管理対象ゲスト セッションのデバイス

Chrome(バージョン 73 以降)

企業や学校で使う Chrome デバイスの管理者向けの内容です。

Chromebook icon updated Dec 2013

管理対象ゲスト セッションを使用すると、複数のユーザーが Google アカウントにログインせずに 1 台の Chrome OS デバイスを共有できます。たとえば、Chrome デバイスをレンタル デバイスや共有パソコンとして設定することが可能です。

管理対象ゲスト セッションでは、ユーザーは全画面モードではなくウィンドウ モードで複数のウェブサイトにアクセスし、自由にブラウジングすることができます。

始める前に

  • ユーザーが管理対象ゲスト セッションを実行できるように、対象のデバイスを登録します。詳しくは、Chrome デバイスの登録をご覧ください。
  • 管理対象ゲスト セッション用のデバイスを組織部門に配置します。デバイス 1 台につき 1 か所ずつ配置先の組織部門を指定し、その組織部門のデバイスに対して管理対象ゲスト セッションの設定を適用します。
  • ログイン画面では、管理対象ゲスト セッション名がユーザー名より優先的に表示されます。ログイン画面にユーザーの名前と写真が表示されていることを確認してください。詳しくは、ログイン画面をご覧ください。
  • 管理対象ゲスト セッションを実行する各 Chrome デバイスに、Chromebook Enterprise またはアップグレード版(Chrome Enterprise Upgrade や Chrome Education Upgrade など)のライセンスが必要です。
  • 管理対象ゲスト セッションではユーザーのログインを必要としないため、ドメイン内のユーザーだけが使用できる限定公開アプリおよび拡張機能をインストールすることはできません。

管理対象ゲスト セッションを設定する

手順 1: Chrome デバイスを設定する
  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないアカウント)でログインしてください。

  2. 管理コンソールのホームページで、[デバイス] 次に [Chrome 管理] に移動します。
  3. [設定] 次の操作 [管理対象ゲスト セッション] をクリックします。
  4. 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
  5. [管理対象ゲスト セッション] の横にあるオプションを選択します。
    • Chrome デバイスで管理対象ゲスト セッションを使用するには、[管理対象ゲスト セッションを許可する] を選択します。
    • 管理対象ゲスト セッションを自動的に起動するには、[管理対象ゲスト セッションを自動起動する] を選択します。
  6. セッションでユーザーに表示する名前を入力します(「富士山高等学校図書館」、「会社の共有パソコン」など)。
  7. 管理対象ゲスト セッションの設定を行います。詳しくは、以下の手順 2 をご覧ください。
  8. [保存] をクリックします。
手順 2: 管理対象ゲスト セッションの設定を行う

以下の表は、管理対象ゲスト セッションに固有の設定をまとめたものです。[管理対象ゲスト セッションの設定] ページにある設定の多くは、[ユーザーとブラウザの設定] ページからでも使用可能です。ポリシーも同様に動作しますが、ユーザーのログイン時に適用されるのではなく、ゲスト セッションの中で適用されます。適用されるポリシーについては、ユーザーまたはブラウザに Chrome のポリシーを設定するに記載があります。

設定 説明
管理対象ゲスト セッション

ログイン画面に表示するセッション名

セッションでユーザーに表示する名前です。

以下の設定は、Chrome デバイスで自動的に起動する管理対象ゲスト セッションでのみ使用できます。

自動起動の遅延

管理対象ゲスト セッションを自動的に起動するまでの待機時間を秒数で入力します。

デバイスの稼働状況の監視を有効にする

[デバイスの稼働状況の監視を有効にする] を選択すると、キオスクの稼働状況に関するレポートを取得できます。この設定を行うと、デバイスがオンラインで正常に動作しているかどうかを確認できます。詳しくは、キオスクの稼働状況を確認するをご覧ください。

デバイスのシステムログのアップロード有効化

重要: この設定を使用する前に、デバイスの操作が監視される可能性があること、デバイスに入力したデータが意図せずログに記録され、共有される可能性があることを、管理対象キオスク デバイスのユーザーに通知することが義務付けられています。上の内容をユーザーに通知せずにこの設定を有効にした場合は、Google との契約条項違反となります。

[デバイスのシステムログのアップロード有効化] を選択すると、キオスク デバイスについてのシステムログが自動的に取得されます。ログは 12 時間おきに取得され、管理コンソールにアップロードされます。ログは最長で 60 日間保存されます。

1 回につき、次の 7 件のログをダウンロードできます。

  • 過去 5 日間の日次ログ

  • 30 日前のログ

  • 45 日前のログ

詳しくは、キオスクの稼働状況を確認するをご覧ください。

画面の回転(右回り)

キオスク デバイスの回転を設定するには、目的の画面の向きを選択します。たとえば、画面を回転して縦向きにするには、[90 度] を選択します。このポリシーは、デバイスの画面の向きを手動で変更するとオーバーライドできます。

ユーザー セッションの最大の長さ 指定の時間(1~1,440 分)が経過したらユーザーをセッションからログアウトするようにします。セッションを無制限にする場合は、値を入力しないでください。
カスタム利用規約 デバイスのユーザーに同意を求めるカスタムの利用規約(.txt または .text ファイル)をアップロードできます。
アイドル設定

アイドル時の操作

アイドル時間が経過した後のデバイスの動作を選択します。スリープ状態にするか、セッションを終了するか、シャットダウンするか、何もしないかを選択します。

アイドル時間(分)

アイドル時間を指定するには、値を分単位で入力します。システムのデフォルト値(デバイスによって異なります)を使用する場合は、ボックスを空のままにします。

カバーを閉じた際の操作

ユーザーがデバイスのカバーを閉じたときに、デバイスをスリープ状態にするか、セッションを終了するか、シャットダウンするか、何もしないかを選択します。

ログイン時にブラウザを起動する ユーザーが Chrome デバイスを起動したときに Chrome ブラウザを自動的に起動するかどうかを指定します。
セッションの言語と地域

Chrome デバイスのログイン画面に表示するおすすめ言語の順序を指定します。

  • おすすめの言語を指定しない場合 - 管理対象ゲスト セッションの開始時に、Chrome OS の現在の言語がそのまま使用されます。セッションを開始するときに、ユーザーはこのデフォルトの言語を変更できます。
  • 1 つの言語のみを指定した場合 - 管理対象ゲスト セッションの開始時に、指定の言語が Chrome OS で使用されます。セッションを開始するときに、ユーザーはこのデフォルトの言語を変更できます。
  • 複数の言語を指定した場合 - 管理対象ゲスト セッションを開始するときに、ユーザーは言語の選択を求められます。リスト内の言語の順序は選択可能です。Chrome では、ユーザーが選択した言語の最も一般的なキーボード レイアウトがデフォルトで使用されますが、セッションを開始するときに、ユーザー自身でキーボード レイアウトを変更できます。

管理対象ゲスト セッションが終了すると、言語とキーボード レイアウトは元の設定値に戻ります。

手順 3: その他の設定とポリシーを適用する

管理者は、デバイス ポリシー、ユーザー ポリシー、ネットワークの設定も行うことができます。詳しくは、Chrome デバイスのポリシーを設定するユーザーまたはブラウザに Chrome のポリシーを設定するをご覧ください。

管理対象ゲスト セッションの設定方法

組織部門の作成方法、最初の管理対象ゲスト セッション ポリシーの適用方法、登録済みのデバイスをこの組織部門に移動してポリシーを適用する方法をご覧ください。

How to set up managed guest sessions

管理対象ゲスト セッションでのブラウジング方法

ユーザーのログイン画面には、上述の手順 1 で設定したセッション表示名が表示されます。管理対象ゲスト セッションを使用するにあたって、ユーザーは次の操作を行います。

  1. 管理対象ゲスト セッションの表示名をクリックします。
    次の項目が表示されます。
    • セッションを管理する組織のドメイン名
    • セッション中に管理者がすべてのアクティビティ(パスワードやコミュニケーションなど)にアクセスできる可能性があることを示すメッセージ
  2. [次へ] をクリックします。
  3. カスタム利用規約がある場合は、[同意する] をクリックしてセッションを開始します。
  4. ウェブのブラウジングを開始します。

セッションは、ユーザーがログアウトするか、最長セッション時間に達するか、デバイスについて指定されたアイドル時間に達するまで有効です。管理対象ゲスト セッションが終了すると、ユーザーは自動的にログアウトされ、すべてのローカル ユーザーデータがデバイスからワイプされます。

管理対象ゲスト セッションを使う場面

学力テスト

生徒が特定の時間だけ使用できるようにするには、学力テストの制限時間を設定します。オンラインで回答を検索したり、スクリーンショットを撮影したりできないように、インターネットへのアクセスを無効にできます。詳しくは、Chromebook を学力テストに使用するをご覧ください。

図書館

セッションの長さを指定できます。CUPS(Common UNIX Printing System)を使用してローカル プリンタまたはネットワーク プリンタに印刷できるように、デバイスを設定することもできます。詳しくは、ローカル プリンタやネットワーク プリンタを管理するをご覧ください。

ビジネス センター、インターネット カフェ

図書館モードと同様に、ユーザー セッションの時間を設定できます。また、デバイスベースのポリシーをデバイスに設定することも可能です。

小売店

セッション継続時間を制限しないようにデバイスを設定できます。利用者はキオスクのデバイスや売り場のデバイスで、時間制限なくブラウジングできます。デバイスで管理対象ゲスト セッションを自動的に起動することも可能です。詳しくは、キオスクの設定をご覧ください。

よくある質問

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管理対象ゲスト セッションでユーザーが Chrome デバイスから印刷することはできますか?
はい。ユーザーは、CUPS(Common UNIX Printing System)を使用してローカル プリンタまたはネットワーク プリンタに印刷できます。詳しくは、ローカル プリンタやネットワーク プリンタを管理するをご覧ください。
管理対象ゲスト セッションとゲスト ブラウジングの違いは何ですか?
ゲスト ブラウジングは、ウェブをすばやくブラウジングするのに便利です。ただしゲスト ブラウジングでは、アプリの事前設定、セッション時間の制限、各種セキュリティ ポリシーの適用などを行うことができず、企業や学校の多くが必要とする方法でセッションを管理できません。管理対象ゲスト セッションのブラウジングでは、各ユーザーにログインを要求することなく、多くのユーザー ポリシーを適用できます。詳しくは、ゲスト ブラウジングに関する記事をご覧ください。
どのようなメッセージがユーザーに表示されますか?

[あなたの組織] はこのデバイスを管理しており、閲覧したウェブページ、パスワード、メールなど、すべてのユーザー アクティビティにアクセスできます。

デバイスに次のいずれかの詳細設定が適用されている場合、ユーザーが管理対象ゲスト セッションにログインするときに、このメッセージが表示されます。

[あなたの組織] はこのデバイスを管理しており、アクティビティを監視できる可能性があります。

自動起動が有効でなく、デバイスに上記の詳細設定がどれも適用されていない場合、このメッセージが表示されます。

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