[GA4] Google アナリティクス 4 でコンバージョンをセットアップする方法

ユーザーにウェブサイトの特定のページが表示されたときにコンバージョンが記録されるようにします(以前の URL へのアクセスの目標)

このチュートリアルでは次のことを説明します。

  • ユーザーにウェブサイトの確認ページ(または指定したその他のページ)が表示されるたびにコンバージョンが記録されるようにする方法
  • Google アナリティクスでコンバージョン データを確認できる場所

コンバージョンについて詳しくは、Google アナリティクスのコンバージョンについてをご覧ください。

詳しくは、次の短い動画(54 秒)をご覧ください。確認ページが表示されるたびにコンバージョンが記録されるようにする方法と、Google アナリティクスでコンバージョン データを確認する方法をご紹介しています。

 

概要

ユーザーがウェブサイトのページにアクセスするたびに、page_view イベントが Google アナリティクスに送信されます。このイベントによってすべてのページビューが測定されるため、page_view イベントにはコンバージョンとしてマークを付けないでください。マークを付けると、すべてのページビューがコンバージョンとして扱われます。

代わりに、page_view イベントを使用して、ユーザーがウェブサイトの特定のページを閲覧するたびに測定する別のイベントを作成する必要があります。このチュートリアルでは、ユーザーに URL「http://www.examplestore.com/contact-us-submitted」の確認ページが表示された際に測定する方法について説明します。

コンバージョンを設定する

ステップ 1: 確認ページのイベントを作成する

ユーザーに確認ページが表示されるたびにコンバージョンが記録されるようにするには、まず page_view イベントを使用して別のイベントを作成します。ここでは、推奨イベントである generate_lead を使用します。最新のアナリティクス機能を活用できるよう、可能な限りカスタム イベントではなく推奨イベントを使用することをおすすめします。

  1. [管理] の [データの表示] で、[イベント] をクリックします。
  2. [イベントを作成]、[作成] の順にクリックします。
    [イベントを作成] ボタンが表示されない場合は、イベントを作成する権限がありません。
  3. [カスタム イベント名] に、イベントの名前を入力します。この例では「generate_lead」と入力します。
  4. [一致する条件] で、最初の一致条件を入力します。この例では「event_name 次と等しい page_view」となるよう入力します。
  5. [条件を追加] をクリックします。
  6. 2 番目の一致条件を入力します。この例では「page_location 次と等しい https://www.example.com/contact-us-submitted」となるよう入力します。
    「generate_lead」を設定する手順の途中を示すスクリーンショット。
  7. [パラメータ設定] セクションで [修正を追加] をクリックします。推奨イベントを使用しているため、各必須パラメータを定義する必要があります。定義しないと、Google アナリティクスではこのイベントがカスタム イベントとして扱われます。
  8. この例では、最初の行に、パラメータ「value」と値「100」を入力して、見込み顧客の値を定義します。
  9. この例では、2 行目に、パラメータ「currency」と値「USD」を入力します。
  10. [作成] をクリックします。

ステップ 2: イベントにコンバージョンとしてマークを付ける

作成された新しいイベントは、アナリティクスでまだコンバージョンとして扱われていないため、事前にコンバージョンとしてマークを付ける必要があります。

  1. [管理] の [データの表示] で、[コンバージョン] をクリックします。
  2. [新しいコンバージョン イベント] をクリックします。
  3. 新しいイベントの名前「generate_lead」を入力します。

コンバージョン イベントを確認する

イベントにコンバージョンとしてマークを付けてから、その設定が適用されるまでに数分から数時間かかることがあります。

イベントに設定が適用されたら、ウェブサイトの確認ページに移動します。次に、リアルタイム レポートの [コンバージョン(イベント名)] カードに移動し、「generate_lead」を探します。カードにこのイベントが表示されると、アナリティクスでこのイベントがコンバージョンとして扱われていることになります。

リアルタイム レポートの [コンバージョン(イベント名)] カードで「generate_lead」を表示したスクリーンショット。

コンバージョンに関するレポートを作成する

[コンバージョン] レポートでは、すべてのコンバージョンを簡単に確認できます。[コンバージョン] レポートには、最も頻繁に発生しているコンバージョン アクション、各アクションを行なったユーザーの数、各アクションに関連付けられた収益などが表示されます。デフォルトのコンバージョンのカウント方法では、イベントごとに 1 回のコンバージョンがカウントされます。

レポートでイベント名をクリックすると、そのイベントがトリガーされた回数(イベント数)や最近トリガーされた回数(過去 30 分間のイベント数)など、イベントの詳細情報を確認できます。

[コンバージョン] レポートのスクリーンショット。

次に、[ユーザー獲得] レポートにアクセスし、[コンバージョン] のプルダウンで [generate_lead] を選択します。プルダウンから目的のコンバージョン イベントを選択すると、最も多くのコンバージョンが発生したユーザーの最初のセッションに関連付けられているデフォルト チャネル グループを確認できます。[コンバージョン] 指標は、他のほとんどのレポートでも使用できます。

コンバージョン列がハイライト表示された [ユーザー獲得] レポートのスクリーンショット。

最後に、[広告] の [コンバージョン経路] レポートに移動します。[コンバージョン経路] レポートは、ユーザーのコンバージョン経路、および異なるアトリビューション モデルごとに経路にどのように貢献度が割り当てられるかを理解するために役立ちます。

コンバージョン イベントのプルダウンがハイライト表示された [コンバージョン経路] レポートのスクリーンショット。

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