アド マネージャーの Data Transfer で入札データを確認する（ベータ版）

この機能はベータ版です
ベータ版の機能は、ネットワークによってはご利用になれない場合があります。この機能の一般公開の時期については、リリースノートをご覧ください。

アド マネージャーの Data Transfer で、広告枠に対する各オークションの詳細を確認できるようになりました。

NetworkBackfillBids ファイルで、広告枠に対する Open Bidding と認定バイヤーの個々の入札情報を、落札したかどうかに関係なく確認できます。データはイベントが記録されてから 15 時間以内に配信されます。

注: 購入者が複数のオークション パッケージの取引で 1 回のオークションに対して同じ価格で複数の入札を設定している場合がありますが、それらは Data Transfer ではレポートされません。こうした入札では、レポートに類似の行が表示される場合がありますが、重複した入札として解釈しないでください。

利用開始の方法をご確認ください。

NetworkBackfillBids ファイルのフィールド

フィールド名	説明
AdUnitId	クリエイティブが配信された広告枠の広告ユニットの ID。
AdxAccountId	広告クエリが配信された Ad Exchange（AdX）アカウントの ID。
AuctionType	値が "1" の場合は、第三者の Open Bidding オークションであることを示します。値が "2" の場合は、Ad Exchange からの入札であることを示します。
BidAdvertiser	広告主の名前。落札者に関する情報は削除されます。
BidBidder	入札者のアカウント名。
BidBuyer	購入者のネットワーク名。
BidDealId	このインプレッションに適用された取引 ID。適用された取引がない場合は空白になります。
BidDealType	取引のタイプ。"Private auction"、"Preferred deal"、"Programmatic guaranteed"、"EB auction package"、または空白（取引が適用されていない場合）になります。
BidPrice	この入札に対する、収益分配計算後の提示価格。アド マネージャー ネットワークのデフォルト通貨で表示されます。落札単価は四捨五入されます。
BidRejectionReason	入札が競り負けた理由、またはオークションに参加しなかった理由。返される可能性のある値は以下のとおりです。 "Winner": いかなる理由でも却下されなかったため、落札した場合。 "Outbid": オークションの他の候補または競合する広告サーバーの広告申込情報に競り負けた場合。 "Floor": CPM がパブリッシャー様の指定した最小価格を下回ったため、落札できなかった場合。 "Optimized pricing": 価格設定の最適化により設定された最小価格を、入札単価が下回っていた場合。 "No consent": 関連付けられた GDPR の広告技術プロバイダがユーザーの同意を得ていないため、落札できなかった場合。 "Unidentified vendor": GDPR の広告技術プロバイダが識別されなかったため、落札できなかった場合。 "Publisher blocked": パブリッシャー様の設定によりブロックされたため、落札できなかった場合。これには、既存の設定（保護設定など）が原因で入札が除外された場合や、入札が明示的に許可されていない場合（優先交渉権のトラフィックのみが対象であるにもかかわらず、入札が優先交渉権のルールに適合しない場合など）も含まれます。 "Other": 上記以外の理由（URL によるフィルタなど）により、またはオークションの最低予約料金（0.05 ドルの入札単価）を下回ったため、落札できなかった場合。
BidSellerReservePrice	統一価格設定ルールの購入者ごとの最小価格。落札者に関する情報は削除されます。
BidYieldGroupCompanyId	アド マネージャーの収益グループで入札を行った収益パートナーの ID。Ad Exchange の場合、または該当しない場合は空白になります。落札者に関する情報は削除されます。
BidYieldGroupNames	リクエストに適合したアド マネージャーの収益グループの名前。該当しない場合は空白になります。落札者に関する情報は削除されます。
Country	ユーザーの IP アドレスに関連付けられている国の名前。
CountryId	ユーザーの国に割り当てられている数値 ID。API を使用して照合できます。
DeviceFamily	イベントが発生したデバイス。デバイスの種類でグループ化されます。返される可能性のある値は以下のとおりです。 "Mobile" "Desktop" "Other"
KeyPart	ハッシュ化された AdQuery の query_id。クエリまたは入札オークションを一意に識別するために使用されます。
LineItemId	配信されたアド マネージャー広告申込情報の数値 ID。
MobileAppId	広告をリクエストしたモバイルアプリ ID（ある場合）。 Android の場合はパッケージ名 iOS の場合は整数
OptimizationType	リクエストを満たすときに適用された最適化のタイプ。返される可能性のある値は以下のとおりです。 "Optimized Competition" "First Look" "Target CPM" 最適化タイプがない場合は空白
OrderID	配信された広告申込情報とクリエイティブを含むアド マネージャーのオーダーの数値 ID。
OSFamily	ユーザーのデバイスにインストールされているオペレーティング システムが属しているグループ。返される可能性のある値は以下のとおりです。 "Apple iOS" "Android" "Other"
Time	ネットワークのローカル タイムゾーンでのイベントの時刻（24 時間形式）。時間単位で切り捨てられます。
TimeUsec2	クエリの Unix 時間（エポック時間ともいいます）。時間単位で切り捨てられます。