詳しくは、AdMob で指標を引き続き収集する方法をご覧ください。
この記事では、ユーザーに関する指標カードの概要について説明します。このカードには、選択したアプリ内でのユーザー行動の集計データが示されます。推定収益のデータは複数のソースから取得される可能性があります。各指標の横には折れ線グラフが表示され、値の推移を把握できます。
ユーザーに関する指標カードは、アプリ概要ダッシュボードで確認できます。
このカードに含まれる指標
- アクティブ ユーザーあたりのセッション数: アクティブ ユーザー(AU)あたりの平均セッション数です。セッションは、アプリがデバイスのフォアグラウンドで動作するたびにカウントされます。アプリがバックグラウンドに移動するか、ユーザーが操作をしない状態で 30 分経過すると、セッション終了と見なされます。
- 平均セッション継続時間: 選択した期間に行われた操作の合計回数を、セッション数で割った値です。
- 広告の表示時間 / セッション: 指定期間中に広告が表示されていた時間の合計を、同期間のエンゲージメントの合計で割った値です。
- アクティブ ユーザー(AU): アプリを起動したユニーク ユーザーの数です。アクティブ ユーザーは、日付別に集計された場合は DAU(1 日のアクティブ ユーザー)とも呼ばれます。
- 全体的な ARPU: ユーザーあたりの平均収益額(ARPU)です。推定収益データには、アプリ内購入、e コマース、サブスクリプション、および広告による収益が含まれます。
注: ecommerce_purchase を送信するには、Google アナリティクス向けの Firebase SDK をインストールしてください。
Android の in_app_purchase イベントの場合は、アプリを Firebase にリンクし、次にアプリを Google Play にリンクします。iOS ユーザーの場合、in_app_purchase イベントは自動的に送信されます。
- 全体的な ARPPU: 有料ユーザーあたりの平均収益額(ARPPU)とは、購入イベントを発生させたアクティブ ユーザー 1 人あたりの購入収益額です。推定収益データには、アプリ内購入、e コマース、サブスクリプション、および広告による収益が含まれます。
注: ecommerce_purchase を送信するには、Google アナリティクス向けの Firebase SDK をインストールしてください。
Android の in_app_purchase イベントの場合は、アプリを Firebase にリンクし、次にアプリを Google Play にリンクします。iOS ユーザーの場合、in_app_purchase イベントは自動的に送信されます。
- 定着率: 指定期間の前半にアプリをインストールして、後半にアプリに再度アクセスしたユーザーの割合です。
ユーザーに関する指標のトラブルシューティング
ユーザーに関する指標カードのデータがすべてゼロになっている場合:
- Google アナリティクス用の Firebase SDK(Android、iOS)を使用しており、アプリを Firebase にリンクしていることを確認します。
- アプリの実装が Google Developers スタートガイド(Android、iOS)の手順に沿って正しく行われていることを確認しましょう。
- 既存のプロジェクトにリンクして新しいアプリを作成するオプションを選択すると、そのアプリのユーザーに関する指標の履歴データが失われます。詳しくは、アプリを Firebase にリンクするをご覧ください。