アナリティクスにデータをアップロードするには、事前に適切なタイプのデータセットを作成して、そのデータを保存、管理しておく必要があります。
この記事の内容:詳細な手順
以下の手順で、インポートしたデータとプロパティをどのように結合するかを決めるスキーマと設定を定義します。
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] をクリックして、データをアップロードするプロパティに移動します。
- [プロパティ] 列で [データのインポート] をクリックして、データセットのページを表示します。
- [作成] をクリックします。
- データセットのタイプを選択します(例: 「費用データ」)
- データ ソースに名前を付けます(例: 「広告ネットワークのデータ」)。
- データを表示するビューを選択します(複数可)。
- キーおよびターゲット ディメンションを選択してデータセット スキーマを定義します。
- 処理方法に [上書き] を選択します。
- [保存] をクリックします。
データセットの必須要素
クリックしてデータセットに関する用語と概念の概要をご確認ください。
「データセット」は、アナリティクスにアップロードするデータを保存するコンテナです。
「データセットのタイプ」は、インポートするデータのタイプに対応しています。たとえば、データセットのタイプには、ユーザーデータ、費用データ、コンテンツ データなどがあります。
スキーマとは、アップロードするデータとヒットの既存データを結合する構造のことです。スキーマは、キーとインポート ディメンション(または指標)で構成されます。
キーは、アップロードしたデータと既存のヒットのマッチングに使用されます。インポート ディメンション(または指標)は、アップロードしている追加のデータを受信します。
データセットのタイプは、使用可能なディメンションと指標のリストを決定します。
スキーマで使用されるカスタム ディメンションや指標はすべて、データセットを作成する前に作成する必要があります。
[インポートの処理方法] / [ヒットデータの上書き]で、重複するキー値の処理方法を指定します。オプションは、データセットのタイプによって異なります。
費用データ
以前にインポートしたデータと一致するキーがあるデータをインポートする場合、[インポートの処理方法] セクションで [合計] オプションを選択すると、新しいデータは古いデータに追加されます。[上書き] オプションを選択すると、以前のデータは新しいデータで上書きされます。
その他のデータセットのタイプ
アナリティクスで収集されたヒットデータとすでに結合しているデータをインポートする場合、「ヒットデータの上書き」で [はい] を選択すると、収集されたデータはインポートしたデータで上書きされます。[いいえ] を選択すると、収集されたデータが優先されて、アップロードしたデータが破棄されます。
Management API ユーザーへの注記
Management API を使用してデータをインポートするには、固有のデータセット ID (以前のカスタム データ ソース ID)が必要です。データセット ID は、データセットのページに列として表示されます。データセットの編集ページにある [カスタム データ ソース ID(API ユーザー用)を取得] ボタンを使用することもできます。
Analytics API を使ったデータのインポートに関する詳細