アド マネージャーでは、最終的に確定するまで、さまざまな方法でキャンペーンの交渉を行うことができます。この記事では、これらの方法とその用語について説明します。
- [プログラマティック] 列と [従来の取引] 列は、当事者(購入者と販売者)が取引や交渉を行う方法を示しています。
- [保証型キャンペーン] 行と [非保証型キャンペーン] 行は、当事者間の契約の種類を示しています。
取引の種類
プログラマティック |
従来の取引 |
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保証型キャンペーン広告枠の予約あり |
スポンサーシップ 標準 「プログラマティック保証型取引」は、上記の広告申込情報タイプのいずれかを指します。プログラマティック保証型取引の広告申込情報について |
スポンサーシップ 標準 |
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非保証型キャンペーン広告枠の予約なし |
優先取引
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価格優先 ネットワーク バルク |
Google は、デジタル広告枠の販売に関するパブリッシャーと第三者 SSP の契約に関与せず、当事者間の利用規約や価格設定ルールの交渉を制限することはありません。
自社広告申込情報とクリック トラッキング広告申込情報(クリック トラッキング専用)
自社広告申込情報とクリック トラッキング広告申込情報は、購入者との取引を表すものではありません。
- 自社広告申込情報は通常、自社の任意の商品やサービスを宣伝するために使用され、収益は発生しません。自社広告申込情報について
- クリック トラッキング広告申込情報は、ウェブサイトやアプリにアクセスしたユーザーが特定のリンクをクリックした回数を示す仕組みです。広告は配信されず、収益も発生しません。クリック トラッキング広告申込情報について
用語の解説
さまざまな取引や取引タイプを表す用語があります。以下で解説します。
用語またはフレーズ | 使用方法 |
---|---|
間接販売 |
取引の特徴は次のとおりです。
この取引で直接交渉は行われません。 |
直接販売 |
取引の交渉は、お客様と 1 人の購入者の間で(1 対 1 の関係で)行われます。 特定の価格は交渉済みの条件の一部であり、特定の広告枠にも適用されます。ただし、取引に応じて、購入者のために広告枠が予約される場合と予約されない場合があります。 |
プログラマティックと従来の取引 |
従来の取引 条件は、アド マネージャー以外(メール、スプレッドシート、PDF など)で交渉、確定されます。詳細はオーダーと広告申込情報に手動で入力され、クリエイティブはアド マネージャーを使って手動でアップロードまたは管理されます。請求やお支払い、調整はすべて手動で行います。 従来のキャンペーンはすべて直接販売です。 プログラマティック取引 プログラマティック取引は自動化されています。取引はシステムで(オークションで)確定され、クリエイティブは手動で管理することなく配信されます。販売者がクリエイティブのホスト先となり、取引が完了すると、アド マネージャーでクリエイティブが呼び出されます。 プログラマティック直接取引 これまでは、プログラマティック取引は常にオークション方式の間接販売で行われていました。お客様と複数の購入者という 1 対多の関係であり、オークション イベント以外の条件はありませんでした。 ただし、プログラマティック直接取引では、プログラマティック技術によって直接販売キャンペーンの交渉を行うことができます。 条件はアド マネージャーの内部で自動的に交渉され、確定されます。クリエイティブは購入者がホスト、管理します。請求やお支払い、調整はすべて Google によって自動的に処理されます。 |
プログラマティック保証型取引 |
プログラマティック直接取引機能の標準またはスポンサーシップのプロポーザル広告申込情報を指します。 プログラマティック直接取引では、非保証型(未予約の広告枠)の広告申込情報タイプである優先取引について交渉することもできます。 |
保証型と非保証型の違い |
お客様と購入者の契約の種類を表します。非保証型キャンペーンは、契約で配信が保証されません。保証型キャンペーンは、購入者と交渉した条件に基づいて、契約で配信が保証されます。 |