2023 年第 4 四半期
管理画面
RTB 解析の「表示されなかった広告」という名称を変更
今週から、GMA SDK の購入者様に表示される RTB 解析ツールの [表示されなかった広告] の表で、「表示されなかった広告」の理由が「読み込まれたがレンダリングされなかった」に変更されます。この指標の実際の定義に変更はありません。「読み込まれたがレンダリングされなかった」には、オークションで落札したものの「致命的な VAST エラー」以外でレンダリングされなかった広告の数が引き続き反映されます。
RTB 解析のデータについて詳しくは、認定バイヤー ヘルプセンターをご覧ください。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
Displaymanager
と Displaymanagerver
でのインタラクティブ メディア広告(IMA SDK)シグナルのサポート
まもなく、Google と OpenRTB のプロトコルにおける displaymanager と displaymanagerver のサポートが拡張され、Interactive Media Ads(IMA SDK)シグナルが含まれるようになります。
ビッダーは「InteractiveMediaAds-Android
」または「InteractiveMediaAds-iOS
」の新しい値が Google プロトコルの「adslot.display_manager
」と OpenRTB プロトコルの「imp.displaymanager
」で入力されるのを確認できます。 「Adslot.display_manager_version
」と「imp.displaymanagerver
」も、それぞれの IMA SDK バージョンに設定されます。
2023 年 11 月 20 日のリリースノートはありません。
2023 年 11 月 6 日のリリースノートはありません。
2023 年第 3 四半期
トラブルシューティング
RTB 解析の「結果が不明」
RTB 解析に「結果が不明」という新しい理由が追加されました。これは、Protected Audience オークションからクライアントサイド レポートが届かなかったことを示しています。[ここにリリースノートを入力]
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
認定バイヤーの通知とアラート
アカウント アクティビティの把握に役立つ、認定バイヤーから受け取る通知やアラートについてフィードバックをお寄せください。こちらの簡単なアンケートにご協力ください。
2023 年第 4 四半期
2023 年 10 月 9 日のリリースノートはありません。
2023 年第 3 四半期
2023 年 9 月 25 日のリリースノートはありません。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
請求対象イベントのレート(BER)フィールド
モバイルアプリ トラフィックのすべてのビッダーと請求対象イベントのレート(BER)が共有されるようになります。BER 調整比は、入札がオークションを落札した場合に請求対象イベントが発生する(つまり、広告が正常にレンダリングされる)可能性と、他の入札がオークションを落札した場合に請求対象イベントが発生する可能性との対比を表します。この調整比は 1 より大きくすることも、小さくすることもできます。
9 月下旬には、この調整比がオークションの最終的なランキングに影響するようになります(お支払いには影響しません)。入札単価に適用される BER 値は、Google リアルタイム ビッダー プロトコルの「adslot.billable_event_rate_bid_adjustment
」繰り返しフィールド、および OpenRTB の「imp.ext.billable_event_rate_bid_adjustment
」繰り返しフィールドを介して入札リクエストで共有されます。
入札単価に適用される BER 値はさらに、Google リアルタイム ビッダー プロトコルの「bid_response_feedback.billable_event_rate_bid_adjustment
」フィールド、および OpenRTB の「ext.bid_feedback.billable_event_rate_bid_adjustment
」フィールドのリアルタイム フィードバックを介して共有されます。詳しくは、デベロッパー向けドキュメント(Google プロトコル、OpenRTB プロトコル)をご覧ください。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
パブリッシャー提供のシグナル(PPS)のサポート
パブリッシャーはパブリッシャー提供のシグナル(PPS)を使用して、プライバシーに配慮した方法で、サードパーティ Cookie やその他の識別子に依存することなく、ファースト パーティのオーディエンスとコンテキストの分類データを入札ストリームで購入者と直接共有できます。
PPS は、IAB の Seller Defined Audiences フレームワークに基づいています。リアルタイム ビッダー プロトコル(RTB)では、新しい SegmentData
フィールドで PPS データを渡します。Open RTB の情報については、IAB の Seller Defined Audiences の仕様をご覧ください。
PPS の利用を開始するには、Google アカウント マネージャーにお問い合わせください。
Multiplex フォーマットのサポート終了
2023 年 7 月 10 日をもって、Multiplex フォーマットのサポートを終了しました。ネイティブ広告フォーマットで配信する場合は、ネイティブ広告をターゲットに設定することをおすすめします。Multiplex フォーマットを使用しているパブリッシャーは自動的に通常のネイティブ フォーマットに代替できることを、購入者は把握しておく必要があります。これにより、中断を最小限に抑えて、ネイティブ広告を引き続き配信できます。
2023 年 8 月 7 日のリリースノートはありません。
RTB 解析ツールに、新しい目標到達プロセスの段階「レンダリングされた広告」が導入されました。レンダリング率の計算をすばやく確認できるほか、リーチしたクエリの後とインプレッション前の数を簡単に特定できるようになりました。今回の改善に加え、「表示されなかった広告」と「致命的な VAST エラー」の理由コードを「リーチしたクエリ」段階の「レンダリングされていない広告」の表に移動しました。
2023 年 7 月 10 日のリリースノートはありません。
2023 年第 2 四半期
トラブルシューティング
OpenRTB 動画広告スロットのサイズ
OpenRTB 動画広告のリクエストで渡される広告スロットのサイズを変更しました。今後は 1 つ目の幅と高さのペアではなく、利用可能な最大サイズが渡されます。
2023 年 6 月 12 日のリリースノートはありません。
2023 年 5 月 29 日のリリースノートはありません。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
「excluded_app_ids」(Google RTB)と「bapp」(OpenRTB)フィールド
2023 年 5 月 1 日に、Google RTB で「excluded_app_ids」フィールド、OpenRTB で「bapp」フィールドが導入されました。このフィールドの情報を入札で使用する場合は、入札リクエストに値を入力するよう連絡してください。
入札レスポンスでのアプリ ID の宣言
より正確なフィルタリングや追加のアプリ レンダリング動作が可能になるといったメリットがあるため、入札レスポンスで広告のアプリ ID を宣言することをおすすめします。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
入札レスポンスでの代理店 ID の宣言
Google プロトコルに、自社が委任されて入札する代理店の ID を宣言するための新しいフィールドが追加されました。ビッダーには、代理店に関連付けた ID を入札レスポンスで宣言することが求められるようになります。
- Google プロトコル: BidResponse.ad.ad_slot.seat に入力。
- OpenRTB プロトコル: seatbid の seat フィールドに入力。このフィールドにすでに入力しているパートナー様は、特にご対応いただく必要はありません。
2023 年 4 月 17 日のリリースノートはありません。
2023 年 4 月 3 日のリリースノートはありません。
2023 年第 1 四半期
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
OpenRTB へのリワード シグナルの導入
Google は、ユーザーが広告を見ることでリワードを受け取るかどうかを示す、OpenRTB 2.6 仕様の rwdd に対応する予定です。このリリースでは、同じ目的でこれまで使用されていた is_rewarded_inventory 拡張機能と同じ rwdd フィールドで値が渡されます。
トラブルシューティング
セキュア シグナルのトラブルシューティング ツール
RTB トラブルシューティング ツールに、入札リクエストにセキュア シグナルが含まれていない理由をビッダーに知らせるフィルタが追加されました。詳しくはこちらをご覧ください。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
入札リクエストの BidRequest.geo.accuracy フィールド
3 月 6 日より、BidRequest.geo.accuracy フィールドへの値の入力が、これまで入力されないことがあった多くのリクエストで行われるようになります。Google でトラフィックのごく一部を対象にこの変更をテストした結果、アカウントの費用がわずかに変化したことが確認されました。
入札レスポンスにおけるアプリのプロモーション タイプのサポート
アプリのプロモーション タイプがサポートされ、アプリのプロモーション広告を返す際に、ビッダーがアプリのプロモーション タイプ(インストールとエンゲージメントなど)を宣言できるようになりました。このフィールドにより、アプリのプロモーション タイプに固有の機能を適用できます。
ビッダーは、認定バイヤー プロトコルで実装する場合は BidResponse.ad.app_promotion_type、OpenRTB プロトコルで実装する場合は Bid.ext.app_promotion_type を使用して、app_promotion_value に値を入力できます。advertiser_app_id(または oRTB のバンドル)フィールドが指定されていない場合、app_promotion_type は無視されます。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
広告枠の識別の改善に役立つ ad_block_key / tag_id が使用可能に
パブリッシャーの広告プレースメントの一意の識別子として、入札リクエストに ad_block_key(Google プロトコル)と tag_id(OpenRTB)が含められるようになりました。このシグナルを実装したビッダーはパフォーマンスが向上しているため、このシグナルを入札ロジックに組み込んで、広告枠のターゲティングを改善することが推奨されます。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
iOS のカスタム商品ページのサポート
iOS のカスタム商品ページがサポートされるようになりました。これにより、広告主は SKStoreProductViewController を使用して、App Store のさまざまな商品ページを各種のオーディエンスに表示できます。この機能を利用する場合、ビッダーは送信するレスポンスを更新して、SKAdNetworkResponse オブジェクトで「product_page_id」値を渡す必要があります。この値は、認定バイヤーのプロトコルでは BidResponse.ad.skadn.product_page_id で、OpenRTB プロトコルでは Bid.ext.skadn.productpageid で渡されます。
Open Bidding のビッダーがビッダー管理機能の対象に
すべての Open Bidding のビッダーがパブリッシャーの設定の対象に追加され、ネットワーク ポリシーや保護設定を適用できるようになりました。Open Bidding のデマンドの場合、これらのフィルタはデフォルトでオフになります。詳しくは、こちらをご覧ください。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
iOS 向けに SKAN v3.0 と v4.0 をサポート
Google Mobile Ads(GMA)SDK を使用して iOS デバイスでクリエイティブをレンダリングするビッダー向けに、SKAdNetwork(SKAN)v3.0 と v4.0 がサポートされるようになりました。
SKAN v3.0(iOS 14.6 以降で利用可能)では、対象のインプレッションで複数のポストバックがサポートされます。なお、対象のインプレッションとは、ユーザーがアプリをインストールし、かつ起動したインプレッションを指します。詳しくは、Apple のリリースノートをご覧ください。モバイルアプリのビッダーは、SKAN v3.0 で応答することで、このバージョンの SKAN の機能を活用できます(リクエストがこのバージョンに対応している場合)。
SKAN v4.0(iOS 16.1 以降で利用可能)では、全体的に機能が拡張されています。このため、ビッダーは Apple のリリースノートと概要を確認しておくことが推奨されます。なお、SKAN v4.0 では、従来のバージョンで使用されていた「campaign」ID ではなく、新しい「source_identifier」ID を入札レスポンスに含める必要があります。そのため、認定バイヤー プロトコルをお使いの方向けに BidResponse.ad.skan.source_identifier フィールド、oRTB プロトコルをお使いの方向けに Bid.ext.skadn.sourceidentifier フィールドがそれぞれ追加されています。「source_identifier」ID のない SKAN v4.0 の入札レスポンスは除外されます。
また、Safari 16.1 より、モバイルウェブ HTML5 バナー リクエストで SKAN v4.0 がサポートされています。SKAdNetwork のアトリビューション ドキュメントを更新し、ウェブ アトリビューションの使用に関するガイドラインを完成次第、追加する予定です。またウェブ ネイティブ フォーマットについては、今後サポートする予定です。
SKAN には下位互換性があるため、新しい v3.0 または v4.0 への対応の準備がまだできていない場合は、引き続き v2.2 で応答することをおすすめします。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
OpenRTB での構造化されたユーザー エージェントのサポート
Google では、OpenRTB 2.6 のサポートと構造化されたユーザー エージェント フィールド(BidRequest.device.sua)の提供を開始しました。追加のフィールドは 2023 年第 1 四半期にサポートされます。
2022 年第 4 四半期
2022 年 12 月 26 日のリリースノートはありません。
2022 年 12 月 12 日のリリースノートはありません。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
動画アセットが 5 秒以上表示可能に
公開オークションのインタースティシャル アプリ動画インプレッションで、ユーザーに閉じるボタンが表示されるまでに最小で 5 秒間の表示時間が設けられ、動画アセットを少なくとも 5 秒間表示できるようになりました。サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
iOS のリワードとインタースティシャル動画広告枠のインライン インストール
今週から、iOS のリワードとインタースティシャル動画広告枠でインライン インストールがサポートされるようになりました。これにより、ユーザーは元のアプリを離れることなく、広告のアプリをダウンロードできます。ビッダーは、この変更を反映させるため、Google RTB プロトコルを介してBidResponse.ad.advertised_app_id
を返す必要があります。OpenRTB プロトコルを介して統合されているビッダーは、BidResponse.seatbid.bid.bundle
フィールドでこの値を返すことができます。返されたアプリ ID は、ユーザーがアプリ インストール広告をクリックしたときに、アプリストアの掲載情報をインラインで表示するために使用されます。サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
一致していない通貨の除外
2022 年 11 月より、入札者またはアカウント設定の通貨と一致しない通貨が指定された入札レスポンスが除外されなくなります。入札レスポンスで通貨が指定されている場合、入札者またはアカウントの設定と一致しているかどうかにかかわらず、その通貨が使用されます。通貨が指定されていない場合、入札者またはアカウント設定の通貨が使用されます。リアルタイム ビッダー
プライバシー保護が強化された広告枠の入札リクエスト シグナルに対する更新
Google はユーザー エージェント文字列を一般化し、プライバシー保護が強化された広告枠の入札リクエストで IP アドレス フィールドを削除しました。今回の変更の影響を受けるプライバシー保護が強化された広告枠の例として、パーソナライズされていない広告が挙げられます。こういった追加のプライバシー保護が適用される広告枠の種類の一覧については、こちらをご覧ください。
2022 年第 3 四半期
リリースなし
2022 年 9 月 26 日のリリースノートはありません。
トラブルシューティング
Creatives API で version のサポートが終了
Creatives API でクリエイティブの version フィールドがサポート終了になりました。
ポリシー
認定バイヤーの米国のギャンブルとゲームに関するポリシーの更新
認定バイヤーのギャンブルとゲームに関するポリシーが 2022 年 9 月 12 日に更新され、米国の特定の州において、州の認可を受けたギャンブル事業体はオンライン ギャンブルを宣伝できるようになりました。
オンライン ギャンブルの宣伝が許可されている米国の州でこれらの宣伝を希望される広告主様は、更新済みのポリシーページからギャンブル関連広告の掲載許可を申請してください。
ad_block_key と tag_id による広告枠の識別を改善
一部のモバイルアプリのリクエストで、ad_block_key
と tag_id
が値 =1
を返していることが判明しました。これらのフィールドの入力率を高め、パブリッシャーの広告枠スロットをより正確に識別できるよう改善しました。
リリースなし
2022 年 8 月 15 日のリリースノートはありません。
リアルタイム ビッダー
Open Bidding でウェブ インタースティシャルが利用可能に
Open Bidding の購入者がウェブ インタースティシャル広告枠にアクセスできるようになりました。インタースティシャルは、ページビューの合間にページ全体に表示されるウェブ広告です。この広告枠で競合できるようになると、Better Ads Standards を遵守した効果の高い広告を表示する新たな機会となります。利用するには、この機能を有効にする必要があります。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
非インタースティシャル広告で SKAdNetwork 2.2 ビュースルー アトリビューションをサポート
すべての iOS 広告枠の非インタースティシャル広告について、Google RTB で SKAdNetwork ビュースルー アトリビューションがサポートされるようになりました。また iOS 15.4 以降の広告枠については、Google Mobile Ads SDK(GMA)を介して複数のアクティブ インプレッション タイマーがサポートされ、広告で同時に発生した複数のビュースルー アトリビューションに対応できるようになりました。
2022 年第 2 四半期
管理画面
Open Bidding ビッダー向けの新しいユーザー役割「広告枠管理者」
Open Bidding のビッダー アカウントのユーザー役割に「広告枠管理者」が新たに追加されました。管理者はこの役割をユーザーに付与して、パブリッシャーの承認や不承認、[トラブルシューティング] タブや [レポート] タブへのアクセスを許可できます。
この新しい役割により、Open Bidding のビッダーは、アプリ内の情報や権限を必要以上に共有することなく、早い段階から運用チームのメンバーを広告枠の管理に関与させることができます。また、チームリードに代わってパブリッシャーのオンボーディングも行えるため、プロセスを効率化できます。
リアルタイム ビッダー
Google アド マネージャーで IPv6 をサポート
アド マネージャーで IPv6 広告リクエストのエンドポイントをすべてのビッダーに送信する移行処理を開始しました。IPv4 に基づく予測と配信への影響を最小限に抑えるため、移行は数か月かけて段階的に進められます。
リアルタイム ビッダー
入札リクエストから is_default フィールドを削除
入札リクエストから CreativeEnforcementSettings.is_default フィールドが削除されます。このフィールドはこれまで、ポリシーと保護フィルタの設定がデフォルトの状態であることを示す目的で入札リクエストに含められていました。CreativeEnforcementSettings のその他の情報は今後も通常どおり渡されます。
ビッダーは引き続き入札リクエストの CreativeEnforcementSettings を読み取り、パブリッシャーがデマンドにポリシーや保護設定を適用しているかどうかを確認する必要があります。クリエイティブの要件が適用されている場合、要件を満たしていない入札レスポンスは除外されます。
動画連続配信広告の分割された入札リクエストにおける PG と PD の非正規化
テレビ コマーシャルでは、複数の広告が連続して表示されます。分割された入札リクエストでは、コマーシャル全体(3 分間など)で 1 つの入札リクエストが送信される代わりに、コマーシャルの広告ごとに個別の入札リクエストが送信されます。最適化された連続配信広告では、プログラマティック保証型取引と優先取引がそれぞれ個別の入札リクエストに分割されることがあります。こうしたデマンドソースでは、連続配信広告の 1 つの掲載位置しか落札できないためです。これにより、1 つの連続配信広告で 1 回しか落札できない取引に複数の入札リクエストが送信されるのを防いでいます。
ポリシー
認定バイヤーへのデリケートな広告枠の提供
6 月に、認定バイヤーに提供されるデリケートな広告枠の範囲が拡大される予定です。そのため、プレターゲティング設定でデリケートなカテゴリをブロックしている場合を除き、こうした広告枠からのリクエストが増える可能性があります。認定バイヤーのデリケートなカテゴリについて
リアルタイム ビッダー
Google アド マネージャーで IPv6 をサポート
2022 年 5 月より、アド マネージャーでは、すべてのビッダーを対象とした IPv6 広告リクエストのエンドポイント送信への移行を開始します。IPv4 に基づく予測と配信への影響を最小限に抑えるため、移行は数か月かけて段階的に進められます。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
非 SSL エンドポイントのサポートを終了
転送中のデータを保護するため、リアルタイム ビッダーでの非 SSL エンドポイントのサポートを終了します。非 SSL コールアウトは現在あまり使用されていないため、今回の変更による大きな影響はないと見込まれます。RTB コールアウトの保護について
Topics オリジン トライアルのテストへの参加申し込み
Google Chrome では先日、Topics オリジン トライアルを開始しました。テストへの参加を希望される認定バイヤーと Open Bidding パートナーの方は、お申し込みください。テストに参加すると、ウェブ広告枠の入札リクエストのごく一部に対して、既存のプライバシー管理設定に基づき、ユーザーのブラウザから提供されるトピック情報が送信されるようになります。
プログラマティック保証型取引でのパブリッシャー管理のクリエイティブのサポート
プログラマティック保証型取引のパブリッシャー管理のクリエイティブに対する認定バイヤーのサポートは制限付きでの提供になります。「制限付きのサポート」では、この機能の使用に統合作業が必要になる場合があります。詳しくは、アカウント担当者にお問い合わせください。
管理画面
プロポーザルで曜日と時間の設定が交渉可能に
パブリッシャーは、広告を表示する曜日または時間帯(「曜日と時間の設定」)をプロポーザルで指定できます。この設定が交渉中のプロポーザルで購入者に表示されるようになります。また、「曜日と時間の設定」を変更する場合は、再交渉と購入者の承認が必要になります。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
購入者に対してユーザーデータの収集と保存を許可できる新しいパブリッシャー管理機能
4 月 6 日より、パブリッシャーのアカウントに新しい管理機能が導入され、購入者に対して広告枠で獲得したインプレッションからユーザーデータを収集することを許可できるようになります。購入者には、新しいフィールド allow_user_data_collection = {true, false}
で、パブリッシャーが許可したかどうかが通知されます。パーソナライズされていない広告(NPA)のリクエストでは、ユーザーデータの収集は許可されません。
また、同じ日に認定バイヤー プログラムのガイドラインも更新されます。このポリシーに記載されているとおり、購入者には上記のパブリッシャーの許可設定を尊重することが求められます。パブリッシャーがデータの収集を許可した購入者は、認定バイヤーのオークションで落札したインプレッションから収集したユーザー プロファイルを使用して、第三者エクスチェンジに入札することも可能になります。このポリシーは 2022 年 5 月 11 日より施行されます。
NativeAd.click_tracking_url(s) フィールドのサポート終了
Google 認定バイヤー プロトコルの NativeAd フィールドの click_tracking_url(s)
は、2022 年第 2 四半期末までにサポートを終了します。今後、ビッダーは Ad
フィールドを使用して、ネイティブ広告とプログラマティック保証型(PG)取引のクリック トラッキング URL を指定できます。OpenRTB プロトコルでは、NativeAd
フィールドを引き続き使用できます。
日本の改正個人情報保護法(APPI)が 2022 年 4 月 1 日に施行
2020 年 6 月、個人情報保護法が改正されました。また、改正個人情報保護法は 2022 年 4 月 1 日に施行されました。
改正個人情報保護法には、日本国内のユーザーの「個人関連情報」(「PRI」)の処理に関する規則が含まれます。改正個人情報保護法が施行されると、企業が日本国内のユーザーの PRI を「個人情報」に関連付ける可能性が高い第三者に提供する際、企業は、データの受領者がデータを処理することについてデータ主体から同意を得て記録していることを、データの受領者に確認することが義務付けられます。PRI は通常、それ自体は特定の個人を識別しない識別子(Cookie ID など)によって収集され、(個人情報保護法で定義される)個人データと関連付けられる形で保存されることはありません。
Google プラットフォームで提供されるサービスの利用に関連して、日本国内のユーザーに関する PRI(ポリシーでは「個人を特定できないユーザー情報」と呼ばれます)を Google から受け取る場合は、その PRI を、個人を特定できる情報と統合することは禁止されます。ただし、こうした処理に先立ち、PRI を提供するユーザーから法律で義務付けられた同意を得ており、処理に関する正確かつ完全な情報を Google データ保護規約のトラブルシューティングを介して Google に提供している場合は、この限りではありません。
PRI の取り扱いは改正個人情報保護法とプラットフォーム プログラム ポリシーの要件に沿って行われる必要があります。
2022 年第 1 四半期
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
Open Bidding の半匿名 URL の取り扱いの変更
Open Bidding の半匿名 URL の取り扱いが変更されました。これまで、Open Bidding に参加しているエクスチェンジへのリクエストには半匿名が適用されていませんでした。すべてのプログラマティック デマンドに対して半匿名が適用されるようになりました。
サービスやヘルプセンターに関するその他の更新
FLEDGE オリジン トライアルのテストへの参加募集
Google Chrome では数か月以内に FLEDGE オリジン トライアルを開始する予定です。Google は現在、認定バイヤーの皆様に、アド マネージャーの広告枠で FLEDGE オリジン トライアルを試していただけるよう取り組んでいます。ぜひテストにご参加いただき、学びの機会を共有していただければ幸いです。FLEDGE オリジン トライアルへの参加を希望される場合は、こちらのフォームからお申し込みください。
管理画面
認定バイヤーと Open Bidding のレポートページのデザインを一新
認定バイヤーと Open Bidding プラットフォームの [レポート] タブのデザインが新しくなりました。今回の更新により、ツール操作のワークフローが変わる可能性がありますが、レポートツールの機能は変わりません。