BIOS と UEFI の設定に精通している管理者向け。
Google では認定モデルでのみ ChromeOS Flex の動作を保証していますが、認定モデルリストに含まれていないモデルにも ChromeOS Flex をインストールできます。認定されていないデバイスでも ChromeOS Flex が問題なく動作することがありますが、定期的な OS の更新により安定性、機能、パフォーマンスが保証されない場合があります。認定モデルリストにないデバイスは、Chrome Education または Chrome Enterprise のサポート対象外です。
問題が発生しても差し支えない場合は、認定されていないモデルで ChromeOS Flex をお試しいただけます。なお、認定されていないデバイスでは、デバイスが十分に機能している場合でも大きな問題が発生することがあります。
ChromeOS Flex をインストールする
- ChromeOS Flex のインストール先のモデルと類似するモデルが認定モデルリストにないか確認します。ご使用のモデルに適している可能性がある注意事項とインストール手順をお読みください。
- 認定されていないモデルでも、ChromeOS Flex をインストールする手順は認定モデルの場合と同じです。詳しい手順については、ChromeOS Flex インストール ガイドをご覧ください。
USB インストーラの起動に関する問題を解決する
USB からの起動に失敗した場合は、以下を検討してください。
- デバイスの USB ポートが機能していることを確認します。デバイスの各 USB ポート(USB-3、USB-2、USB-C など)を試します。
- 別の USB デバイスをインストーラとして試してみてください(特に SanDisk の場合)。USB ドライブに関する問題をご覧ください。
- BIOS または UEFI の設定で、USB からの起動が有効になっていることを確認してください。USB をメインまたは初回起動時のオプションとして設定してみてください。
Mac デバイスの問題を解決する
起動に時間がかかる場合は、起動デバイスをリセットするか、ロジックボードの RAM をクリアしてみてください。
注: ChromeOS Flex は、新しい Mac モデルのほとんどをサポートしていません。詳細
BIOS または UEFI の設定を行う(Windows、Linux)
USB からデバイスを起動できて、正常にインストールできているように見えるにもかかわらず、黒い画面が表示されるか OS が見つからないというメッセージが表示される場合は、次の手順を行います。
- BIOS をデフォルトの状態にリセットします。
- [Boot Mode] の設定を [UEFI] に設定します(可能な場合)。
- 一部のデバイスでは、[Boot Mode] が [Legacy] に設定されている場合にのみ、ChromeOS Flex を正常にインストールできます。インストールに失敗した場合は、[Boot Mode] を [Legacy] に切り替えてみてください。
- UEFI モードで USB から起動する場合は、EFI 起動ファイルを選択する必要があります。
例: [Boot from EFI file] [Removable Media] [EFI] [Boot] [bootx64.efi]
- 可能であれば、デバイスのメーカーが提供する最新バージョンに BIOS を更新します。
- デバイスに ChromeOS Flex を再インストールします。ChromeOS Flex インストール ガイドの USB インストーラを使用してデバイスを起動するをご覧ください。
ChromeOS の Dev チャンネルにデバイスを追加する
ChromeOS Flex を正常にインストールした後で問題が発生した場合は、問題が発生しているデバイスの 1 つを Dev チャンネルに切り替え、問題が解決されるかどうかを確認します。手順については、Stable、Beta、Dev の間でソフトウェアを切り替えるをご覧ください。
デバイスを正常に登録できたら、Google 管理コンソールを使用してチャンネルを切り替えます。詳しくは、リリース チャンネルを選択するをご覧ください。
ChromeOS Flex ヘルプ コミュニティに投稿する
前述の操作をすべて行っても解決しない場合は、モデルの詳細と発生している問題を記載した質問を ChromeOS Flex ヘルプ コミュニティに投稿してください。
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