[UA] 目標を作成、編集、共有する

この記事では、ユニバーサル アナリティクスの目標の作成、編集、他のユーザーとの共有について説明します。Google アナリティクス 4 に関する同様の情報については、以下のリソースをご覧ください。

この記事で説明するタスクを行ったり、機能を使用したりするには、ビューレベルの編集者の役割が必要です。

この記事の内容:
Add new goal

新しい目標を作成する

目標に移動するには:

  1. Google アナリティクスにログインします。
  2. [管理] をクリックし、目的のビューに移動します。
  3. [ビュー] 列で [目標] をクリックします。
  4. [+ 新しい目標] をクリックして新しい目標を作成するか、[ギャラリーからインポート] をクリックしてから、既存の目標をクリックしてその設定を編集します。

    : 現在のビューですでに最大 20 個の目標が作成されている場合は、[+ 新しい目標] と [ギャラリーからインポート] のどちらも表示されません。

目標を作成する 3 つの基本的な方法:

  • 目標のテンプレートを使用する
  • カスタムの目標を作成する
  • スマートゴールを作成する
Goal template

方法 1: テンプレートから目標を作成する

新しい目標を作成する(前述のステップ)の後に次を行います。

  1. リストからテンプレートを選びます。
  2. [次のステップ] をクリックして、目標の設定を続けます。

目標テンプレートは、標準的なビジネス目標を参考に具体的な目標を設定するのに便利です。テンプレートの欄は自由に編集できます。編集が完了したら目標を保存します。目標のカテゴリ([収益]、[集客]、[問い合わせ]、[エンゲージメント])は、目標テンプレートの達成によって実現される、さらに大きなビジネス目標です。こうしたツールを利用すると、具体的な目標を立てることができます。コンテンツに対するユーザーの関わり方について詳細に把握できるよう、カテゴリごとに少なくとも 1 つの目標を設定しましょう。なお、こうしたカテゴリがデータやレポートに影響することはありません。

テンプレートが表示されない場合: 目標テンプレートは、それぞれの業種(自動車、エンターテインメントなど)に合わせてカスタマイズされています。アカウントで業種を選択しない場合は、テンプレートが無効になります。販売する商品やサービスに適したテンプレートを取得するには、プロパティを編集して業種を選択し、変更を保存します。

Custom Goal

方法 2: カスタムの目標を作成する

新しい目標を作成する(前述のステップ)の後に次を行います。

  1. オプションのリストから [カスタム] を選択します。
  2. [続行] をクリックして、目標の [タイプ] を選択します。
  3. [次のステップ] をクリックして、目標の設定を続けます。

カスタムの目標について詳しくは、後述の目標タイプをご覧ください。

方法 3: スマートゴール

アカウントが条件を満たしている場合は、スマートゴールを選択することもできます。新しい目標を作成する(前述のステップ)の後に次を行います。

  1. [スマートゴール] を選択します(利用可能な場合)。
  2. [次のステップ] をクリックして、目標の設定を続けます。

詳しくは、スマートゴールをご覧ください。

目標の設定オプション

目標タイプ

目標についてで説明されているとおり、目標として測定するユーザー行動の種類に応じてさまざまな目標タイプがあります。テンプレートをご利用の場合は、最適なタイプが提示されます。カスタムの目標を設定する場合は、トラッキングするユーザー行動に最もよく当てはまる目標タイプを選択してください。以下のセクションを展開して、各目標タイプの詳細をご覧ください。

「到達ページ」の詳細

「到達ページ」を使うと、ページビューやスクリーンビューをコンバージョンとしてカウントします。アプリのスクリーン名またはウェブページの URL を [到達ページ] 欄に入力します。マッチタイプに [等しい]、[先頭が一致]、[正規表現] のいずれかを選択します。

Goal funnel

「ファネル」は、特定の到達ページへのアクセスにユーザーを導いた経路を表しています。最終的な目標ページに到達する前にユーザーがアクセスするスクリーンまたはページを指定する場合は、[ファネル] をオンにします。ファネルのステップごとに [+ 別のステップを追加] をクリックして、ページ名やアプリのスクリーン名を [到達ページ] 欄と同じように入力します。

ファネルのステップには、「到達ページ」と同じマッチタイプを使用してください。たとえば、「到達ページ」に正規表現を指定した場合は、ファネルのすべてのステップで同じ正規表現を使用してください。

「滞在時間」の詳細

最低限のセッション継続時間をコンバージョンとしてカウントすることでユーザー エンゲージメントを測定します。[時間]、[]、[] 項目で、コンバージョンとしてカウントする最低限のセッション継続時間を指定します。ここで指定した時間よりも長いセッションがコンバージョンに至ったと見なされます。

「イベント」目標の詳細
Event Goal

サイトやアプリでの操作をコンバージョンとしてカウントします。「イベント」目標を使用するには、イベントを 1 つ以上設定する必要があります。[イベント条件] を使用してイベントの要素を設定します。イベントの詳細

「ページビュー数 / スクリーン ビュー数(セッションあたり)」の詳細

「セッションあたりのページビューやスクリーンビュー」の数を目標に設定することでユーザー エンゲージメントを測定します。ユーザーがここで指定した数よりも多くページやスクリーンにアクセスした場合、コンバージョンに至ったと見なされます。

スマートゴールを設定する

スマートゴールについては、追加で設定を行う必要はありません。アカウントが要件を満たしている場合、目標タイプのリストから [スマートゴール] を選択し、目標の名前を指定するだけです(これが「スマートゴール」と呼ばれる理由です)。

Goal value

目標値

目標に金額を割り当てることで、コンバージョンの比較、サイトまたはアプリの変化や向上の測定が可能になります。目標値はスマートゴール以外のすべての目標で、設定の作業中に割り当てることができます。イベントタイプの目標や e コマース トラッキングの目標を設定する場合は、特別な配慮が必要です。以下のセクションを展開して、考慮事項をご覧ください。

「イベント」目標での値

「イベント」タイプの目標値の 2 つの設定方法:

  • 目標値としてイベント値を使用する。イベント トラッキング コードで定義した値であれば目標値として使用できます。設定によっては、金額以外の値になる場合もあります。イベント値を定義していない場合は、目標値は空白になります。目標値としてイベント値を使用する場合は、設定の [コンバージョンの目標値としてイベント値を使用] オプションで [はい] を選択します。
  • 目標値を使用する。他の目標タイプで目標値を設定する場合とほぼ同じになります。[コンバージョンの目標値としてイベント値を使用] オプションで [いいえ] を選択して、値を入力します。
e コマース トラッキングでの目標値

e コマース トラッキング コードを使ってトランザクションと購入もトラッキングしている場合は、目標値を空白にします。

トランザクションの値は、ショッピング カートの e コマース トラッキング コードから取得できます。

目標に関する情報(達成した目標数、ファネルのステップ数、目標を達成したセッション数など)が、目標レポートに表示されます。

目標値の通貨はビュー設定で変更できます。

Verify Goal

目標を確認する

[この目標を確認] をクリックして目標の設定をテストします。過去 7 日間のデータを基に、この目標で達成されるコンバージョン率が計算されます。

このテストは、実際のコンバージョン データではなく、アカウントのデータに基づいて実施されます。目標の成果を予想するものではありませんのでご注意ください。

目標を修正、編集する

設定中に目標に修正を加えたい場合、修正したステップの横にある [編集] をクリックします。

既存の目標を編集する場合は、目標リストで目標名をクリックして、手順に沿って設定し直します。

目標に移動する方法
Edit Goals

目標に移動するには:

  1. Google アナリティクスにログインします。
  2. [管理] をクリックし、目的のビューに移動します。
  3. [ビュー] 列で [目標] をクリックします。
  4. 既存の目標の名前をクリックして、設定を編集します。
Goal recording

記録ステータス

目標を作成すると直ちにデータの記録が開始されます。目標を一時停止するには、[記録中] を [オフ] に切り替えます。オフにすると、目標のデータは記録されなくなります。

目標の記録ステータスを変更するには:

目標のコンバージョンはデータ処理中にカウントされ適用されるので、目標を削除することはできません。目標が適切でなくなり使用しなくなった場合は、削除する代わりに記録ステータスをオフにします。

  1. 目標に移動します。
  2. 変更する目標を見つけます。
  3. [記録中] を [オン] または [オフ] にします。

目標を共有、インポートする

目標を作成して保存したら、マイレポート一覧、セグメント、チャネル グループなどのアセットと同様、別のアナリティクス ユーザーと共有できます。

アセットを共有すると設定だけが共有され、データそのものは共有されません。

アセットの共有に関する詳細

ソリューション ギャラリーから目標をインポートする

自分で目標を作成する代わりに、ソリューション ギャラリーからインポートすることもできます。ソリューション ギャラリーからアカウントにインポートされるのは、目標のテンプレートだけです。この目標はインポート先のアナリティクス アカウントのコンバージョンをトラッキングするのに使用されます(目標の作成者のコンバージョン データをトラッキングするわけではありません)。

ソリューション ギャラリーの詳細

目標に関する問題のトラブルシューティング

目標をうまく設定できない場合は、目標設定のトラブルシューティングを利用して問題を特定し、適切に解決してください。

目標、トランザクション、Google 広告のコンバージョンのデータが一致しない場合は、不一致のトラブルシューティングを利用して問題を特定し、適切に解決してください。

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