サポートされているリンク先で Amazon S3 を有効にする方法を学習します。
要件
- ファイルの形式が .csv または .tsv であること。
- ファイルの 1 行目には email や firstname などのヘッダーを含めること。
- 各インポートの前にデータが更新されていること。
- コンバージョン イベントまたはオーディエンス リストごとに 1 つのテーブルまたはデータビューがあること。
データソースとして Snowflake をセットアップする
ユースケースを今すぐ適用する
以降のセクションでは、データソースをユースケースにリンクする手順を説明します。ユースケースをクリックすると、手順が展開されます。データソースのリンクだけ行って、後でユースケースを適用する場合は、ユースケースを後で適用するをご覧ください。
カスタマー マッチ
- Google 広告で [ツール] > [共有ライブラリ] > オーディエンス マネージャー をクリックします。
注: すでにセグメントを作成していて、データソースの追加をスキップした場合は、[ツール] > [データマネージャー] > 接続されたプロダクト > [ソースを接続] をクリックして、ステップ 3 に進みます。 - [+ オーディエンスの作成] > [+ 顧客リスト] をクリックします。
- [データソース] で [新しいデータソースを接続する] を選択します。
- 使用するデータソースをデータマネージャー画面でリンクしたことがある場合は、[既存のソースを選択] を選択します。
- データソースのリストから「Amazon S3」を見つけて選択します。
- [直接接続] を選択し、[続行] をクリックします。
- Amazon S3 のシークレット アクセスキーを入力し、[接続] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- データタイプを選択し、[次へ] をクリックします。
- アップロードするファイルのパス(ホストアドレスに対する相対パス)を入力し、[次へ] をクリックします。前述の要件でサポートされているファイル形式をご確認ください。
- リンク先のフィールドと一致するデータソース フィールドをプルダウン リストから選択して、フィールドをマッピングします。
- 省略可: データに変換を適用します。
- [次へ] をクリックします。
- この接続の名前を入力します。
- 省略可: 接続の詳細を編集します。
- [完了] をクリックします。
- セグメントの名前を入力し、ポリシーに準拠していることを確認して、[保存して次へ] をクリックします。
オフライン コンバージョンのインポート
- Google 広告で [目標] > 概要 > [+ 新しいコンバージョン アクション] をクリックします。
注: すでにコンバージョンを作成していて、データソースの追加をスキップした場合は、[ツール] > [データマネージャー] > 接続されたプロダクト > [ソースを接続] をクリックします。 - [インポート] をクリックします。
- [CRM やファイルなどのデータソース] を選択します。
- トラッキング方法を選択します。
- [データソース] で [新しいデータソースを接続する] を選択します。
- 使用するデータソースをデータマネージャー画面でリンクしたことがある場合は、[既存のソースを選択] を選択します。
- データソースのリストから「Amazon S3」を見つけて選択します。
- [直接接続] を選択し、[続行] をクリックします。
- 顧客データに関するポリシーを読んで同意し、[続行] をクリックします。
- コンバージョン目標のリストからカテゴリを選択し、[設定] をクリックします。
- Amazon S3 のシークレット アクセスキーを入力し、[接続] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- アップロードするファイルのパス(ホストアドレスに対する相対パス)を入力し、[次へ] をクリックします。前述の要件でサポートされているファイル形式をご確認ください。
- リンク先のフィールドと一致するデータソース フィールドをプルダウン リストから選択して、フィールドをマッピングします。
- 省略可: データに変換を適用します。
- [次へ] をクリックします。
- この接続の名前を入力します。
- 省略可: 接続の詳細を編集します。
- [完了] をクリックします。
- [保存して次へ] をクリックします。
詳しくは、オフライン コンバージョンのインポートについてをご覧ください。
ユーザー提供データ マッチング
- Ads Data Hub で [接続] > [データ マッチング] を開き、[+ 接続を作成] をクリックします。
- Amazon S3 の横にある [接続] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- Amazon S3 のシークレット アクセスキーを入力し、[接続] をクリックします。
- [次へ] をクリックします。
- アップロードするファイルのパス(ホストアドレスに対する相対パス)を入力し、[次へ] をクリックします。前述の要件でサポートされているファイル形式をご確認ください。
- データの中間リンク先として使用する BigQuery プロジェクト、データセット、テーブルを入力します。このステップにより、データが正しい形式であることを確かめることができます。
- リンク先のフィールドと一致するデータソース フィールドをプルダウン リストから選択して、フィールドをマッピングします。
- 省略可: データに変換を適用します。
- [次へ] をクリックします。
- この接続の名前を入力します。
- この接続からデータを更新するスケジュールを設定します。
- [完了] をクリックします。
ユースケースを後で適用する
このセットアップ方法では、接続の各ステップを異なるタイミングで完了します。この方法は、データソースをリンクする準備はできていても、ユースケースをセットアップする準備はできていない場合(顧客リストを作成する準備ができていない場合など)に便利です。
次のシナリオを考えてみます。
- ステップ 1: A さんは会社のデータを管理するエンジニアです。Google 広告での有効化に使用するデータソースをセットアップしました。これで、データソースをユースケースに関連付ける準備が整いました。
- ステップ 2: メディア スペシャリストの B さんは、オーディエンスの有効化を測定する必要があります。B さんは顧客リストを作成し、A さんが以前にセットアップしたデータソースに関連付けて、そのデータをカスタマー マッチで使用できるようにします。
ステップ 1. データソースへの接続を開始する
データソースをセットアップし、ユースケースに後で関連付ける接続を作成します。
- Google 広告で [ツール] > [データ マネージャー] > [接続されたプロダクト] をクリックします。
- [+ サービスを接続] を選択します。
- [データソース] で、サービスのリストからデータソースを見つけて選択します。
- プロンプトが表示されたら、[直接接続] を選択します。
- ユースケースを選択し、顧客データに関するポリシーを読んで同意して、[続行] をクリックします。[オーディエンス] を選択すると、このステップでデータタイプを選択するよう求められます。
- データソースの場所と認証情報*を入力し、[次へ] をクリックします。
- リンク先のフィールドと一致するデータソース フィールドをプルダウン リストから選択して、フィールドをマッピングします。
- 省略可: データに変換を適用します。
- [次へ] をクリックします。
- この接続の名前を入力します。
- 省略可: 接続の詳細を編集します。
- [完了] をクリックします。
* この記事の前半で説明したとおり、このデータソースに同じ認証情報と場所の詳細を使用します。
ステップ 2. ユースケースを適用して接続を完成する
- 使用するリンク先を開きます。たとえば、前述のセクションの手順に沿って新しい顧客リストやコンバージョン アクションの作成を開始します。データソースのステップを完了する前に、これらのステップに戻ります。
- [データソース] で [既存のソースを選択する] を選択します。
- データソースのリストから、手順 1 で開始したデータソースを選択します。
- この記事の前半で説明した、ユースケースの残りの手順に進みます。認証情報の入力など、データソース関連の手順はすでに完了しているため、ここではスキップします。
エラーのトラブルシューティング
セットアップ エラー
- アカウントを識別できる URL を正確に入力していることを確認します。
- オブジェクトの 1 行目に、メールアドレスやファースト ネームなどのヘッダーが含まれていることを確認します。
- アクセスキー ID とシークレット アクセスキーを再確認します。これらは互いに異なるものにする必要があります。
- S3 のオブジェクトにファイル拡張子があることを確認します。ファイル拡張子のないファイルは拒否されます。
スケジュール設定された実行のエラー
- スケジュールされた実行が失敗する最も一般的な原因は、AWS 側での権限の更新です。そのアクセスキーに対応するロールまたはアカウントに、オブジェクトを読み取る権限があることを確認してください。
- オブジェクトが存在しており、名前が変更されていないことを確認してください。