予定メディアデータを標準レポートに追加して、予約内容を実際の掲載結果と比較し、一定期間のキャンペーン掲載結果を分析できます。予定メディアデータは、予約ユニット数と料金設定情報を指定して作成したどのプレースメントでもご利用いただけます。プレースメントについての説明をご覧ください。
予定メディアデータは 1 日 1 回更新されます。
プレースメントの作成時に指定できる課金形態は 3 種類あります。各プレースメントと関連付けることができる課金形態は 1 つのみであるため、プレースメントのどの期間のレポートを作成する場合でも、そのプレースメントに表示されるのは関連付けられている課金形態のデータのみです。
- CPM（1,000 インプレッションあたりの費用）: 広告主は、1,000 インプレッションの配信ごとに課金されます。
- vCPM - アクティブ ビュー（視認可能な 1,000 インプレッションあたりの費用 - アクティブ ビュー）: 広告主は、アクティブ ビューで視認可能と判断された 1,000 インプレッションの配信ごとに課金されます。
- CPC（クリックあたりの費用）: 広告主は、ユーザーがクリエイティブを 1 回クリックするたびに課金されます。
- CPA（アクティビティあたりの費用）: 広告主は、選択した Floodlight アクティビティをユーザーが行うたびに課金されます。
以下の指標をレポートに追加することで、予約ユニットの費用と掲載結果を確認できます。これらの指標は、指標選択ツールの [メディア費用] セクションで追加できます。
予約ユニットに関するデータをレポートに追加して、一定期間の配信予測を確認することもできます。予約ユニット数は、指定した期間内の各日に均等に振り分けられます。
追加できる予約ユニットの指標は次のとおりです。
各プレースメントと関連付けることができる課金形態は CPA、CPC、CPM のうち 1 つだけなので、プレースメントのどの期間のレポートを作成する場合でも、そのプレースメントに表示されるのは関連付けられている課金形態のデータのみとなります。たとえば、CPM モデルが関連付けられたプレースメントについて予約済みクリック データを表示しようとすると、0 と表示されます。
「フライティング」とは、サイト プレースメントの開始日から終了日までの間に存在する請求期間に対するユニットと費用の配分を表す際に使用される用語です。プレースメントを作成する際は、掲載期間を割り当てて手動で料金設定情報を調整し、掲載期間ごとに異なる予約ユニット数とレートを設定できます。
フライティングのディメンションをレポートに適用して、以下の条件に沿ってプレースメント データを内訳表示できます。
- 掲載期間の予約費用
- 掲載期間の予約レート
- 掲載期間の予約ユニット数
- 掲載期間の開始日: プレースメントの各行で異なります（日付がプレースメントの期間外の場合は「未設定」と表示されます）。
- 掲載期間の終了日: プレースメントの各行で異なります（日付がプレースメントの期間外の場合は「未設定」と表示されます）。
レポートには以下のディメンションを追加することもできます。これらのディメンションは日付に依存しないため、特定プレースメントのすべての行で同じになります。
- 地域ターゲティング、端末ターゲティングなどその他のディメンションはプレースメントに適用されないため、これらに関連する掲載期間データは利用できません。また、これらのディメンション（他に広告など）のデータを複数の掲載期間にわたって均等に配分することもできません。
- プレースメントの期間外（開始日の前または終了日の後）の期間を選択した場合は、掲載期間データがないため、それらの日付の行には「（未設定）」と表示されます。
同じプレースメントの異なる期間に異なる値を表示するディメンションは、フライティングのディメンションのみです。これらのディメンションは、キャンペーン マネージャー 360 で各プレースメントに入力した価格情報に基づいており、計算結果は適用されません。
例:
| 掲載期間の開始日 | 予約ユニット数 |
|---|---|
| 1 月 1 日 | 310 |
| 2 月 1 日 | 600 |
| 2 月 6 日 | （プレースメントの終了日） |
1 月のどの日付においても、掲載期間の予約ユニット数は 310 になります。また、2 月 1 日から 2 月 6 日の間の任意の日付については 600 になります。1 月 1 日より前、または 2 月 6 日より後の日付については、掲載期間の予約ユニット数は「（未設定）」と表示されます。
レポートにフライティングのディメンションを追加する一方、ディメンションとして「日」を含めなかった場合でも、レポートには複数の日付行が含まれます。掲載期間の開始前と終了後の日付は、「（未設定）」と同じ行に表示されます。
パッケージとロードブロッキングは、同じサイトに関連付けられスケジュールと料金設定情報を共有するプレースメントのグループです。スケジュールと料金設定情報はパッケージまたはロードブロッキングのものが優先されます。プレースメントをパッケージまたはロードブロッキングに追加した後は、プレースメント レベルでこれらを設定したり表示したりすることはできなくなります。パッケージとロードブロッキングの作成方法をご確認ください。
メディア費用
インプレッションに基づく課金形態（CPM など）を選択している場合、ロードブロッキングのメディア費用に関するレポートを作成すると、レポートの値にはロードブロッキングのメイン プレースメントで生じたインプレッションのみが反映されます。その他の課金形態を選択している場合、キャンペーン マネージャー 360 ではロードブロッキングの各プレースメントが標準プレースメントとして扱われ、メディア費用はロードブロッキングを指定していないときと同じように処理されます。
パッケージとロードブロッキングに関するレポートには、以下のフィールドを追加できます。
指標
標準プレースメントの場合と同様に、クリック数とインプレッション数は個別にカウントされます。
- ロードブロッキング インプレッション数: ロードブロッキングのメイン プレースメントで記録されたインプレッションの数。ロードブロッキングの他のプレースメントで生じたインプレッション数は含まれません。
サイズ
予約されたディメンションの値は、レポートの期間またはプレースメントの実行日に関係なく決定されます。
- パッケージ / ロードブロッキング
- パッケージ / ロードブロッキング ID
- パッケージ / ロードブロッキング戦略
- パッケージ / ロードブロッキングの合計予約ユニット数: プレースメントがパッケージまたはロードブロッキングに属していない場合、この値は「（未設定）」となります。
- プレースメントの合計予約ユニット数: プレースメントがパッケージまたはロードブロッキングに属している場合、この値は「（未設定）」となります。
