コンバージョン目標を使用すると、コンバージョン アクションを整理して、広告掲載の目標達成に向けて最適化を進めることができます。
コンバージョン アクションとは、顧客に取ってもらいたい行動を指します。コンバージョン アクションは、関連するカテゴリに基づいて分類され、コンバージョン目標を形成します。たとえば、「購入」のコンバージョン目標には、「購入」カテゴリタイプに該当するすべてのコンバージョン アクション(特定のウェブサイトでのオンライン購入や、特定のアプリ経由の購入など)が自動的に含まれます。
このページの内容
- メリット
- コンバージョン目標の概要
- コンバージョン アクション
- コンバージョン アクションとコンバージョン目標が連携して入札に影響を与える仕組み
- コンバージョン目標とコンバージョン アクションがキャンペーン レポートに与える影響
メリット
- 意味的に有意義な分類によって最適化を促進: アカウントのコンバージョン アクションは関連するコンバージョン目標に自動的に分類され、お客様のビジネスにとって最も意味を持つアクションを示します。これにより、入札を改善し、最適化が可能な点を割り出すことができます。
- コンバージョン管理を簡略化: 新しいキャンペーンを作成する際にはコンバージョン目標を選択および編集して、重要なコンバージョン重視で完全に最適化し、キャンペーンの成果を最大限に高められるようにします。関連するすべてのコンバージョン アクションを取得することは、広告掲載の目標を達成するうえで必要不可欠です。また、アカウントのデフォルトのコンバージョン目標を設定すると、さまざまなキャンペーンに適用できるため、キャンペーンごとにコンバージョン目標を管理する時間を節約できます。
- キャンペーンのパフォーマンスを改善: アカウントのデフォルトのコンバージョン目標を使用すると、すべてのキャンペーンにおいてすべての価値の高いコンバージョンがスマート自動入札戦略で考慮されるようになります。結果として、Google AI が学習するデータが増えるため、入札戦略を強化し、パフォーマンスを高めることができます。詳しくは、時間の節約とパフォーマンスの向上のためにスマート自動入札で高度な機械学習を活用する仕組みをご確認ください。
コンバージョン目標の概要
コンバージョン目標は、コンバージョン アクションを「購入」、「コンタクト」、「リードフォームの送信」など、トランザクションの種類を表す意味的に有意義なカテゴリに分類するために使用されます。これらの目標は、キャンペーンの入札単価の最適化を促進するために使用されます。
コンバージョン目標のタイプ
標準の目標
追加したコンバージョン アクションは、コンバージョン カテゴリのタイプ(「購入」、「コンタクト」、「リードフォームの送信」など)に基づいて、自動的にコンバージョン目標に分類されます。こうした目標は標準のコンバージョン目標と呼ばれます。
アカウント内のすべてのキャンペーンでデフォルトの入札単価の最適化の目標として標準の目標を選択するには、「アカウントのデフォルトのコンバージョン目標」に指定します。アカウントのデフォルトの目標として選択していない目標でも、特定のキャンペーンでの入札単価の最適化に使用することは可能です。
アカウントのデフォルトの目標
アカウントのデフォルトの目標として標準のコンバージョン目標を設定する場合は、アカウント内のすべてのキャンペーンで自動的に入札および最適化を行う際の基準となるコンバージョン目標を選択する必要があります。これらは通常、ビジネスにとって最も重要な意味を持つ目標です。新しいキャンペーンを作成する際、アカウントのデフォルトの目標はすべて、デフォルトで最適化の対象として選択されます。
アカウント内で Google AI およびキャンペーンをまたいだ学習を最大限に活用するには、同じ目標の達成を目指してすべてのキャンペーンを最適化することをおすすめします。そのためには、すべてのキャンペーンで同じアカウントのデフォルトの目標を指定する必要があります。新しいキャンペーンを作成する際には、キャンペーンに追加する既存のアカウントのデフォルトの目標が表示されます。
注: 新しいキャンペーンを作成する際に、特定のウェブ コンバージョン目標(「購入」や「カートに追加」など)が新しいキャンペーンまたは既存のキャンペーンに関連付けられている場合は、同等のアプリ コンバージョン目標を新しいキャンペーンまたは既存のキャンペーンに追加するよう求める通知が届きます。
ウェブ目標が既存のキャンペーンに関連付けられている場合は、通知内から新しいアプリ コンバージョン目標をアカウントのデフォルトのコンバージョン目標として設定することもできます。アプリ コンバージョン目標をアカウントのデフォルトの目標として設定すると、既存のキャンペーンと新しいキャンペーンの両方にその目標が追加されます。こうした変更は、コンバージョンの促進とキャンペーンのパフォーマンスの向上に役立ちます。詳しくは、Web to App Connect についてをご覧ください。
例
購入に関するさまざまなコンバージョン アクションを含む「購入」を既存のアカウントのデフォルトのコンバージョン目標として設定している場合、作成中のキャンペーンのコンバージョン目標としてそのアカウントのデフォルトのコンバージョン目標が提案されます。
注: 複数の標準のコンバージョン目標で同じコンバージョン プロセスのさまざまな段階をトラッキングしている場合は、そのうちの 1 つのみをアカウントのデフォルトのコンバージョン目標として設定することをおすすめします。たとえば、e コマースの靴の小売店で、靴のオンライン販売を促進しようとしている場合、アカウントのデフォルトのコンバージョン目標として「購入」を設定することができます。
カスタム目標(上級ユーザー向け)
カスタム目標とは、メインのコンバージョン アクションとサブのコンバージョン アクションを自由に組み合わせて作成および追加できる目標です。たとえば、「購入」のコンバージョン目標のメインのコンバージョン アクションと、「リードフォームの送信」のコンバージョン目標のサブのコンバージョン アクションを組み合わせてカスタム目標を作成できます。カスタム目標は [コンバージョンの概要] で作成できます(Google 広告で概要を表示するには、[ツール] をクリックしてから、[測定] の [コンバージョン] をクリックします)。
なお、これらの目標は通常、上級ユーザー向けであり、多くの場合、推奨されません。
ヒント
キャンペーンごとの入札で重視できるカスタムの目標は 1 つのみです。そのため、新しいキャンペーンでカスタムの目標を使用する場合は、入札で重視するすべてのコンバージョン アクションがカスタムの目標に含まれていることを確認してください。1 つのキャンペーンで複数のカスタム目標を組み合わせることはできません。
コンバージョン目標を確認する
- [目標] メニューの [コンバージョン] プルダウンで、[概要] に移動します。
Google 広告で提供されている定義済みの目標カテゴリに加えて、独自のカスタム目標を定義することもできます。カスタム目標とは、コンバージョン アクションを自由に組み合わせて作成する目標です。作成したカスタム目標は、目標ページの下部に表示されます。
入札で使用されるコンバージョン目標
キャンペーンを設定する際に、入札の対象となる目標を選択します。キャンペーンのコンバージョン レポート(具体的には [コンバージョン] 列と [コンバージョン値] 列)に、これらの目標が反映されます。
キャンペーンのコンバージョン目標の設定を表示、編集する
- [キャンペーン] メニューの [キャンペーン] に移動します。
- [設定] タブを選択し、設定を編集するキャンペーンを選択します。
- [コンバージョン目標] を開いて、キャンペーンの最適化で重視している目標を表示します。
- アカウントのデフォルトのコンバージョン目標またはキャンペーン固有の目標を重視して最適化することができます。
- アカウントのデフォルト: キャンペーンでは、コンバージョンの概要ページで「アカウントのデフォルト」と示されたコンバージョン目標がすべて使用されます。
- キャンペーン固有: キャンペーンでは、明示的に選択したコンバージョン目標が使用されます。これには、任意のカスタム目標を含めることができます。
- 各目標にカーソルを合わせると、その目標内でメイン(入札対象)として設定したコンバージョン アクションを確認できます。
- [キャンペーン] メニューの [キャンペーン] に移動します。
- キャンペーンの表の上にあるバーから [分類]
を選択します。
- [コンバージョン] で、次のどちらかを選択します。
- コンバージョン カテゴリ: コンバージョン目標別のレポートを表示します。
- コンバージョン アクション: コンバージョン アクション別のレポートを表示します。
コンバージョン アクション
コンバージョン アクションとは、オンライン購入や電話での問い合わせなど、顧客や見込み顧客による意味のある具体的な行動を指します。コンバージョン トラッキングで測定されるこれらのアクションは、ビジネスにとって価値のあるイベントです。
コンバージョン目標を使用すると、関連するコンバージョン アクションをグループにまとめ、選択したカテゴリタイプに基づいて分類できます。
詳しくは、コンバージョン アクションを設定する方法をご確認ください。
入札で使用されるコンバージョン アクション
目標に含まれるコンバージョン アクションは、メインまたはサブのコンバージョン アクションとして設定できます。
- メイン アクション: キャンペーンがメイン アクションに関連付けられているコンバージョン目標を重視して最適化されている場合、メイン アクションは入札とレポート作成に使用できます。
- サブのアクション: サブのアクションは、そのアクションが含まれる目標をキャンペーンで使用している場合でも、入札やレポート作成には使用されません。これらのアクションのレポートデータは、[すべてのコンバージョン] 列に表示されます。
コンバージョン アクションとコンバージョン目標が連携して入札に影響を与える仕組み
キャンペーンで入札にコンバージョン アクションを使用するには、次の 2 つの条件を満たす必要があります。
- コンバージョン アクションはメインに設定されている必要があります。
- キャンペーンでは、入札用のコンバージョン アクションを含む目標を使用する必要があります。
例 1
- 「購入」目標が 10 個のキャンペーンで選択されています。
- コンバージョン アクション A が「メイン」に設定されています。
結果: 「購入」目標とそれに関連付けられた「コンバージョン アクション A」は、10 個のキャンペーンの入札単価の最適化を促進しています。
例 2
- 「リードフォームの送信」という目標は、どのキャンペーンでも選択されていません。
- コンバージョン アクション B が「メイン」に設定されています。
結果: 入札単価の最適化に [リードフォームの送信] コンバージョン アクションが選択されていません。そのため、コンバージョン アクション B は [メイン] に設定されているにもかかわらず、どのキャンペーンの入札単価の最適化にも影響しません。
コンバージョン目標とコンバージョン アクションがキャンペーン レポートに与える影響
キャンペーン レポートの [コンバージョン] 列と [コンバージョン値] 列には、キャンペーンの最適化で重視されるメインのコンバージョン アクションのみが表示されます。サブのコンバージョン アクションのレポートは、引き続き [すべてのコンバージョン] 列と [すべてのコンバージョン値] 列で確認できます。以下のサンプルをご覧ください。
| コンバージョン目標の設定 | コンバージョン アクションの設定 | 入札単価がコンバージョン アクションを重視して最適化されている | コンバージョン関連の表示項目 |
| 目標はキャンペーンの最適化に使用されます | メイン | はい | [コンバージョン]、[コンバージョン値]、[すべてのコンバージョン]、[すべてのコンバージョン値] |
| サブ | いいえ | [すべてのコンバージョン]、[すべてのコンバージョン値] | |
| 目標はキャンペーンの最適化に使用されていません | メイン | いいえ* | [すべてのコンバージョン]、[すべてのコンバージョン値] |
| サブ | いいえ | [すべてのコンバージョン]、[すべてのコンバージョン値] |
