サイト運営者およびパブリッシャーの方が、Google の更新版 EU ユーザーの同意ポリシーに沿って欧州経済領域のユーザーから同意を取得するには、いくつかの方法があります。
1. 独自の同意取得ソリューションを開発する
- アド マネージャーにログインし、使用する広告技術プロバイダ(ATP)を選択します。
- GPT API を使用して、ページ読み込み時の広告の読み込みを一時停止します(
disableInitialLoad()
)。 - 同意取得ツールを起動して、Google と選択した ATP についての同意を求めます。
- ユーザーがパーソナライズド広告の配信に同意した場合 - 広告の読み込みを再開する(
refresh()
) - ユーザーがパーソナライズされていない広告の配信に同意した場合 - パーソナライズされていない広告を読み込む(
setRequestNonPersonalizedAds(1) + refresh()
) - ユーザーが Google からの広告配信に同意しなかった場合 - Google への広告呼び出しを行わない
- ユーザーがパーソナライズド広告の配信に同意した場合 - 広告の読み込みを再開する(
詳しくは、Google サイト運営者広告タグにおける広告のパーソナライズ設定のヘルプページをご覧ください。
2. ファンディング チョイス(ベータ版)を使用する
- アド マネージャーにログインし、使用する広告技術プロバイダ(ATP)を選択します。
- ファンディング チョイスにログインし、ネットワーク コードを入力します。
- ページにファンディング チョイスのタグを設定します。
- Google のタグは、広告技術プロバイダの設定を使用します。
- Google 以外のタグについては、ファンディング チョイス API を使用できます。
詳しくは、ファンディング チョイスのヘルプページをご覧ください。
3. IAB のフレームワークを使用する
Google は IAB Transparency & Consent Framework(TCF: 透明性と同意に関するフレームワーク)との統合がまだ完了していません。この数か月間にわたり Google は IAB Europe と協力して、Google のサービスとポリシーが TCF に適合したものとなるよう作業を進め、技術的統合の完成を目指しています。
Google の IAB 統合が完了するまでは、サイト運営者およびパブリッシャーの方が ATP 設定画面で選択した ATP のパーソナライズド広告が表示されます。サイト運営者およびパブリッシャーの方は、引き続きアド マネージャーの管理画面で、広告リクエストにパーソナライズされていない広告シグナルを含めるか、欧州経済領域のすべてのユーザーにパーソナライズされていない広告のみを配信するかを選択できます。なお、IAB の TCF 技術仕様サポートウェブでは、モバイルアプリの仕様はまだ確定していません。