オーダーを承認する

広告枠を予約して配信に備える

オーダーの承認後に行われる処理

アドマネージャーで広告枠が予約される

広告枠が予約されるとは、広告申込情報で指定したボリューム（インプレッション数やクリック数など）が、その広告申込情報に割り当てられることを指します。たとえば、ホームページで週あたり 100,000 件のアクセスがあり、ある広告申込情報で翌週の 50,000 インプレッションを予約した場合、別の広告申込情報で予約できるのは残りの 50,000 インプレッションのみとなります。

広告枠を予約できるのは、スポンサーシップと標準の広告申込情報タイプのみです。これらの広告申込情報タイプは、購入者または広告主に対して一定数のインプレッションまたはクリックを確約する場合に使用します。

優先度が低い他の広告申込情報タイプ（バルク、自社広告、価格優先など）では、広告枠を予約できません。これらの広告申込情報タイプは、お客様と購入者または広告主の間で、一定数のインプレッションまたはクリックの配信について契約上の義務がない場合に使用します。優先度が低い広告申込情報タイプは、優先度が高い広告申込情報タイプ（スポンサーシップ、標準）を配信できない場合にのみ配信されます。詳しくは、アドマネージャーでの取引方法をご覧ください。

広告申込情報が「競合」と表示される

予測機能を使用すると、オーバーブッキングを回避して、広告申込情報で獲得できるインプレッション数やクリック数を確認できます。

保証型の広告申込情報は、広告枠を予約して広告主と契約を締結したことを表します。多くの場合、インプレッション数やクリック数という一定の目標を達成するための取り決めを表します。同じ広告枠に配信する必要がある広告申込情報が多すぎる場合、ネットワークはオーバーブッキングとなります。これは、すべての保証型広告申込情報で目標を達成するのに必要なインプレッション数やクリック数がネットワークにないことを意味します。

在庫状況を確認し、新しい広告申込情報で目標が達成可能と思われる場合は、オーダーを承認して広告枠を予約できます。

ネットワークの他のユーザーが同じまたは類似の広告枠で広告申込情報を予約しようとすると、他の広告申込情報は「競合」として表示されます。つまり、これらの広告申込情報は同じ広告枠に対して競合することになります。

週あたり 100,000 件のアクセスがある上記のホームページの例を使って説明します。同じ週に 3 つの広告申込情報でそれぞれ 50,000 インプレッションずつ予約した場合、キャンペーンで 50,000 インプレッションのオーバーブッキングが発生します。この場合、購入者または広告主に確約したインプレッション数を、どの広告申込情報も配信できない可能性が高くなります。

クリエイティブが配信可能になる

必ず、広告申込情報にクリエイティブを追加してください。承認済みのオーダーにクリエイティブがない場合、広告は配信されません。オーダーが承認されると、その広告申込情報に関連付けられているすべてのクリエイティブが広告で配信可能になります。