この記事は Google Workspace 管理者を対象としています。 教師の方はこちらをご覧ください。
学校を退職する教師や、担当のクラスを変更する教師がいる場合、管理者はそのクラスのオーナー権限を別の教師に譲渡することができます。
その場合、新しく主担任となる教師から譲渡の承諾を得ることなく、オーナー権限を譲渡できます。
オーナー権限を譲渡できる相手
Google Workspace 管理者は Classroom API を使用して、教師のクラスのオーナー権限をドメイン内の別の教師に譲渡できます。
クラスのオーナー権限が新しい教師に譲渡されると、その教師がクラスの主担任になり、元の主担任はクラスの副担任になります。
譲渡後のクラスの教材のオーナー
クラスのオーナー権限を譲渡すると、新しく主担任になった教師は次のアイテムのオーナーにもなります。
- クラスの Google ドライブ フォルダ
- クラスのテンプレート フォルダ内の教材
- 提出済みの生徒の課題
削除された教材のオーナー
ドライブ フォルダ、テンプレート フォルダ、提出済みの生徒の課題に含まれているアイテムが譲渡前に削除されていた場合、そのアイテムのオーナー権限は新しい主担任に譲渡されません。
削除されていたアイテムを復元しても、そのアイテムのオーナーは元の主担任のままとなります。
注: 新しく主担任になった教師は、クラスを削除できます。
教師のアカウントを削除する前に
教師のアカウントを削除する前に、その教師のクラスが生徒や副担任によって使用されていないことを確認してください。クラスがまだ使用されている場合は、クラスのオーナー権限を別の教師に譲渡します。
オーナー権限を譲渡せずに教師のアカウントが削除された場合:
- 教師は Classroom にアクセスできなくなります。
- クラスを別のユーザーに譲渡できなくなります。
- そうしたクラスは引き続き他のユーザーが利用できますが、機能が制限されます。
削除した教師のアカウントからクラスを復元する必要がある場合は、削除後 20 日以内であれば、削除したアカウントを復元できます。