ブランド保護ターゲティング

ブランド保護ターゲティングを使用すると、購入対象を、ブランド保護要件を満たしている広告枠のみに限定できます。

デジタル コンテンツ ラベルに基づいて広告枠をターゲットに設定する

広告申込情報のブランド保護ターゲティングを設定するには、[ブランド保護] ターゲティング ページに移動して、ターゲットにするデジタル コンテンツ ラベルを選択します。デジタル コンテンツ ラベルには、一般のオーディエンスに適したコンテンツを表す「DL-G」から、成人のオーディエンスにのみ適したコンテンツを表す「DL-MA」までの階層があります。最もブランド保護レベルが高いのは「DL-G」です。

モバイルアプリとコネクテッド テレビの広告枠もサポートされています。

詳しくは、ディスプレイ&ビデオ 360 のデジタル コンテンツ ラベルについての記事をご覧ください。

デリケートなカテゴリに基づいて広告枠をフィルタリングする

下記のデリケートなコンテンツのカテゴリは、ディスプレイ、動画、オーディオの広告申込情報で使用できます。YouTube とパートナーの広告申込情報については、コンテンツ カテゴリの設定をご覧ください。

ブランド保護レベルを基準に広告枠をフィルタリングするほかに、周辺のコンテンツのカテゴリに基づいて広告枠をブロックすることもできます。ディスプレイ&ビデオ 360 のデリケートなカテゴリのブロック機能では、Google 独自の技術によってさまざまな情報を基にコンテンツを分類してブロックできます。詳しくは、ディスプレイ&ビデオ 360 で使用できるデリケートなカテゴリをご覧ください。

モバイルアプリとコネクテッド テレビの広告枠もサポートされています。コンテンツ URL に対応している一部のアプリ(ニュースや個人広告などのアプリ)はコンテンツ(またはページ)単位で分類されますが、ほとんどのアプリはコンテンツではなく主要機能で分類されます。

広告主のブランド保護ターゲティングを設定する

デジタル コンテンツ ラベルとデリケートなカテゴリは、広告主に対して除外できます。これらの除外項目を使用して、現在と未来のすべてのキャンペーン、広告掲載オーダー、広告申込情報に適用される、ブランドに合ったターゲット設定の基本レベルを設定します。

手順は次のとおりです。

  1. [広告主] 次へ [設定] 次へ [ターゲティング] に移動します。
  2. 編集 編集 をクリックし、ターゲティング条件を開いて変更を加えます。
  3. [保存] をクリックします。
広告主のターゲティング セットは、キャンペーン、広告掲載オーダー、広告申込情報では編集できません。これらのターゲティング設定を編集するには、広告主に戻る必要があります。このターゲティングは、プログラマティック保証型取引のデフォルトの広告申込情報には影響しません。

広告主は、不適切なコンテンツの近くに広告が配信されないように、アプリまたは URL のチャネルをブロックすることもできます。詳細

第三者のブランド保護技術を利用する

第三者のベリフィケーション技術を利用して、購入するインプレッションに対しブランド保護のしきい値を適用することもできます。

  1. ディスプレイ&ビデオ 360 で広告主を開き、編集する広告掲載オーダーをクリックします。

  2. 広告掲載オーダーを開き、メディア品質の要件を設定します。この要件は、広告掲載オーダーのデフォルトのターゲティングで設定するか、個々の広告申込情報のターゲティングで設定します。いずれの場合も、第三者の入札前ベリフィケーションの設定は、[ターゲティング] 次へ [ブランド保護] で行います。

  3. メディア品質の設定画面で、ベリフィケーション サービスの提供元を選択します。
    • Integral Ad Science

      Integral Ad Science のブランド保護設定
      • コンテキスト管理: コンテンツの回避: Integral Ad Science から受け取った ID を入力し、特定のカスタム セグメントを除外します。未評価の URL がターゲットに設定されないようブロックすることもできます。
      • コンテキスト管理: ターゲティング: Integral Ad Science から受け取った ID を入力し、特定のカスタム セグメントをターゲティングに含めます。
      • デリケートなコンテンツ タイプ: 評価不能、アダルト、アルコール、違法ダウンロード、薬物、差別的な表現(PC ウェブとモバイルウェブのみ)、攻撃的な表現、暴力、ギャンブル(モバイルアプリのみ)。
      • 評価不能: 評価不能なインプレッションは、ブランド保護の判断材料にできません。通常、評価不能なインプレッションは匿名の広告枠(インプレッションのページ URL が公開されていないか、購入者と共有されていない広告枠)、広告サーバーまたは広告ネットワークの URL、IP アドレスと関連付けられます。
      • 広告の不正行為の防止: ウェブサイトまたはウェブサイトに表示される広告に、違法または不正な行為(不正なクリックやインプレッションなど)に関連するリスク(中リスクまたは高リスク)がある場合、インプレッションを除外します。
      • 視認性: 他のインプレッションと比べて、ユーザーが見る可能性がどの程度高いかを表す指標です。期待する平均視認可能率を選択できます。

      詳しくは、DV360support@integralads.com までお問い合わせください。

    • DoubleVerify

      DoubleVerify のブランド保護設定
      • オーセンティック ブランド保護: DoubleVerify プラットフォームの正規ブランド保護機能を使用して、カスタムのブランド保護プロファイルを作成します。プロファイルを使用するには、プロファイルのセグメント ID を入力します。
      • ブランド保護カテゴリ: DoubleVerify のブランド保護回避層(高リスクまたは中リスク)または 20 以上のカテゴリに基づいて、広告枠をブロックします。
      • レーティングに基づくアプリへの入札のブロック: アプリの対象年齢に基づいて広告枠をブロックする、または特定のスター評価より高いアプリにのみ入札します。
      • 視認性: IAB の視認性の定義を使用して、対象のインプレッションがすべてのインプレッションと比べてどの程度視認可能かに基づき、広告枠をターゲティングします(「IAB 視認可能率が最も高まるようにウェブとアプリの広告枠をターゲティングする」)。また、広告の平均表示時間のうち 100% 視認可能な時間に基づいて広告枠をターゲティングすることもできます(「100% 視認可能な時間が最大になるようにウェブとアプリの広告枠をターゲティングする」)。
      • 不正行為と無効なトラフィック: 過去の不正行為と無効なトラフィックの割合に基づいて広告枠をターゲティングします。

      詳しくは、programmaticsales@doubleverify.com までお問い合わせください。

    • Adloox

      Adloox のブランド保護設定
      • ブランド保護およびブランド適合性のコンテンツ フィルタリングのカテゴリ: オープンウェブ広告枠のディスプレイ広告および動画広告で GARM フレームワークに基づき、URL、アプリ、ドメイン、サブドメイン単位でブランドにとって安全でないコンテンツや適さないコンテンツを除外できます。
      • 不正行為と無効なトラフィックのフィルタリング: オープンウェブ広告枠のディスプレイ広告と動画広告の Adloox データと測定データに基づき、URL、アプリ、ドメイン、サブドメイン単位で無効なトラフィックと不正行為を除外します。
      • ディスプレイ広告向け視認性ターゲティング カテゴリ: ディスプレイ広告と動画広告の IAB 視認率に基づいて、ディスプレイ&ビデオ 360 の広告枠の上位の割合をターゲットに設定します。
      • コンテンツ カテゴリ: 安全でないセグメントをオプトアウトします。
        • アダルト: ポルノ、ヌード
        • アダルト(ソフト): 性的なコンテンツ、部分的なヌード
        • 不正行為: ボットネット、マルウェア、偽のサイト、広告スタッキング
        • 偏向: 過激な宗教、意見が分かれるコンテンツ
        • 差別: 人種、宗教、性別、年齢に対して差別的なコンテンツ
        • 暴力、武器: 苦痛や暴力、死の描写を含むコンテンツ、または銃器や爆弾、武器の販売を提示するコンテンツ
        • アルコール、薬物: アルコールや違法な薬物を販売するコンテンツ、またはそれらの利用を促進するコンテンツ

      詳しくは、support_DV360@adloox.com までお問い合わせください。

  4. 上記の情報をすべて設定したら、[完了] をクリックします。
ベリフィケーション サービスの提供元によって価格が設定され、Google に提供されます。ディスプレイ&ビデオ 360 に表示される価格は、事前の通知なく常時更新される可能性があります。

トラブルシューティング

広告申込情報のトラブルシューティングの [動画の評価階層] セクションでは、それぞれの動画評価階層のインプレッション数と、広告申込情報のターゲティングで使用されている動画評価階層のインプレッション数を比較できます。この情報を参考に、必要に応じてターゲティングを調整します。詳細

制限事項

  • 第三者のブランド保護ターゲティングでは、オーディオ広告枠はサポートされていません。オーディオの自社ブランド保護コンテンツ ラベルは、コンテンツ レベルではなく、アプリレベルとサイトレベルの情報から取得されます。

よくある質問(FAQ)

第三者の視認性ターゲティングはどのように機能しますか?

IAS のタグでも DoubleVerify のタグでも、JavaScript を使用して、広告が画面上で視認可能だった回数が測定されます。この測定データは集計され、IAS または DoubleVerify のコードが実装されているすべてのサイトを対象とした評価の値になります。この値を基に、個々の広告スロットのスコアが算出されます。このスコアは、IAS と DoubleVerify がデータを管理しているすべての広告スロットと比較して、その広告スロットの広告の視認性がどのくらいかを表す値です。

広告スロットのスコアが算出されたら、そのスコアを使って広告枠をターゲットに設定できます。この基準となるのは、他のすべての広告スロットと比較した特定スロットの相対スコアです(スコア(%)が高いほど、広告スロットがユーザーの視界に入る可能性が高くなります)。

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