[テスト] ページ(旧称: 下書きとテスト)について

Google 広告のテストを使用すると、キャンペーンのパフォーマンスを継続的に改善できます。複数の異なるキャンペーン設定をテストすることで、より多くのユーザーにリーチし、ビジネスの成果をすばやく効率的に高めることができます。

キャンペーンのテストのプロセスを示すヒーロー画像。

このページの内容


仕組み

キャンペーンでテストを作成して実施し、提案された変更の効果をテストできます。元のキャンペーンとテスト キャンペーンの間で予算を均等に配分することで、指定した期間の結果を簡単に比較できます。期間終了時に、テスト キャンペーンの方で良い結果が得られた場合は、テスト キャンペーンを元のキャンペーンに適用したり、元のキャンペーンをテスト キャンペーンと置き換えたりできます。テストを設定するには、Google 広告アカウントの左側のページメニューで [テスト] をクリックします。

ヒント: [すべてのテスト] を選択すると、[すべてのテスト] の表が表示されます。そこから、Google 広告の次の操作を行うことができます。
  • テストのステータスとオプションを管理する
  • 特定のテストのタイプ(広告バリエーション、カスタムテスト、動画テスト)を選択する
  • 複数のチャネルとテストのタイプ(アプリ、検索、ディスプレイ、動画)をまたいでテストを表示する
  • 「カード」ビューと「表」ビューを切り替えて、テストの表示方法を変更する

このアニメーションは、Google 広告の [テスト] ページでカードビューと表ビューを切り替える方法を示しています。


広告バリエーション

広告バリエーションを使用すると、バリエーションの掲載結果を検証し、修正した広告をアカウントに適用できます。広告バリエーションは通常、テキスト広告レスポンシブ検索広告、または複数のキャンペーンでの 1 つの変更をテストする場合に使用します。広告バリエーションは検索キャンペーンでご利用いただけます。

広告バリエーションを設定すると、元の広告と変更後の広告の結果を表示してパフォーマンスを比較できます。広告バリエーションのテストで満足のいく結果が得られた場合は、変更した広告をキャンペーンに適用できます。


検索とディスプレイのカスタムテスト

カスタムテストは通常、スマート自動入札キーワードのマッチタイプランディング ページオーディエンス広告グループをテストする際に使用します。カスタムテストは、アプリ キャンペーン、検索キャンペーン、ディスプレイ キャンペーンで利用できます。

また、テストを下書きなしで作成することもできます。これにより、元のキャンペーンとテスト キャンペーンのパフォーマンスをより簡単に比較できるようになります。

テストを実施する元のキャンペーンを選択したら、テストを設定して、テストする設定を更新します。新しい設定に基づいて、新しいテスト キャンペーンが作成されます。テストを実施してパフォーマンスを評価してから、新しい設定を元のキャンペーンに適用するか、独立した新しいキャンペーンとしてテストを実施するかを選択できます。


動画テスト

動画テストを使用すると、効果が高い YouTube の動画広告を判断できます。動画テストは動画キャンペーンにご利用いただけます。

動画テストの流れは次のとおりです。

  • テスト群(テストによって相互に比較するグループ)を 2~4 個作成します。
  • テストに組み込むキャンペーンを複数選択します(それぞれ異なる動画広告を含むキャンペーンを選びます)。
  • 各キャンペーンのパフォーマンスの測定および比較に使用する、成功の指標(ブランド効果測定またはコンバージョン)を選択します。

動画テストを作成したら、Google 広告でパフォーマンスをモニタリングして、各テスト群の中で最も成果の高い動画広告を特定できます。テストによって得られた各広告のパフォーマンス比較結果は、どのキャンペーンの運用を継続し、どのキャンペーンにより多くの予算を割り当てるべきかについての判断材料となります。


P-MAX のテスト

P-MAX テストは Google 広告に含まれるツールです。さまざまな機能、設定、キャンペーンの A/B テストを実施でき、ビジネスの成果を高めるのに役立ちます。テストを利用することで、P-MAX キャンペーンを運用した際の上昇率を測定できます。

次のことが可能です。

  • P-MAX の上昇率テストを設定する
  • ショッピング キャンペーンと P-MAX の対比テストを設定する

P-MAX のテストを設定したら、Google 広告でパフォーマンスをモニタリングして、各テスト群の中で最も成果の高い P-MAX 広告を特定できます。テストによって得られた各広告のパフォーマンス比較結果は、どのキャンペーンの運用を継続し、どのキャンペーンにより多くの予算を割り当てるべきかについての判断材料となります。

注: テストで良好な結果が得られた場合、テスト終了後に P-MAX キャンペーンが自動的に開始されます。この機能は、テストの [レポート] ページでいつでも無効にできます。

テストの結果について

テストの表の情報を使用して、テストの結果を把握し、適切なアクションを実行することができます。「テスト」表には次の列があります。

  • 名前: テストの名前が表示されます。表に示されている内容以外の情報を知りたい場合は、テスト名をクリックすると、そのテストの詳細を確認できます。
  • タイプ: 現在実施しているテストのタイプが表示されます(例: P-MAX、カスタム ディスプレイ、動画などによる上昇率)。
  • ステータス: テストの現在の段階([処理中]、[完了(適用済み)]、[スケジュール設定済み] など)が表示されます。
  • 結果: テスト期間中に最も効果的だったキャンペーン群が表示されます。
    • コントロール群キャンペーン: テストでコントロール群がパターン群よりも効果的だったことを示します。
    • パターン群キャンペーン: テストでパターン群がコントロール群よりも効果的だったことを示します。
    • 最も掲載結果の高い組み合わせは特定されていません、または処理中 - 最も掲載結果の高い群を特定できないか、まだ十分なデータがないことを示します。十分なデータを収集するには、テストを 2~3 週間実施することをおすすめします。結果がまだ決まっていない場合は、予算を増額するか、掲載期間を延長して、掲載結果の最も高い組み合わせを特定できるだけの十分なデータを収集することが必要な場合があります。
  • アクション: ここには、テストの推奨アクション([適用] など)が表示されます。
  • 開始日: テストの開始日が表示されます。
  • 終了日: テストの終了日が表示されます。
  • 指標: 目標、テストのタイプ、テストの作成時に選択した指標に応じて、表に複数の指標([コンバージョン数] や [コンバージョン値] など)が表示されます。これらは、コントロール群キャンペーンと比較したパターン群による成果の差の割合を表します。この列のテキストにカーソルを合わせると、信頼区間などの追加情報が表示されます。
  • その他の指標を選択するには、列アイコン Google 広告の表示項目アイコンの画像 を押し、指標を選択して [保存] をクリックします。同じ方法で列を削除することもできます。

その他の指標の表示

テストの表をカスタマイズして、重要な指標を追加する手順は次のとおりです。

  1. Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン Campaigns Icon をクリックします。
  2. セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
  3. [テスト] をクリックします。
  4. 表の右上にある表示項目(列)アイコン Google 広告の表示項目アイコンの画像 をクリックします。
  5. 表に追加する指標の横にあるチェックボックスをオンにします。
  6. [適用] をクリックします。

テストに対してアクションを実行する

テストの表には、テスト結果に基づいて推奨される対応が表示されます。

  • 適用: テストを適用すると、パターン群と同じ設定でキャンペーンが開始されます。元のコントロール群キャンペーンの設定を調整して、パターン群を模倣することもできます。
注: テストの結果がまだ決まっていない([結果] 列に [処理中]、[未定]、[使用不可] と表示されている)場合は、2~3 週間以上テストしてから決定を行うのに十分なデータを収集することをおすすめします。その時点で利用できる最適化案がない場合は、十分なデータを入手するために、予算を増額するか、適用期間を延長する必要があります。

良好なテスト結果を自動適用する(一部のテストでのみ利用可能)

この機能はデフォルトで有効になっており、テスト終了時に良好な結果が得られた場合に、基本のキャンペーンにテスト用の変更が自動的に適用されます。これにより、テストでパフォーマンスの向上が確認済みの変更を簡単に導入できます。

: テスト中に [レポート] ページでいつでも無効にできます。

テストを作成するには、[テスト] ページで最適化案カードを使用します。この機能は、テストの作成中に有効にできます。テストを作成すると、テストの概要カードに自動適用機能のステータスを示すツールチップが表示されるため、そこから自動適用機能の有効 / 無効を切り替えることも可能です。切り替えるとツールチップにステータスが反映されます。

また、[テスト] ページのステータス列には、適用されたテストを示す次のいずれかのステータスが表示されます。

  • 完了(未適用)
  • 完了(適用中です...)
  • 完了(適用済み)

テストが終了すると、ツールチップのステータスが更新され、変更が適用されたかどうかを確認できます。

よくある質問

1. テスト結果が良好で、テスト用の変更が自動的に適用されるかどうかは、どうすればわかりますか?

  • 「目標コンバージョン単価(tCPA)」を指定した「コンバージョン数の最大化」入札戦略をご利用の場合、コントロール群よりパターン群のコンバージョン数が多く、コンバージョン単価が低かった場合は、テスト用の変更が自動的に適用されます。
  • 目標広告費用対効果(ROAS)を指定した「コンバージョン値の最大化」入札戦略をご利用の場合、コントロール群よりパターン群のコンバージョン値が高く、広告費用対効果が高かった場合は、テスト用の変更が自動的に適用されます。
  • 「コンバージョン数の最大化」入札戦略または「コンバージョン値の最大化」入札戦略をご利用の場合、コントロール群よりパターン群のコンバージョン数またはコンバージョン値が高かった場合は、テスト用の変更が自動的に適用されます。

2. テスト用の変更はいつ適用されますか?

  • テストの終了日が過ぎたら、上述の定義に基づいてテスト結果が良好かどうかが判断されます。良好だと判断された場合は、テスト用の変更がコントロール キャンペーンに適用されます。

3. テストを手動で終了した場合、テスト用の変更は適用されますか?

  • いいえ、手動で終了したテストは適用されません。お客様が定義した終了日に終了したテストにのみ適用されます。

4. 自動適用を無効にできますか?

  • デフォルトでは、この機能は新しいテストの作成時に有効になりますが、テストが終了する前に無効にすることもできます。

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