートページから、オーディエンスを簡単に管理することもできます。オーディエンス レポートについて
- 新しい用語
オーディエンス レポート内と Google 広告全体で新しい用語が使用されています。たとえば、「オーディエンス タイプ」（類似、カスタム、購買意向、アフィニティなど）はオーディエンス セグメントに、「リマーケティング」は「広告主様のデータ」にそれぞれ変更されました。オーディエンスに関する用語やフレーズの更新
をクリックして [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] タブを開き、[年齢層、性別、子供の有無に基づいて広告を表示できることと同様、特定のユーザー属性セグメントを広告の表示対象から除外して、効率的に広告を表示することができます。この記事では、選択したユーザー属性セグメントを広告グループ単位またはキャンペーン単位で除外する方法について説明します。
例
ある女性専用スパでは、施設内で利用可能なサービスや営業時間について案内するキャンペーンを運用しています。男性にはサービスを提供していないため、このキャンペーンから「男性」カテゴリを除外することにしました。除外設定は広告グループ単位でも行えますが、キャンペーンの広告グループすべてに同じ設定を適用したいので、キャンペーン単位でユーザー属性による除外を設定すると、設定を繰り返す手間を省けます。
手順
ユーザー属性セグメントの除外は、次の 2 つの方法で変更できます。
- キャンペーンの [オーディエンス] ページの [除外] セクション
- キャンペーンの [オーディエンス] ページの [ユーザー属性] 表
キャンペーンの [オーディエンス] ページの [除外] セクション
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
- セクション メニューの [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] プルダウンをクリックし、[オーディエンス] を選択します。
- [除外] セクションで [除外設定を編集] をクリックし、キャンペーンまたは広告グループのどちらを更新するかを選択します。
- 更新するキャンペーンか広告グループを選択します。
- [オーディエンス セグメントを除外] ウィンドウで [参照] タブをクリックし、キャンペーンまたは広告グループで除外するユーザー属性セグメントを選択します。
- [保存] をクリックします。
キャンペーンの [オーディエンス] ページの [ユーザー属性] 表
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
- セクション メニューの [オーディエンス、キーワード、コンテンツ] プルダウンをクリックし、[オーディエンス] を選択します。
- [ユーザー属性] セクションで [表を表示] をクリックします。
[その他] をクリックし、[除外を表示] を選択します。
- [ユーザー層を除外] アイコン
をクリックします。
- [キャンペーンを選択]
をクリックし、更新するキャンペーンを選択します。
- 広告グループで除外するユーザー属性セグメントの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [保存] をクリックします。
をクリックし、更新するキャンペーンを選択します。注: ユーザー属性セグメントを除外すると、広告グループまたはキャンペーンのトラフィックが大幅に減少する可能性がありますのでご注意ください。ユーザー属性セグメントの除外は、次の 2 つの方法で変更できます。
ユーザー属性セグメントにないグループを除外する場合は [不明] セグメントを選択してください。ただし、このカテゴリを選択すると、広告が表示されないユーザーがかなりの数になる可能性があります。これは、ディスプレイ ネットワークの多くのサイトではユーザー属性データを提供しておらず、また、ウェブやモバイルアプリのすべてのユーザーの属性情報を推測することも不可能で、ユーザーの多くが [不明] セグメントに分類されるためです。
