Wi-Fi ネットワークはいつでも ChromeOS デバイスに追加できます。Google 管理コンソールで Wi-Fi のプロファイルを作成し、デバイスを登録する際にプロファイルをデバイスに適用する方法をおすすめします。Wi-Fi プロファイルを更新した場合は、デバイスに適用したプロファイルの情報も自動的に更新されます。
Wi-Fi ネットワークを追加する
設定中の ChromeOS デバイス以外のパソコンで次の操作を行います。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [デバイス] [ネットワーク] の順に移動します。
- すべてのユーザーと登録済みブラウザに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- [Wi-Fi ネットワークを作成] をクリックします。
- [プラットフォームへのアクセス] で [Chromebooks(デバイス別)] を選択します。
- 組織の Wi-Fi ネットワークの詳細を入力し、[自動的に接続する] をオンにします。
- Wi-Fi 設定オプションが正しいことを確認し、[保存] をクリックします。
ヒント: 特に、SSID とパスフレーズはどちらも大文字と小文字が区別されるので注意が必要です。
Wi-Fi ネットワークの追加について詳しくは、Wi-Fi 設定の追加に関するページをご覧ください。
導入のヒント
- デバイスの設定時に、オープンなネットワークまたはフィルタリングされていないネットワークに一時的に接続します。Wi-Fi ネットワークを管理するに記載されたネットワークの記録を削除する方法に従うことで、後で優先ネットワークのリストからこのネットワークを削除できます。
- ユーザー別ではなくデバイス別に Wi-Fi ネットワークを適用します。この設定を行うことで、デバイスのログイン画面から Wi-Fi ネットワークにアクセスできるようになります。
- 多数の ChromeOS デバイスを登録する前に、1 台のデバイスでネットワークをテストします。
- 組織部門によって異なるネットワークを使用している場合は、Wi-Fi ネットワークを追加する際に、正しい組織を選択していることを確認します。管理コンソールでの組織部門の設定については、組織部門の追加をご覧ください。
高度な設定
802.1x の導入ChromeOS デバイスでは、デバイスにインストールされた各ユーザーの証明書を使った 802.1x 認証をサポートしています。802.1x のデバイス認証には対応していません。各ユーザーの証明書をダウンロードするには、ネットワークに接続している必要があります。そのため、WPA や WPA2-PSK で保護されたオープンなネットワークを設定するか、USB - イーサネット アダプタを使ってデバイスに証明書を読み込みます。
詳しくは、ChromeOS デバイスのクライアント証明書を管理するをご覧ください。
Transport Layer Security(TLS)インスペクション(SSL インスペクションとも呼ばれる)を行うネットワーク フィルタリング デバイスを使用する組織では、通常、カスタムのルート証明書が必要です。この証明書は、chrome://settings/certificates の [認証局] タブに追加されます。ユーザーからのウェブ リクエストにはこのカスタム証明書でほぼ対応できますが、一部のシステムレベルのリクエストではこの証明書が使用されないため、証明書でユーザーを保護しきれないセキュリティ リスクも存在することにご留意ください。
代わりに、組織の登録済み ChromeOS デバイスにログインするすべてのユーザーが使用するカスタムのルート証明書をインストールします。
詳しくは、ChromeOS デバイスで TLS(または SSL)インスペクションを設定するをご覧ください。