お子様がすでに Google アカウントをお持ちの場合、保護者はファミリー リンクを使って管理機能を設定し、保護者による使用制限の設定を管理できます。
お子様が 13 歳(またはお住まいの国の該当する年齢)未満で、まだ Google アカウントをお持ちでない場合は、保護者がお子様用のアカウントを作成し、ファミリー リンクを使って管理できます。
お子様の既存の Google アカウントに保護者向け管理ツールによる管理機能を設定していて、お子様がお住まいの国で定められている最低年齢に達している場合は、保護者またはお子様自身がいつでも管理機能を停止できます。お子様が管理機能を停止すると、保護者に通知が届き、お子様の管理対象のデバイスは一時的にロックされます。
注: お子様が日本にお住まいで Pixel スマートフォンを使用している場合は、管理機能を停止した後の動作が異なることがあります。
要件
お子様の既存の Google アカウントに対して管理機能を設定するには、保護者が以下の要件を満たしている必要があります。
- Google アカウントを持っている。アカウントがない場合は、無料で Google アカウントを作成できます
- 18 歳(またはお住まいの国の該当する年齢)以上である
- 推奨: ファミリー リンク アプリをダウンロードする Android デバイス(5 以降)、iPhone または iPad(iOS 9 以降)、Chromebook(M69 以降)のいずれかを持っている
保護者がお子様の既存の Google アカウントを管理するには、お子様が以下の要件を満たしている必要があります。
- 保護者向け管理ツールによる管理に同意している
- 保護者と同じ国に居住している
管理機能を設定する
設定にあたっての注意事項
お子様のアカウントに管理機能を設定する際には、お子様にデバイスを持って近くにいてもらってください。
注: 保護者がお子様の Google アカウントの使用継続に同意する必要がある場合は、手順が異なります。
お子様のデバイスの管理を開始する
注: Android デバイスをお持ちでないお子様の Chromebook に対して管理機能をオンにする場合は、オンラインで管理機能を設定してください。
お子様の Android デバイスから管理機能を設定する
- お子様のデバイスで設定アプリ
を開きます。
- [Google]
[保護者による使用制限] をタップします。
- [使ってみる] をタップします。
- [お子様] を選択します。
- [次へ] をタップします。
- お子様のアカウントを選択するか、お子様用の新しいアカウントを作成します。
- [次へ] をタップ
保護者のアカウントでログインします。
- 画面の手順に沿ってお子様のアカウントに管理機能を設定します。設定プロセス中に、お子様がデバイスの管理に同意する必要があります。
お子様の Chromebook から管理機能を設定する
- お子様の Chromebook で設定アプリ
を開きます。
- [ユーザー]
[保護者による使用制限]
の横で [設定] をクリックします。
- 画面の手順に沿ってお子様のアカウントに管理機能を設定します。設定プロセス中に、お子様がデバイスの管理に同意する必要があります。
管理機能とフィルタを設定する
保護者は、自分のデバイスにあるファミリー リンク アプリ を使って、お子様の管理対象デバイスに対して定義した保護者による使用制限の設定を管理できます。
保護者向けファミリー リンクをインストール
保護者が自分のデバイスに保護者向けファミリー リンク アプリ をインストールすると、保護者による使用制限の設定を変更して、お子様の管理対象デバイスをリモートで管理できます。アプリは Google Play ストア(Android か Chromebook をお使いの場合)または App Store(iPhone か iPad をお使いの場合)からダウンロードできます。
お子様のアカウント、デバイス、アプリなどを管理する
お子様の Google アカウントに管理機能を設定したら、管理できることの詳細をご確認ください。
管理機能を停止する
お子様が Google アカウントを自分で管理できる最低年齢に達するまで、保護者は管理機能を停止することはできません。
- 保護者のデバイスでファミリー リンク アプリ
を開きます。
- 管理機能を停止するお子様を選択します。
- [設定を管理]
[アカウント情報]
[管理機能を停止] をタップします。
- 管理機能の削除を確定します。
- [管理機能を停止] をタップし、画面上の手順に沿って操作します。
- お子様のデバイスで設定アプリ
を開きます。
- Android バージョン 8.1(O)以降の場合は、[Digital Wellbeing と保護者による保護者による使用制限] をタップします。
- その他の Android バージョンの場合は、[Google]
[保護者による使用制限] をタップします。
- 右上にあるその他アイコン
[管理機能を停止] をタップします。
- 保護者ご自身であることの確認のために、ログインするか、保護者のアクセスコードを使用します。
- 管理機能をオフにするには、画面上の手順に沿って操作します。
管理機能を設定した場合に保護者が管理できること
注: 保護者がお子様の Google アカウントの使用継続に同意している場合は、管理機能とアカウント機能の動作が一部異なります。
お子様の既存の Google アカウントに対して保護者向け監視ツールによる管理機能を設定すると、保護者はファミリー リンクを使用して次のように管理できます。
- Google Play からのアプリ リクエストを承認する
- お子様に使わせたくないアプリをブロックする
- お子様が利用するアプリとその利用時間を確認する
- 1 日あたりの利用時間の上限を設定する
- 勉強の時間や就寝時間になったらデバイスをリモートでロックする
注: 管理できるデバイスの種類についての記事をご覧ください。
Google サービスとお子様の Google アカウント
Google アカウントをお持ちのお子様はさまざまな Google サービスを利用できますが、ほとんどの Google サービスはお子様用には設計されていません。
保護者が管理できないこと
保護者とお子様が既存の Google アカウントに対して管理機能を設定することを選んだ場合でも、保護者がファミリー リンクを使って次のことをすることはできません。
- お子様の画面に表示されている内容をリモートで確認する
- お子様の検索履歴を確認する
- お子様の Chrome 閲覧履歴を確認する
- お子様のアカウントのパスワードを確認または再設定する
- お子様のメールやメッセージを閲覧する
- お子様の通話内容を聞く
- お子様のアカウント自体を削除する
- お子様のデバイスの画面ロック用のパスワードを新しく設定する
- お子様のデバイスのデータを消去する
- お子様が管理機能を停止できないようにする
- お子様のアカウントと Google Home をリンクする
- 注: 通常のアカウントと Google Home をリンクする場合は、各自のデバイス上の Google Home アプリから行えます。
注: Google アカウントを自分で管理できる最低年齢に達するまで、お子様が管理機能を停止することはできません。