管理対象の Chrome ブラウザ（Windows 版と Mac 版）が対象です。
管理者が、Chrome ブラウザの次期バージョン上でウェブページやアプリをテストすることを一部のユーザーに必要に応じて許可するか、Canary チャンネルをテストすることをデベロッパーに許可してください。Chrome ブラウザのチャンネルをテストすることで、既存のシステムとブラウザの互換性を確認したり、新機能を評価したりできます（ポリシー変更のテストや回帰テストなど）。
Microsoft Windows パソコンや Apple Mac パソコンで、Chrome ブラウザの Stable、Beta、Dev、Canary の各チャンネルを同時に実行することができます。Chrome ブラウザの Stable 版で提供予定の新機能が、Beta チャンネルでは 4～6 週間前、Dev チャンネルでは 9～12 週間前からプレビューとして提供されます。Canary は Chrome ブラウザの試験運用版の早期リリースであるため、高度なテストを行う必要性がある場合にのみ使用することをおすすめします。これらのチャンネルでは、インストール先やユーザー プロフィールが相互に共有されることはありません。
ステップ 1: 複数のチャンネルをインストールする
Windows
- Stable チャンネルの場合は、Windows 版 Chrome バンドルをダウンロードし、インストールに必要なすべてのファイルを入手します。
バンドルの内容について詳しくは、Chrome Enterprise Bundle のダウンロードをご覧ください。 - テストするチャンネルについては、Chrome ブラウザのインストールに必要なファイルをダウンロードします。
- Beta - Chrome Beta MSI
- Dev - Chrome Dev オンライン インストーラ
- Canary - Chrome Canary オンライン インストーラ
- Windows のグループ ポリシー エディタ用の ADMX または ADM テンプレートをダウンロードしてインストールします。
- Beta - Chrome Beta ポリシー テンプレート
- Dev または Canary - Chrome Dev ポリシー テンプレート
注: 一度に複数のチャンネルをテストする場合でも、必要になるのは Dev ポリシー テンプレートのみです。
- グループ ポリシーで、組織やユーザーに合わせて Chrome ブラウザのポリシーを設定します。
- テストグループの Windows パソコンに Chrome ブラウザのチャンネルを導入します。
Mac
- Stable チャンネルの場合は、Mac 版 Chrome ブラウザをダウンロードします。
- テストするチャンネルについては、Chrome ブラウザのインストールに必要なファイルをダウンロードします。
注: Stable チャンネルに設定したポリシーは、同時にパソコンにインストールするその他のチャンネルにも適用されます。
ステップ 2: インストールをテストする
テストする Chrome ブラウザ チャンネルごとに次の操作を行います。
- テストグループ内の各パソコンで、chrome://policy に移動します。
- 適切なポリシーが有効であることを確認します。
詳しくは、デバイスの現在の Chrome ポリシーを表示するをご覧ください。 - （Windows のみ）適切なポリシーや設定が表示されない場合は、パソコンのグループ ポリシー設定を強制的に更新します。
- コマンドラインを開きます。
gpupdate /forceと入力します。
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