検索
検索をクリア
検索終了
Google アプリ
メインメニュー

Windows の Chrome アップデートの管理

ここでは、IT 管理者が Chrome ブラウザのアップデートを管理するためのおすすめの方法について説明します。

ここで説明するトピックと推奨事項は以下のとおりです。

Chrome アップデータ ツール

Chrome for Work は、個人ユーザー向けの Chrome ブラウザとほとんど同じですが、IT 管理者がリモートで MSI を使用してインストールでき、自動更新の設定などのポリシーを適用できるという点が異なります。IT 管理者がリモートで Chrome ブラウザをインストールしてポリシーを適用するには、次の 2 つのアップデータを使用します。

  • Omaha アップデータ。Windows 用のソフトウェア インストーラ兼自動更新アプリケーションです。Omaha(Google アップデータとも呼ばれます)は、個々のコンポーネントを更新するのではなく、Chrome のフルバージョンを更新します(たとえば 28.1.3 から 28.2.0 へ)。Omaha は独立したアプリケーションであり、Chrome が実行されていないときでも実行可能です。さらに、Chrome ブラウザのコア アプリケーション(chrome.dll)に重要なコンポーネントの更新が含まれる場合も、コア アプリケーションを更新することができます。
  • Chrome コンポーネント アップデータ。Chrome エンジニアリング チームが Chrome の一部分に対する小規模なアップデートを短いスケジュールでリリースするためのツールです。Chrome コンポーネント アップデータの動作は次のとおりです。
    • Chrome が実行されているときにのみ実行されます。使用する帯域幅はわずかです。
    • Chrome ブラウザのコア アプリケーション(chrome.dll)は更新しません。
    • Chrome のコアで把握しているコンポーネントだけを更新します。
    • このツールの対象は、一部の中核的なプラグインとコンポーネントです(SwiftShader や Pepper Flash など)。これらは、Chrome の最初のインストール後にダウンロードされることになっています。

Windows の Chrome for Work の更新(よくある質問)

Chrome アップデートのサイズはどれくらいですか?

Chrome ブラウザを初めてインストールするときのサイズは約 50 MB です。それ以降の、アップデートでメジャー バージョンが 1 つ上がる場合のサイズは約 10~15 MB です。マイナー バージョンが 1 つ上がる場合のサイズは通常 3~5 MB です。メジャー バージョンが 2 つ以上上がる場合は、通常新たにインストールし直す必要があります。

アップデータが更新の有無を調べる頻度はどれくらいですか?

企業が保有するパソコンで Chrome が実行されていて、自動更新が有効になっている場合は、Omaha クライアント(Google Update.exe)によって約 5 時間ごとに最新のアップデートがチェックされます。多数のパソコンを保有する大企業の場合は、この 5 時間の中でタイミングをずらして更新が行われます。

Windows グループ ポリシーを使用して Chrome アップデートのタイミングを分散させるにはどうすればよいですか?

現在のところ、Windows 更新クライアントではタイミングをずらした Chrome ブラウザの更新はサポートされていません(Chrome OS では可能)。Chrome アップデータでアップデートがチェックされるのは 5 時間ごとであり、アップデート ファイルのサイズは比較的小さいことから、ほとんどの IT 管理者はタイミングをずらして Chrome ブラウザを更新する必要がありません。

Chrome ブラウザのアップデートにはどの URL が使用されるのですか?

Chrome では、アップデートをチェックしてダウンロードする際に、複数の URL にリクエストを送信します。リクエストの順序はランタイム時に動的に決定されるので、URL のリストは予告なしに随時変更される場合があります。また、下記のリソースに対して、HTTP プロトコルと HTTPS プロトコルの両方が試行される場合があります。ホスト名とパスのリストは次のとおりです。

www.google.com/dl/*
dl.google.com/*
google.com/dl/*
*.gvt1.com
tools.google.com/service/update2
clients2.google.com
update.googleapis.com/service/update2

参考情報: 組織全体のパソコンへのダウンロードに備えて Chrome をいったんキャッシュに保存することは公式にはサポートされていませんが、最初の 2 つの http URL を使用してアップデート ファイルをキャッシュに保存している組織もあります。

これらの Chrome ブラウザ自動更新 URL は、Chrome OS アップデート用のものと同じですか?

いいえ。URL は同じではありません。どちらのサービスも http://dl.google.com/{chrome/win/ または chromeos/} から取得できますが、このプレフィックスより後の部分は個々のアップデートへの実際のパスであり、アップデートごとに異なります。Windows のアップデートは、キャッシュ用に最適化された URL から送信されます。

Chrome では Flash はどのように更新されるのですか?

Chrome での Flash の更新の詳細と手順については、Chrome ブラウザでの Adobe Flash のサポートをご覧ください。

Google アップデータを管理する

Chrome で Google アップデータを使用してどのように自動更新を処理するかを指定することもできます。Google アップデータの全般的な動作の管理については、2 つのポリシーがあります。1 つ目は Auto-update check period override(自動更新チェック間隔のオーバーライド)と呼ばれるポリシーで、自動更新をチェックする間隔を設定できます。

2 つ目の DownloadPreference(ダウンロードの設定)というポリシーを有効にすると、アップデータをキャッシュに保存して、外部ネットワークの帯域幅を減らすことができます。このポリシーを使用した場合、下流のプロキシや類似のコンテンツ キャッシュ ソリューションでキャッシュ可能なペイロードがサーバーの応答で返されます。これはベスト エフォート型のポリシーのため、確認とテストが必要です。

これらの 2 つのポリシーの詳細については、Google Update for WorkChrome for Work 導入ガイドをご覧ください。

Chrome のリリース チャンネル(おすすめの方法)

Chrome ブラウザのリリースには、Stable、Beta、Dev、Canary の 4 種類があります。

Chrome のテストグループを決める:

組織内のユーザーのほとんどが Stable チャンネルを使用するようにして、Beta チャンネルを使用するユーザーは 5% 程度に留めることをおすすめします。また、IT チームでは Beta チャンネルまたは Dev チャンネルを使用することをおすすめします。

Chrome の新機能は、Stable 版での公開の 4~6 週間前から Beta チャンネルでプレビューできます。また、Dev チャンネルでは 9~12 週間前からプレビューできます。なお、Dev チャンネルは本質的に Chrome の早期リリースであるため、100% 安定しているわけではありません。使用するのはデベロッパーに限定してください。

デベロッパーに Dev チャンネルを使用させる理由:

  • 自社のアプリケーションやシステムが Chrome の最新の API 変更や機能変更に対応しているかどうかをテストできます。
  • ほとんどの問題は、Stable 版のリリースより前に Google 側で修正されますが、特定の組織の環境のみに影響が及ぶような場合は Google で把握できないこともあります。なんらかの問題が発生した場合は、Beta チャンネルや公開チャンネルでリリースされる前に、デベロッパーや IT スタッフが、自社の環境に影響を及ぼす変更を特定して(Chromium サイト経由で)報告できます。

Canary は最先端の Chrome を確認できるバージョンです。これから Chrome に搭載される予定の新機能を試す開発中のバージョンであるため、機能が追加されたり削除されたりすることがあり、日常的に使用するには不安定です。このため、Google Cloud サポートチームから Canary のテストを求められた場合を除き、Canary の使用はおすすめしません。

Chrome のリリース チャンネルの詳細については、Chromium デベロッパー サイトをご覧ください。

自動更新の設定方法

ほとんどの組織では、Chrome のデフォルトの自動更新設定をそのまま使用し、新しいバージョンの Chrome が Stable チャンネルで公開されたときに自動更新が行われるようにすることをおすすめします。ただし、組織の要件によっては、次の方法で自動更新を設定することもできます。

自動更新を遅延させる(帯域幅が問題となる場合にのみおすすめします)

Chrome の更新を分単位で遅らせる機能は、ネットワーク内でピーク時の帯域幅の使用量を減らす場合に使用できます。ただし、この機能を使用する場合は次の点に注意してください。

  • Chrome アップデートのチェックイン遅延機能によって、チェックインを 5 時間遅らせるよう既に指定されています。
  • Chrome では、前回のマイナー バージョンからの差分のみを含んだアップデートが常に提供されます(フル アップデートと比べてサイズはかなり小さくなります)。それよりも前のバージョンについては、フル アップデートがダウンロードされるため、サイズがかなり大きくなる可能性があります。
更新で使用する合計帯域幅を最小限に抑えるには、更新を遅らせないことをおすすめします。

詳しくは、Google Update for Work をご覧ください。

自動更新を停止する(おすすめしません)

「自動更新」は、一時的または永続的に無効にすることができます。この機能を使用するのは、Chrome のリリースを組織で適用したときに問題が発生し、Google Cloud サポートから詳細情報と解決策が提供されるまで新しいバージョンへの更新を停止する場合のみにしてください。なお、パソコンにインストールされているバージョンが最新の Stable リリースより 2 つ以上古いバージョンの場合、Chrome 自動更新ファイルのサイズは大きくなります。

ソフトウェアのアップデートと重要なセキュリティ修正がユーザーのパソコンで取得されるように、自動更新は有効のままにしておくことをおすすめします。

詳しくは、Google Update for Work をご覧ください。

企業で独自のアップデートを Google Chrome に適用する(Google Chrome の自動更新を無効にする)

[管理用テンプレート] > [Google] > [Google Update] > [Applications] > [Google Chrome] で値を設定するだけでなく、[管理用テンプレート] > [Google] > [Google Update] > [Applications] > [Google Chrome Binaries] でも同じ操作を行う必要があります。自動更新ポリシーが正しく動作するには、これらの 2 つが一致している必要があります。

この記事は役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。