P-MAX で検索テーマを使用すると、ユーザーが検索した内容や、コンバージョンの獲得につながったトピックに関する有益な情報を Google AI に提供できます。
検索テーマを活用すると、AI が短期間では学習できないお客様のビジネスや顧客に関する知識を提供し、パフォーマンスを高めることができます。たとえば、次のようなケースで大きな効果が期待できます。
- 提供している商品やサービスに関する詳細な情報や最新情報がランディング ページに記載されていない。
- 新規市場に参入したばかり、あるいは新しい商品やサービスをリリースしたばかりで、キャンペーンの過去の掲載結果のデータが十分に利用できない。
- 年末商戦期に向けて新しいプロモーションやセールを展開する予定だが、利用できる過去の掲載結果のデータがあまりない。
- P-MAX でのリーチ(P-MAX における検索広告枠を含む)を拡大し、重要なビジネステーマを包括的に網羅したい。
- キャンペーンをすばやく軌道に乗せ、パフォーマンスを短期間で最適化するのに役立つ重要な情報を提供したい。
手順
既存のキャンペーンに検索テーマを適用する手順は次のとおりです。
- Google 広告アカウントで、左側のナビゲーション パネルに移動し、P-MAX キャンペーンを選択します。
- [キャンペーン]、[アセット グループ] の順に選択します。
- シグナルを編集するために、アセット グループ カードの右側にある [シグナル] の横にある鉛筆アイコン をクリックします。
- [シグナル] カードで [検索テーマ] を選択します。
- 固有の検索テーマを最大 25 個追加します。たとえば「車」と「自動車」では同じオーディエンスにリーチすることになるため、重複しないテーマを選択する必要があります。
- 検索テーマを入力すると、入力領域にチップとして表示されます。
- [保存] をクリックします。
- 検索テーマがポリシーに準拠していない場合、その検索テーマにカーソルを合わせるとポリシーエラーが表示されます。
- 検索テーマはブランドの除外ルールに準拠します。
検証エラー
検証エラーが発生した場合、検索テーマを正しい形式で入力する必要があります。赤色表示される検索テーマにカーソルを合わせると、エラーの内容が表示されます。
検証エラーの原因としては、次のようなものが考えられます。
- コピーして貼り付けられた複数の検索テーマが、カンマまたは改行で区切られていない
- 貼り付けた検索テーマの数が多すぎる(25 個を超えている)
- 文字数が多すぎる検索テーマを追加している(最大半角 80 文字(全角 40 文字))
- 重複する検索テーマを追加している
検証エラーを修正するには、該当のチップをクリックして検索テーマを編集します。
検索テーマは、Google 広告ポリシーに準拠していればすべて使用できます。
注: 25 個を超える検索テーマを入力した場合、余分なチップを削除すると、入力領域のエラーが解消されます。
よくある質問
検索テーマによって P-MAX のトラフィックは制限されますか?
いいえ。検索テーマを使用すると、最終ページ URL の拡張機能によって、AI に基づくキーワードレス テクノロジーでは捕捉しきれなかった新たなトラフィックや追加のトラフィックを特定できるようになり、パフォーマンスを高められる可能性があります。
たとえば、子供向けの屋外スペースを備えた美術館の広告を管理していて、施設ごとに広告のランディング ページを作成するリソースが限られているとします。検索テーマとして「子供向けアクティビティ」と「アウトドア レクリエーション」を追加すると、これらのサービスに関心を持つユーザーに複数のチャネル(Google 検索と YouTube 検索結果の両方)でリーチできます。