- Google アナリティクス 4 でユニバーサル アナリティクスのオーディエンスを再作成する方法については、[UA→GA4] ユニバーサル アナリティクスのオーディエンスを再作成するをご覧ください。
- Google アナリティクス 4 でオーディエンスを作成、編集、アーカイブする方法については、[GA4] オーディエンスの作成、編集、アーカイブをご覧ください。
- Google アナリティクス 4 のオーディエンスの例と作成方法については、[GA4] Google アナリティクス 4 のオーディエンスの例と作成方法をご覧ください。
Google アナリティクスのリマーケティング オーディエンスが Google 広告またはディスプレイ&ビデオ 360 キャンペーンにエクスポートされた場合、これらのオーディエンスは通常、少なくとも 1 日に 1 回更新されます。オーディエンスに対して 365 日を超える期間広告を表示しなかった場合、オーディエンスの更新頻度は 30 日に 1 回に減ります。
有効なキャンペーンでこれらのオーディエンスを使用するか、新しいリマーケティング リストを作成すると、更新頻度は 1 日に 1 回に戻ります。
Google オプティマイズにエクスポートされたオーディエンスは、テストでオーディエンスを使用しているかどうかにかかわらず、毎日更新されます。
アナリティクス チームが開発した事前設定オーディエンスはさまざまなユースケースで使用できますが、新しいオーディエンスを作成することもできます。オーディエンスは始めから作成することも、既存のセグメントをベースに作成することも可能です。オーディエンスを作成すると、選択したアカウントですぐに、キャンペーンに適用したりテストで使用したりできます。
この記事の内容:前提条件
- オーディエンスを作成するには、そのプロパティの編集者のロールが必要です。
- 「セッション日」ディメンションに基づいてオーディエンスを作成する場合は、データを取得するセッションの日付の少なくとも 5 日前までにオーディエンスを公開する必要があります。アナリティクスでは、検索広告およびディスプレイ広告向けのオーディエンスは最長 30 日分のデータを基にバックフィルされますが、「セッション日」に基づくオーディエンスはバックフィルされません。
制限事項
- 1 つのプロパティに作成できるオーディエンスは最大 2,000 個までです。
- アナリティクス プロパティ 1 つに適用できるオーディエンスの数は、アナリティクス 360 の場合は最大 50 個、通常版のアナリティクスの場合は最大 20 個までです。
- オプティマイズやアナリティクスなどの広告以外の目的に使用しているアカウントの場合は、オーディエンスの適用上限はありません。
- オーディエンスは、最大 10 個の広告アカウント(Google 広告クライアント センター(MCC)アカウント、Google 広告配信中アカウント、ディスプレイ&ビデオ 360 など)に 1 つずつ、またはまとめて適用できます。MCC アカウントはこの 10 個のうちのひとつとしてカウントされますが、その MCC アカウントのすべての子アカウントにオーディエンスを適用できます。
ユニバーサル アナリティクスのオーディエンスは、検索広告 360 とキャンペーン マネージャー 360 には適用できません。
オーディエンスを作成する
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] をクリックして、オーディエンスを作成するプロパティに移動します。
- [プロパティ] 列で [ユーザー定義] > [オーディエンス] の順にクリックします。
- [+ 新しいオーディエンス] をクリックします
新しいオーディエンスの設定オプション - デフォルトでは、新しいオーディエンスは、レポートビューに表示されているデータに基づいて作成されます。レポートビューから除外されているユーザーは、オーディエンスからも除外されます。
レポートビューを変更するには、[編集] をクリックして新しいビューを選択してから、[次のステップ] をクリックします。 - オーディエンス定義を選択する場合、次の 3 つの選択肢があります。
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事前設定されたオーディエンスを選択してください
事前設定されたオーディエンスの定義には、以下のようなものがあります。- スマートリスト: Google が自動的にオーディエンスを管理します。
- すべてのユーザー: 広告 Cookie かモバイル広告 ID をすでに持っている、サイトやアプリのすべてのユーザーです。
- 新しいユーザー: サイトやアプリで 1 回だけセッションを行ったユーザーです。
- リピーター: サイトまたはアプリでセッションを複数回行ったユーザーです。
- サイト / アプリ内の特定のセクションを訪問したユーザー: 編集アイコンをクリックし、サイトのページまたはディレクトリの URL かアプリ画面の URL を入力します。このオプションでは、「含む」マッチタイプを使用して、ここで入力された文字列を含む URL と照合します。
サイトやアプリに 1,000 個以上のページまたは画面の URL がある場合は、テキストの入力に合わせて、最初の 1,000 個の中から一致する URL のみが表示されます。最初の 1,000 個の中に一致する URL がない場合は、何も表示されません。その場合は、ブラウザやスプレッドシートなどから URL をコピーして貼り付けることもできます。 - コンバージョンを達成したユーザー: 編集アイコンをクリックし、メニューから目標を選択します。このタイプを選択するには、アナリティクスの目標を事前に設定しておく必要があります。
- トランザクションを完了したユーザー: これはトランザクション数が 0 より多いすべてのユーザーを対象とするよう事前設定されています。
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新しいオーディエンス定義を作成する
おすすめのオーディエンスを使用しない場合は、[新規作成] をクリックして定義するセグメントに基づいて新しいオーディエンスを作成することができます。作成したオーディエンスをご覧ください。
オーディエンス作成ツール、フィルタなし オーディエンスの設定が完了したら、[適用] をクリックします。
オーディエンスの定義 オーディエンス設定に除外条件が設定されている場合は、追加のチェックボックスが表示され、オーディエンスからユーザーを一時的に削除するか、完全に削除するか選択することができます。詳細
オーディエンスの定義にユーザー単位のフィルタが含まれる場合、[ルックバック日数] オプションが表示されます。[ルックバック日数] とは、過去何日間までを参照対象とするかを指定するオプションで、その期間中の任意の時点でオーディエンスの条件を満たしていたユーザーが、次にサイトでセッションを開始すると、その時点でリストに追加されます。
詳しくは、フィルタ評価の仕組みをご参照ください。
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セグメントをインポートする
セグメントをインポートして、これを基にオーディエンスを作成することができます。オーディエンスを定義する際に、[セグメントをインポート] をクリックして、現在のプロパティで使用可能なセグメントから選択します。
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- オーディエンスの名前を入力してから、[次のステップ] をクリックします。
- [オーディエンスの公開先] で [公開先を追加] メニューを使用して、オーディエンスを使用するアカウントを選択します。公開先として選択できるのは、Google 検索やディスプレイ広告(Google 広告ディスプレイ、Google 広告 RLSA、ディスプレイ&ビデオ 360、Google アド マネージャーなど)のほか、オーディエンスを使用してテストやカスタマイズを行う Google オプティマイズなどのサービスとアナリティクスです。Google 広告クライアント センター(MCC)アカウントをお持ちの場合、そのアカウントも Google 広告アカウントとして選択できます。
年齢、性別、またはインタレスト カテゴリのディメンションを含むオーディエンスは、Google 広告(ディスプレイ)とアナリティクスでのみ公開できます。
シーケンスが含まれているオーディエンスをアナリティクスで公開することはできません。 - [OK] をクリックしてから [公開] をクリックします。
ディスプレイ ネットワーク向けの新しいオーディエンスを作成すると、過去 30 日間のデータが自動入力され、24~48 時間以内にそのオーディエンスが利用できるようになります。30 日間分のデータがない場合は、入手できるだけのデータが使用されます。アナリティクスでは、検索ユーザーのオーディエンスを事前入力することはできません。
また、クエリタイム インポートを使用する場合、新しいクエリタイム インポート スキーマを追加するたびに、または新しいクエリタイム インポート データが利用可能になるたびに、オーディエンスがバックフィルされます。
オーディエンスを編集する
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] をクリックして、オーディエンスを編集するプロパティに移動します。
- [プロパティ] 列で [ユーザー定義] > [オーディエンス] の順にクリックします。
- 既存のオーディエンスの一覧で、編集するオーディエンスの名前をクリックします。
- [オーディエンスのソース]、[オーディエンスの定義]、または [オーディエンスの公開先] の [編集] をクリックします。
ソース(レポートビュー)または定義を編集すると、その後は新しいソースまたは定義に基づいてユーザーが追加されます。以前のソースまたは定義で追加された既存のユーザーは、有効期間が終了するまでオーディエンスに残ります。
公開先を編集する場合は、公開先別のオーディエンスを閉じて、そのリストへのユーザーの追加を停止することができます。後でオーディエンスをもう一度編集すると、公開先に対応するオーディエンスが再度開きます。
オーディエンスを閉じる、削除する、再度開く
オーディエンスを閉じると、そのオーディエンスにはユーザーが追加されなくなります。ただし、そのオーディエンスのユーザーに対しては、有効期間が切れるまで広告が配信されます。
オーディエンスを削除すると、すべての公開先から削除され、そのオーディエンスのメンバーにはオーディエンスの条件に従って広告が配信されなくなります。
オーディエンスを編集すると、公開先別のオーディエンスを閉じることができます。
すべての公開先のオーディエンスを一度に閉じるには:
- オーディエンスを開いて編集した後、右下の [オーディエンスを閉じる] をクリックします。
オーディエンスを削除するには:
- すべての公開先のオーディエンスを閉じてから、右下の [オーディエンスを削除] をクリックします。
すべての公開先のオーディエンスを再度開くには:
- オーディエンスを開いて編集した後、公開先ごとのオーディエンスを開きます。
オーディエンスと Management API
Google アナリティクス Management API を利用すれば、プログラミングによってオーディエンスを作成、編集することができます。詳細