ブランドコネクトを活用したパートナーシップ広告を使用すると、広告キャンペーンで YouTube クリエイターの動画を宣伝して、マーケティング目標を達成できます。
このページの内容
- パートナーシップ広告とは
- 広告キャンペーンでクリエイターの動画を使用するメリット
- パートナーシップ広告に対応しているキャンペーン タイプ
- パートナーシップ広告を掲載する方法
- パートナーシップ広告のパフォーマンスの測定
パートナーシップ広告とは
パートナーシップ広告を使用すると、ブランドは Google 広告プラットフォームのマーケティング ファネル全体の広告キャンペーンで YouTube クリエイターの動画を使用できます。パートナーシップ広告には、ブランド向けに以下の機能が提供されています。
- 広告キャンペーンでクリエイターのオーガニック動画を使用できる
- キャンペーンのオーディエンスの最適化用にデータ セグメントを作成できる
- リンクされた動画のオーガニック ビューの指標にアクセスできる
広告キャンペーンでクリエイターの動画を使用するメリット
クリエイターが作成した動画を広告キャンペーンに組み込むと、以下のようにパフォーマンスを高めることができます。
- 真正性: クリエイターの動画には、多くの場合、視聴者の共感を呼ぶ本物の声が込められているため、広告の成果向上とブランドとのつながりの強化につながります。
- 新しい視聴者へのリーチ: クリエイターは、多くの場合、自らのコミュニティとの強いつながりを持っています。こうしたクリエイターと提携することで、親和性が高い新しい視聴者にブランドをアピールできます。
- 多様なコンテンツ: クリエイターの動画には多くの場合、最新の動画トレンドが反映されているため、魅力的なコンテンツを提供する新たな手段として使用できます。
パートナーシップ広告に対応しているキャンペーン タイプ
パートナーシップ広告は、Google 広告のすべての広告キャンペーンで使用できますが、一部の機能は特定のキャンペーン タイプでのみご利用いただけます。各キャンペーン タイプで利用できる機能については、以下にある機能の対応状況の概要をご覧ください。
| 機能 \ キャンペーン | 動画アクション キャンペーン | デマンド ジェネレーション キャンペーン | 動画リーチ キャンペーン | 動画視聴キャンペーン | アプリ キャンペーン | P-MAX キャンペーン |
| クリエイターのオーガニック動画で広告を配信する | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 提携ブランドのパートナーシップ広告フォーマット | × | ○（インフィードとショート動画） | × | × | × | × |
| データ セグメント | ○ | ○ | ○ | ○ | ○（アプリ インストール キャンペーン） | ○ |
| オーガニック ビューの指標 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
パートナーシップ広告を掲載する方法
ブランド向けに作成されたクリエイター コンテンツを広告キャンペーンで効果的に使用するには、以下の手順を行います。
- クリエイターの動画を Google 広告アカウントにリンクする
広告キャンペーンを開始する前に、ブランド向けのクリエイターの動画を Google 広告アカウントにリンクします。リンクの設定を行うと、広告で動画を使用したり、貴重なオーディエンス データにアクセスしたり、オーガニック ビューの指標に関する分析情報を入手したりすることができるようになります。詳しくは、Google 広告アカウントへのクリエイターの動画のリンクに関する記事をご覧ください。リーチを最大化するには、クリエイターの動画のオーガニック視聴者を利用してデータ セグメントを作成し、キャンペーン設定用のオーディエンスを作成します。詳しくは、データ セグメントに関する記事をご覧ください。また、データ セグメントをデマンド ジェネレーション キャンペーンで類似オーディエンスを作成するための基データとして活用することもできます。詳しくは、類似オーディエンスに関する記事をご覧ください。注: 動画を広告として使うための十分な権利を確保する責任は広告主様にあります。場合によっては、クリエイターや他の権利所有者との別の契約が必要になることがあります。 - 広告キャンペーンに統合する
選択したクリエイターの動画を、マーケティング ファネル全体にわたる既存または新しい広告キャンペーンに組み込みます。デマンド ジェネレーション キャンペーン、動画アクション キャンペーン、動画視聴キャンペーン、動画リーチ キャンペーン、アプリ キャンペーン、P-MAX キャンペーンなど、ファネル全体のすべてのキャンペーン タイプがサポートされています。広告はクリエイターの YouTube チャンネルから表示されるため、メッセージの信頼性が高まります。
さらに、デマンド ジェネレーション キャンペーンのインフィード広告と YouTube ショート広告では、新しい提携ブランドのパートナーシップ広告フォーマットがサポートされており、視覚に訴える広告でクリエイターとのコラボレーションをアピールできます。
ショート動画でショッピング フィードを使用したデマンド ジェネレーション キャンペーン ショート動画でショッピング フィードを使用しないデマンド ジェネレーション キャンペーン -
パートナーシップ広告を配信してパフォーマンスを測定する
クリエイター コンテンツを掲載した広告のパフォーマンスをモニタリングします。インプレッション数、クリック率、コンバージョン数、エンゲージメントなどの主な指標を分析して、効果を測定し、データに基づいて最適化を行います。コンテンツの使用状況とキャンペーンの結果について、常にクリエイターに知らせることをおすすめします。これにより、良好な関係を築き、将来のコラボレーションの可能性を広げることができます。
上記の手順に沿ってクリエイター コンテンツを効果的に活用することで、広告キャンペーンを強化し、ブランド認知度を高め、成果を高めることができます。
パートナーシップ広告のパフォーマンスの測定
パートナーシップ広告を使用しているキャンペーンでは、Google 広告の標準のレポートとブランド効果測定のすべての機能をご利用いただけます。
また、テストを実施してキャンペーンの効果を評価することをおすすめします。詳しくは、Google 広告のテストの実施に関する記事をご覧ください。
直接比較テストを設定する方法は以下のとおりです。
- コントロール: 通常の動画広告クリエイティブを使用した 1 つのキャンペーン。
- テスト キャンペーン: 通常の動画クリエイティブとクリエイターの動画（パートナーシップ広告）を使用した 1 つのキャンペーン。
- 重要: 予算やターゲティングなど、他のキャンペーン設定は維持しながら、動画広告のクリエイティブな側面のテストに重点を置きます。
これにより、クリエイターの動画をキャンペーンに追加したことでパフォーマンスが向上したかどうかを確認できます。